ずん
「コンビニにクマが来る時代なのだ!もう終わりだよこの国!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、ずん君。これは深刻な問題でやんすよ。クマの出没件数は年々増加傾向にあるでやんす。」
やきう
「ワイの地元じゃクマなんて見たことないで。都会もんは大変やな。」
ずん
「やきうは引きこもりだから外出ないだけなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「実はクマの出没は地方だけの問題じゃないでやんす。人間の生活圏が拡大して、クマの生息域と重なってきてるでやんすからね。」
やきう
「ほーん。で、ローソンはどんな対策するんや?」
でぇじょうぶ博士
「基本方針を策定したとのことでやんすが、具体的な内容はまだ不明でやんす。恐らく店舗周辺の環境整備やゴミ管理の徹底などが含まれると予想されるでやんす。」
ずん
「ゴミ管理って、要するにクマに餌をあげないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!クマは雑食性で、人間の残飯も大好物でやんすからね。まるで深夜のコンビニに集まる酔っ払いみたいなもんでやんす。」
やきう
「ほな、ワイみたいに家から出なければ安全ってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、本当に効果的な対策となると難しいでやんすね。電気柵を設置するにも費用がかかるでやんすし、捕獲・駆除には倫理的な問題もあるでやんす。」
やきう
「倫理的?クマが人襲うんやったら駆除するしかないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それが単純な話じゃないでやんす。クマは生態系の重要な一員でやんすし、そもそも人間が彼らの生息域を侵食したことが問題の根本でやんすからね。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?人間がクマに土地を返せばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理想的にはそうでやんすが、現実的には不可能でやんす。だからこそ、共存のための知恵が必要でやんすね。」
やきう
「共存て。クマと仲良くコンビニで買い物する未来が来るんか?」
ずん
「それはそれで面白そうなのだ!クマもローソンのポイントカード作れるようになったりして!」
でぇじょうぶ博士
「...それは流石にないでやんす。」
やきう
「しかし、コンビニがクマ対策の基本方針を策定するって、ある意味すごい時代やな。」
でぇじょうぶ博士
「まったくでやんす。昔は強盗対策くらいでよかったのに、今やクマ対策まで必要とは、コンビニ経営も大変でやんすね。」
ずん
「でも博士、クマって実は臆病な動物なのだって聞いたことあるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!基本的にクマは人間を避けるでやんす。ただし、餌に困っていたり、子連れだったりすると攻撃的になるでやんすけどね。」
やきう
「つまり、腹ペコで子育て中のクマが一番ヤバいってことか。ワイの母ちゃんみたいやな。」
でぇじょうぶ博士
「とにかく、ローソンの対策が他のコンビニチェーンにも広がることを期待するでやんす。クマ問題は一企業だけでは解決できないでやんすからね。」
やきう
「政府も緊急銃猟の拡大適用とか言うてるみたいやけど、それってどうなん?」
でぇじょうぶ博士
「まるで戦時中の竹槍訓練みたいな対症療法でやんすね。根本的な解決にはならないでやんす。必要なのは、人間とクマの生活圏を適切に分ける長期的な計画でやんす。」
ずん
「難しすぎるのだ...。もうボク、クマのいない都会に引っ越すのだ!」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。都会にもハクビシンやアライグマが出没するでやんすよ。逃げ場なんてないでやんす。」
やきう
「ほな、ワイみたいに家に引きこもるのが最強ってことやな。」
ずん
「それはクマ対策じゃなくて人生の放棄なのだ!...って、あれ?もしかしてボクも同じようなもんなのだ?」