ずん
「50年ローンって、もはやローンじゃなくて人生そのものなのだ!これ完済する頃には孫に相続させる気満々じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おっと、ずんくん。実は50年ローンは完済を目指すものではないでやんす。途中で借り換えたり、住み替えたりするのが前提の金融商品でやんすよ。」
やきう
「はぁ?それってつまり、一生金融機関の養分になるってことやんけ。ワイは賃貸で正解やったわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、賃貸も家賃という名の永久ローンでやんすけどね。違いは、持ち家は最終的に資産になる可能性があることでやんすが...」
ずん
「可能性って何なのだ!それってギャンブルと一緒じゃないのだ!しかも50年も賭け続けるとか、パチンコ依存症より重症なのだ!」
やきう
「そもそもやな、35年ローンでも地獄やのに50年て。お前ら80歳で完済する気か?その頃には家もボロボロやろ。」
でぇじょうぶ博士
「実際、建築コストの高騰で若者の購入意欲を維持するため、月々の支払額を下げる工夫でやんす。4000万円の家を35年で組むと月11万円、50年なら月8万円になるでやんすからね。」
ずん
「じゃあ質問なのだ。その3万円の差のために15年も余分に払い続けるって、トータルではいくら損するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「金利1%として計算すると...総返済額で約600万円の差が出るでやんす。まるで高級車一台分を金融機関にプレゼントするようなもんでやんすね。」
やきう
「草。これ完全に情弱ビジネスやん。月々の支払額しか見えてないアホから搾り取る仕組みやろ。」
ずん
「でも博士、記事には『金利上昇で返済額増える』って書いてあるのだ。変動金利だったらもっとヤバいってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。50年という長期間、金利が上がらないと信じるのは、50年間雨が降らないと信じるようなもんでやんす。日銀の政策次第では地獄を見るでやんすよ。」
やきう
「しかもや、記事によると『地方都市では1年以上売れない住宅』もあるんやろ?つまり買った瞬間に資産価値暴落する可能性大やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「まさに負動産の誕生でやんす。特に人口減少地域では、将来的に買い手がつかない可能性も高いでやんすからね。50年後に売ろうとしても誰も欲しがらないでやんす。」
ずん
「じゃあボク、一生賃貸でいいのだ!持ち家なんてリスクしかないじゃないのだ!」
やきう
「ところがどっこい、記事には『手取り28万で家賃16万』の事例も載っとるで。賃貸も地獄やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「結局、どちらを選んでも地獄という、究極の二択でやんすね。持ち家は50年ローン地獄、賃貸は家賃という名の永久ローン地獄でやんす。」
ずん
「じゃあボクたち若者はどうすればいいのだ!?もう実家に一生住むしかないのだ!?」
やきう
「実家も親が50年ローン組んどったら、相続で負債背負わされるで。詰んどるやん。」
でぇじょうぶ博士
「唯一の正解は、都心の駅近中古マンションを35年以内のローンで買うことでやんす。資産価値が下がりにくく、いざとなれば売却できるでやんすからね。ただし、それができる人は限られてるでやんすが...」
ずん
「結局お金持ちしか勝てないシステムなのだ!ボクたちはずっと搾取され続ける運命なのだ!むむむ...じゃあボクは段ボールハウスで暮らすのだ!」
ずん
「もう、テントで日本一周しながら生きていくのだ!これが令和の新しいライフスタイルなのだ!...でもボクずん賢くて優秀なエリート会社員だから、会社に泊まり続ければ家いらないのだ!」