ずん
「ニデックが2500億円の減損とか、もうこれ会社終わりじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「終わりではないでやんすが、相当ヤバいでやんすね。売上の先食いというのは、まるで来月の給料を今月使い込むようなものでやんす」
やきう
「ワイの会社もやっとるで。期末になると『今期の売上にしろ』って上から圧力かかるんや」
でぇじょうぶ博士
「普通ではないでやんす。ただ、永守氏の『すぐやる、必ずやる、できるまでやる』という三原則が、現場に『何が何でも数字を作れ』というプレッシャーになっていた可能性があるでやんす」
やきう
「草。できるまでやるって、不正してでもやれってことやんけ」
ずん
「でも『必ず正しくやる』を追加したって言ってたのだ」
でぇじょうぶ博士
「それは後付けでやんすね。イタリア子会社の関税不払いから始まって、中国の購買一時金問題、そして減損処理の問題と、次から次へと出てくるでやんす。まるで玉ねぎの皮を剥くように、剥いても剥いても問題が出てくるでやんす」
やきう
「2億円の購買一時金の不正から調べたら2500億円の減損って、どんだけ隠しとったんや」
ずん
「配当も分配可能額を超えてたって書いてあるのだ。これって何がヤバいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えば、実際には儲かってないのに『儲かってます』と嘘をついて配当を出していたということでやんす。三洋電機という前例があって、金融庁から制裁を受けているでやんすから、ニデックも知らなかったでは済まないでやんす」
やきう
「株主は配当もらって喜んどったのに、実は会社の金食い潰しとっただけとか、詐欺やん」
でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんすが、実際に回収するのは難しいでやんすね。むしろ今の株主が損をするでやんす」
やきう
「ワイ、ニデックの株持っとったわ。売っといてよかったで」
ずん
「やきうは引きこもりニートって設定じゃなかったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、今回の問題の本質は企業風土でやんすね。短期的な収益重視が行き過ぎて、『数字さえ達成すれば何でもあり』という文化が根付いていたと考えられるでやんす」
ずん
「でも創業者の永守さんってすごい経営者って聞いたことあるのだ」
でぇじょうぶ博士
「確かに永守氏は名経営者でやんすが、カリスマ経営者の問題は、その手法が行き過ぎると組織が暴走することでやんす。『できるまでやる』が『不正してでもやる』に変質してしまったでやんすね」
やきう
「岸田社長も大変やな。創業者が作った風土を否定せなあかんとか」
ずん
「これから他にも不正が出てくる可能性があるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「十分あり得るでやんす。第三者委員会の調査は続いているでやんすし、2500億円という数字も『最大』という表現なので、確定ではないでやんす。もっと増える可能性もあるでやんす」
ずん
「でもニデックって日本を代表する企業じゃないのだ?潰れないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、すぐに倒産ということはないでやんすが、信用は大きく毀損されたでやんす。取引先も金融機関も警戒するでやんすから、今後の経営は厳しくなるでやんす」
やきう
「日本企業ってこんなんばっかやな。東芝も不正会計やっとったし」
でぇじょうぶ博士
「ずんには投資する金がないでやんす」
でぇじょうぶ博士
「今回の問題で重要なのは、企業ガバナンスの強化でやんす。監査委員会が機能していなかった可能性が高いでやんすし、内部統制も甘かったと考えられるでやんす」
でぇじょうぶ博士
「それが問題でやんす。形だけの組織になっていた可能性があるでやんす。日本企業の社外取締役や監査委員は、しばしば『お飾り』になりがちでやんすからね」
やきう
「要するに身内で固めとったってことやろ。チェック機能働くわけないわ」
でぇじょうぶ博士
「根本的には企業文化の改革が必要でやんすが、それには時間がかかるでやんす。まずは経営陣の刷新と、透明性の高い情報開示が必要でやんすね」
でぇじょうぶ博士
「トップの責任は免れないでやんす。知らなかったでは済まないでやんすからね。ただ、岸田氏は問題を公表して第三者委員会を設置したでやんすから、隠蔽しようとはしていないでやんす」
やきう
「公表せざるを得んかっただけやろ。イタリアの関税不払いでバレたんやから」
でぇじょうぶ博士
「企業の不正というのは、一つ見つかると芋づる式に出てくるでやんす。今回もその典型でやんすね」
やきう
「ワイの会社も調べたらヤバいことになりそうや」
でぇじょうぶ博士
「まあ、今後のニデックがどう再生していくかは注目でやんすね。日本の製造業の信頼回復のためにも、徹底的な調査と改革が必要でやんす」
ずん
「ボクが社長だったら、まず全社員に『正直に申告してね☆』ってメール送るのだ!それで解決なのだ!」