ずん
「アスクルが情報漏洩したらしいのだ。これって何が漏れたら一番ヤバいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。個人情報と取引先情報が漏れたでやんす。まるで会社の金庫と顧客名簿を同時に盗まれたようなもんでやんす。」
やきう
「ランサムウェアって、ワイでも知っとるわ。要するにデータ人質ビジネスやろ?ハッカーも楽な商売しよるで。」
かっぱ
「10月19日に感染して31日に発表か。12日も何しとったんや。隠蔽工作でもしとったんちゃうか。」
ずん
「でもさ、アスクルって大企業なのだ。セキュリティとかガチガチじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが落とし穴でやんす。大企業ほど油断するでやんす。まるで高級車に乗ってシートベルトしないようなもんでやんすよ。」
やきう
「つーか、バックアップ取ってなかったんか?情弱すぎやろ。ワイでもクラウドに自動バックアップしとるで。」
かっぱ
「お前、バックアップしてんのエロ画像だけやろ。アスクルさんと一緒にすな。」
ずん
「じゃあボクの住所とか注文履歴も漏れたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は高いでやんす。あなたが何月何日にトイレットペーパーを大量購入したかも、闇市場で売買されてるかもしれないでやんすよ。」
やきう
「トイレットペーパー大量買いとか、コロナ禍の買い占め民やん。恥ずかしい履歴バレるのキツいな。」
ずん
「ボクそんなの買ってないのだ!...あ、でも痔の薬は買ったのだ。」
でぇじょうぶ博士
「冗談はさておき、深刻なのは企業の取引先情報でやんす。BtoB取引の詳細が漏れれば、商談の内容や価格交渉まで筒抜けでやんすからね。」
やきう
「つまり、競合他社に塩送ってるようなもんか。これ株価ガタ落ちやろな。ワイ、空売りしとけばよかったわ。」
かっぱ
「お前、それインサイダーやろ。逮捕されるで。」
ずん
「でもハッカーって捕まえられないのだ?IPアドレスとか追跡できないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。現代のハッカーは世界中のサーバーを経由して、まるで忍者のように姿を消すでやんす。ロシアや北朝鮮から攻撃されたら、もはや手の打ちようがないでやんすよ。」
やきう
「北朝鮮のハッカー部隊とか、マジでエリート集団らしいで。国家事業やからな。日本のIT土方とはレベルが違うわ。」
かっぱ
「IT土方って...お前も将来その道やろ。自分で自分の首締めてどないすんねん。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?もうネット通販使えないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「極論でやんすね。大事なのはリスク分散でやんす。複数のサービスを使い分けて、一つのカゴに全ての卵を入れないことでやんす。」
やきう
「つーか、クレカ情報も漏れてたらシャレにならんで。不正利用されまくりやろ。請求書来て初めて気づくパターンや。」
かっぱ
「クレカ会社も大変やな。不正利用の補償でえらいことになるで。結局そのコスト、年会費に跳ね返ってくるんやろな。」
ずん
「うわぁ...じゃあ被害者なのに結局損するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。まるで泥棒に入られた上に、警備会社の料金まで値上げされるようなもんでやんす。理不尽でやんすが、それが現実でやんすよ。」
やきう
「アスクルは補償するんかな?『誠意を持って対応します』とか言うだけで、実際には雀の涙程度のクオカード配って終わりちゃうか。」
かっぱ
「500円のクオカードもろて喜ぶ奴おるんかいな。バカにしとるやろ。」
ずん
「でも企業側も被害者なのだ。ハッカーが悪いのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かにハッカーは悪でやんす。でも、セキュリティ対策を怠った企業にも責任はあるでやんす。まるで鍵をかけずに家を出て、泥棒に入られたようなもんでやんすからね。」
やきう
「ワイ的には、情報セキュリティ担当者が一番ヒエヒエやと思うわ。これ懲戒解雇コースやろ。履歴書に傷つくで。」
かっぱ
「担当者一人の責任ちゃうやろ。組織全体の問題や。トカゲの尻尾切りはアカンで。」
ずん
「じゃあこれからどうなるのだ?もうアスクル使えないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、むしろこれを機に超強固なセキュリティになる可能性があるでやんす。一度大火傷した子供は二度と火に近づかないでやんすからね。」
やきう
「でも信頼回復には時間かかるやろな。ワイなら当分Amazon使うわ。あっちも大概やけど。」
かっぱ
「Amazonも過去に情報漏洩あったやろ。結局どこ使っても一緒や。完璧なセキュリティなんて存在せえへんねん。」
ずん
「じゃあボクたちは諦めて生きるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「諦めるというより、リスクと共存するでやんす。自動車事故のリスクがあっても車に乗るのと同じでやんすよ。ただし、シートベルトは締めるでやんす。」
やきう
「シートベルトって具体的に何や?二段階認証とか、パスワード使い回さんとか、そういうことか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。あとは怪しいメールは開かない、定期的にパスワード変更する、これだけでもかなり違うでやんす。」
かっぱ
「でもなぁ、パスワード管理めんどくさいねん。全部同じにしたらアカンのは分かっとるけど、覚えられへんねん。」
ずん
「ボクなんて全部『password123』なのだ。シンプルで覚えやすいのだ。」
やきう
「お前、それ世界で一番使われてるクソパスワードやぞ。ハッカーが最初に試すやつや。今すぐ変えろ。」
でぇじょうぶ博士
「パスワード管理ツールを使えばいいでやんす。まるで鍵束を一つのキーホルダーにまとめるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「でもそのパスワード管理ツール自体がハッキングされたらどないすんねん。結局イタチごっこやん。」
ずん
「もう全部現金払いに戻せばいいのだ!デジタル危険なのだ!」
やきう
「それ原始時代に戻るようなもんやぞ。お前、コンビニで100円の買い物するのに小銭ジャラジャラ出すんか?」
でぇじょうぶ博士
「極端な話、完全なセキュリティを求めるなら、インターネットを使わないことでやんす。でもそれは現代社会で生きることを放棄するのと同じでやんすよ。」
かっぱ
「つまり、便利さとリスクはセットやってことやな。うまい話には裏があるんや。」
ずん
「じゃあ結局、ボクたちはハッカーの餌食になるしかないのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「悲観的すぎるでやんす。大事なのは、リスクを理解した上で、賢く付き合うことでやんす。保険に入るのと同じでやんすよ。」
やきう
「でもアスクルは保険入ってたんかな?サイバー保険ってあるらしいけど、保険金出るんか?」
かっぱ
「保険会社も渋るやろな。『セキュリティ対策が不十分やった』とか言うて、支払い拒否するんちゃうか。」
ずん
「保険会社ずるいのだ!困ってる時に助けないなんて詐欺なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まぁ保険会社も商売でやんすからね。払いたくないのが本音でやんす。まるで晴れの日に傘を貸して、雨の日に返せと言うようなもんでやんす。」
やきう
「ワイ、この事件でアスクルの株空売りしようと思うんやけど、どう思う?」
かっぱ
「お前、さっきも同じこと言うてたやろ。どんだけ空売りしたいねん。」
ずん
「空売りって何なのだ?株を売るのだ?持ってないのに売れるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「空売りは、株価が下がると予想して、借りた株を先に売って、後で安く買い戻して差額で儲ける手法でやんす。まるで未来から商品を取り寄せて、今の高い値段で売るようなもんでやんすよ。」
やきう
「そうや。アスクルの株価は絶対下がるから、今が稼ぎ時やねん。ハハッ、他人の不幸で飯がうまい!」
かっぱ
「お前、性格腐っとるな。そういう考えやから童貞なんやで。」
ずん
「でも株って難しそうなのだ。ボクには無理なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「賢明な判断でやんす。株は博打と同じでやんす。特に空売りは、損失が無限大になる可能性があるでやんす。まるでブレーキのない車で高速道路を走るようなもんでやんすよ。」
やきう
「大丈夫や、ワイは天才やから。損切りラインも設定しとるし、完璧や。」
かっぱ
「お前、その『完璧』が一番危ないねん。過信は破滅の始まりやで。」
ずん
「話戻すけど、アスクルはこれからどうするのだ?潰れちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「潰れはしないでやんすが、信頼回復には時間がかかるでやんす。おそらく数年単位でやんすね。その間、顧客離れは避けられないでやんす。」
やきう
「ライバル企業はウハウハやろな。アスクルの客を根こそぎ奪うチャンスや。ビジネスは戦争やで。」
かっぱ
「でも、他の企業も明日は我が身やろ。笑ってられへんで。次は自分らがやられるかもしれへんねんから。」
でぇじょうぶ博士
「不幸というより、これが新しい日常になるでやんす。サイバー攻撃は今後も増え続けるでやんす。まるで風邪のように、誰でもいつでもかかる可能性があるでやんすよ。」
やきう
「つまり、セキュリティ関連の株を買えばええってことか。ワイ、天才すぎるやろ。」
かっぱ
「お前、さっきアスクル空売りするって言うてたやん。どっちやねん。」
ずん
「やきうは優柔不断なのだ。ボクを見習うべきなのだ。」
やきう
「お前に言われたくないわ。お前、昼飯決めるのに30分かかるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まぁまぁ、落ち着くでやんす。この事件から学ぶべきは、セキュリティは一度整えたら終わりではなく、常にアップデートし続けなければならないということでやんす。」
かっぱ
「アップデートか。スマホのアップデートすらめんどくさくて放置しとるわ。あかんな。」
ずん
「ボクもアップデート通知来るけど、いつも『後で』押してるのだ。そのまま忘れるのだ。」
やきう
「お前ら、それが一番危ないねん。アップデートには脆弱性の修正が含まれとるんやで。放置するのはセキュリティホール放置してるのと同じや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。アップデートを怠るのは、まるで家の鍵が壊れてるのを放置するようなもんでやんす。泥棒さん、どうぞお入りくださいと言ってるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「でもアップデート後に不具合出ることもあるやん。だから様子見するんや。」
ずん
「そうなのだ!前アップデートしたら動作が重くなったのだ!」
やきう
「それ、お前のスマホが化石やからやろ。いつまでiPhone 6使っとるねん。」
でぇじょうぶ博士
「確かにアップデートで不具合が出ることもあるでやんす。でも、セキュリティリスクと天秤にかけたら、アップデートした方が安全でやんす。」
かっぱ
「結局、完璧な解決策なんてないってことやな。リスクとメリットを比較して、マシな方を選ぶしかないんや。」
ずん
「難しすぎるのだ...ボク、もうネット使うの辞めようかなのだ...」
やきう
「お前、昨日もそれ言うてたやん。でも結局、夜中までYouTube見とったやろ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ、結局人間は便利さには勝てないでやんす。リスクがあっても、便利なら使い続けるでやんす。それが人間の性でやんすよ。」
かっぱ
「まぁそういうことやな。アスクルも、この事件を乗り越えて、より強固なシステムを作り上げることを期待するしかないわ。」
やきう
「期待しても無駄やで。結局また同じこと繰り返すんや。人間は学ばへん生き物やからな。」
ずん
「じゃあボクたちは何もできないのだ?ただ指くわえて見てるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「できることはあるでやんす。自衛するでやんす。パスワード管理、二段階認証、怪しいメールは開かない。基本的なことを徹底するだけで、かなりリスクは減らせるでやんすよ。」
かっぱ
「まぁ、できることからコツコツやるしかないわな。完璧は無理でも、ちょっとでもマシにすることはできるんや。」
ずん
「でもめんどくさいのだ...ボク、そういうの苦手なのだ...」
やきう
「お前、それで情報漏洩して泣くんやろ?学習能力ゼロやな。」
ずん
「泣かないのだ!...多分泣かないのだ...もしかしたら泣くかもしれないけど、その時考えるのだ!今は面倒なことしたくないのだ!」