ずん
「gooが終わるって、これマジでヤバくね?ボクの青春が消えるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「青春...?ずんはまだ検索エンジンなんて使ってなかった年齢でやんすよ。」
やきう
「ワイはバリバリ使ってたで。Yahoo!とgooで検索結果比べるのが日課やったわ。」
ずん
「え、そんな時代あったのだ?今はGoogle一択じゃないっすか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。1997年開設のgooは、日本語検索の草分けでやんした。でも結局、Googleという黒船に完全に駆逐されたわけでやんす。」
やきう
「28年も粘ったんやからええやろ。むしろよう持った方や。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの推測では、利用者の大半は『gooが初期画面に設定されてることに気づいてない人』でやんすね。」
ずん
「じゃあ実質、死んでたようなもんなのだ。ゾンビサービスだったわけっすね。」
でぇじょうぶ博士
「ゾンビというより、植物状態でやんすかね。生命維持装置につながれた状態で延命してたというか...」
ずん
「でもさ、こういう古いサービスが終わるの、なんか寂しいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは『デジタル考古学』的な感傷でやんすね。実際、インターネットって墓場だらけでやんすよ。個人サイトとか、放置されたブログとか...」
やきう
「ワイの黒歴史サイトもどっかに残っとるんやろな...消したいわ。」
ずん
「博士のサイトもどこかにあるのだ?『モテない男の研究日記』とか?」
でぇじょうぶ博士
「...そんなサイト作ってないでやんす。おいらは研究に集中してるでやんす。」
ずん
「でもこれ、NTTドコモが運営してたんでしょ?大企業なのに、なんで終わるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そりゃ、赤字垂れ流しでやんすからね。大企業だからこそ、無駄を切り捨てる必要があるでやんす。まるで、太った象がダイエットで足を切り落とすようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ次は何が終わるのだ?Yahoo!とか?」
でぇじょうぶ博士
「Yahoo! JAPANはまだ強いでやんすよ。ニュースとかオークションとか、別のサービスで稼いでるでやんすからね。検索だけだったgooとは違うでやんす。」
やきう
「というかな、検索エンジンって今や誰でも作れるんやで。ChatGPTとか使えば一瞬や。」
ずん
「え、マジ?じゃあボクも検索エンジン作って大儲けできるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「無理でやんす。作るのは簡単でも、ユーザーを集めるのが地獄でやんす。Googleに勝つには、まず100億ドルの広告費が必要でやんすね。」
ずん
「博士、じゃあこのニュースで一番ヤバいのは何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは『デジタル遺産の消失』でやんす。gooに保存されてた検索履歴とか、ブックマークとか、全部消えるでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「ヤバいでやんすね。でも、もっとヤバいのは、『誰も気にしてない』ってことでやんす。」
ずん
「確かに...ボクもgooのアカウント持ってたかどうかすら覚えてないのだ。」
やきう
「つまり、みんな死んだことにすら気づかれへん存在やったってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。インターネットの世界では、忘れられることが最大の死でやんすから。」
ずん
「じゃあgooは、静かに消えていく運命だったのだ...」
やきう
「いや待てや。日経平均が5万円突破したって方がもっとニュースやろ。」
ずん
「あ、それもあったのだ!すっかり忘れてたっす。」
でぇじょうぶ博士
「それこそ、まさに現代人の縮図でやんすね。経済ニュースより、懐かしいサービスの終了の方が気になるでやんす。」
やきう
「つまり、みんな金より思い出ってことか。美しい話やな。」
ずん
「でも博士、株価5万円ってヤバくないっすか?バブルなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「バブルかどうかは誰にもわからんでやんす。でも、歴史的に見れば、急騰の後には必ず急落があるでやんすよ。」
やきう
「ワイはもう投資やめたわ。損しかせえへん。」
でぇじょうぶ博士
「おいらは研究費を全部研究に使うでやんす。株なんて博打はしないでやんす。」
ずん
「あと、クマのニュースもヤバいのだ!自衛隊が出動するかもとか...」
でぇじょうぶ博士
「ああ、秋田県の件でやんすね。クマ駆除に自衛隊とは、まるで戦争でやんす。」
やきう
「いや、ほんまにヤバいんやで。人死んどるし。」
でぇじょうぶ博士
「それは複合的な要因でやんすね。温暖化で冬眠が乱れたり、山の食料不足だったり...あと、ハンターの高齢化も大きいでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「おらんでやんす。だって危険だし、金にならんし、クレーマーに叩かれるし...誰がやるんでやんすか。」
ずん
「じゃあボクがハンターになって一攫千金を狙うのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんは初日でクマに食われるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、今回のニュースをまとめると、『終わるもの』と『始まるもの』の交差点でやんすね。gooは終わり、株価は新時代へ、そしてクマ問題は深刻化...」
でぇじょうぶ博士
「それは『誰も気づいてないこと』でやんすよ。gooが終わっても誰も困らない。株価が上がっても庶民には関係ない。クマが出ても都会人には無関係...」
ずん
「うーん...深いのだ。でもボク、明日も普通に会社行くっすよ。」
でぇじょうぶ博士
「...それが一番の問題でやんす。」
ずん
「...あ、そうだったのだ。じゃあ明日も家でゴロゴロするっす!gooの思い出でも振り返りながらね!」