ずん
「都会に子グマって、これ完全に時代が逆行してるのだ!文明が敗北した証拠なのだ!」
やきう
「ワイ、これ見て思ったんやけど、岩手銀行の警備ザルすぎやろ。子グマに突破される防犯システムって何の意味があるんや。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。でも実は都市部へのクマ侵入は近年急増してるでやんす。2023年の人身被害は過去最多を記録してるでやんすよ。」
かっぱ
「いや待てや。親グマが行方不明ってところがヤバすぎるやろ。子グマ捕まえて『はい解決』ちゃうで。」
ずん
「親グマって今どこにいるのだ?もしかして...ボクの家の近くとか...?」
やきう
「お前の家なんか襲う価値もないわ。クマも『貧相な家やな』言うて素通りやで。」
でぇじょうぶ博士
「統計的には、親グマは子を守るために近隣を徘徊してる可能性が高いでやんす。つまり盛岡市民は今、見えない恐怖と共存してるわけでやんす。」
かっぱ
「吹き矢で麻酔って、まるで映画のシーンやん。獣医師さんもまさか都会のど真ん中で狙撃手になるとは思ってへんかったやろな。」
ずん
「でも3時間半も駐車場に籠城って、子グマも怖かったんだろうなのだ...」
やきう
「センチメンタルになっとる場合かボケ。9月以降クマ出没が相次いでるって、これもう盛岡は戦場やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。背景には森林伐採や餌不足があるでやんす。人間が自然を追い詰めた結果、クマが逆襲してきたようなもんでやんす。」
かっぱ
「保護者が登校に付き添いって、もはや紛争地域の対応やん。平和な日本はどこ行ったんや。」
ずん
「じゃあボク、もう外出しないのだ!引きこもりが最強の防衛策なのだ!」
やきう
「お前はクマが来る前から引きこもっとるやろ。今さら理由つけんな。」
でぇじょうぶ博士
「実はクマとの共存には『クマスプレー』や『鈴』などの対策があるでやんす。でも都会の真ん中で鈴鳴らして歩くのは、別の意味でヤバい人でやんすけどね。」
かっぱ
「71歳のおばあちゃんが『外歩くの怖い』言うとるのに、行政は広報車とSNSだけって対応薄すぎやろ。」
ずん
「でも冷静に考えたら、子グマって可愛いのだ。ペットにしたいのだ。」
やきう
「お前アホか。可愛いからって飼えるんやったら、ワイも可愛い女の子飼いたいわ。でも現実は誘拐で逮捕や。」
でぇじょうぶ博士
「そもそも鳥獣保護法で野生動物の飼育は違法でやんす。それにクマは成獣になると200キロ超えるでやんす。ずんが飼われる側になるでやんすよ。」
かっぱ
「つーか親グマ、今頃どこで何してんねやろな。コンビニで買い物しとったりして。」
ずん
「もしボクが親グマだったら、子ども取り返しに来るのだ...ってことは銀行襲撃あるのだ!?」
やきう
「強盗じゃなくて救出作戦やんけ。むしろ親子愛溢れるいい話になっとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「実際、親グマは数キロ圏内を探し回る習性があるでやんす。だから盛岡市民は当分、クマとの遭遇リスクを抱えて暮らすことになるでやんすねぇ。」
かっぱ
「しかし地下駐車場に侵入って、クマも駐車券取ったんかな。ゲート突破したんやったら器物損壊で逮捕やで。」
ずん
「でもこれ、子グマの方も迷子で困ってたんだろうなのだ。『ママどこー!?』って泣きながら地下に迷い込んだのだ...」
やきう
「お前、クマに感情移入しすぎやろ。そんな優しい世界ちゃうぞ現実は。」
でぇじょうぶ博士
「とはいえ、この事件は人間社会の脆弱性を露呈したでやんす。官庁街という要所が、たった1頭の子グマで機能停止寸前になったでやんすからね。」
かっぱ
「まあ確かにな。テロリストじゃなくて子グマってのが、逆に平和を感じさせるわ。」
ずん
「じゃあボクも子グマのふりして会社休めるのだ!『すみません、今日クマになったので出社できませんのだ』って!」