ずん
「卵が高いって話題になってるけど、ボクの給料より高騰率高いのだ!」
やきう
「お前の給料、そもそも上がる要素あるんか?毎日定時ダッシュしとるやんけ。」
ずん
「う...。でもさ、卵が1.5倍って、ボクのモチベーションの1.5倍くらいヤバイのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、それは大変でやんすね。卵の価格高騰には複数の要因があるでやんす。まず燃油と飼料の価格上昇、そして鳥インフルエンザによる大量殺処分。さらに異例の猛暑が鶏の食欲を低下させ、産卵数が減少したでやんす。」
やきう
「要するに、鶏が夏バテして卵産まんくなったってことやろ?ワイと一緒やん。暑いと働く気なくすわ。」
ずん
「鶏ですら夏バテするのに、ボクが夏バテしちゃダメなんて差別なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ずん君は一年中バテてるでやんすけどね。」
ずん
「(...今のスルーしてやるのだ)ところで、1キロ325円ってどれくらいなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「Mサイズの卵は1個約60gでやんすから、1キロだと約17個。つまり1個あたり約19円でやんす。2023年春の『エッグショック』時と同水準でやんすね。」
やきう
「19円か...。ワイの1時間の労働より安いやんけ。いや待て、ワイニートやった。」
ずん
「やきう、自爆してるのだ。でもさ、ケーキ屋さん大変なのだ!特にこれからクリスマスシーズンなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。川崎日航ホテルのパティシエは1回の仕込みで2.3キロの卵を使い、20台近くのスポンジを作るでやんす。仕入れ価格が5割増となれば、経営への打撃は相当なものでやんすよ。」
やきう
「でも値上げしたら客が離れるし、値上げせんかったら赤字やし、どっちに転んでも地獄やな。」
ずん
「じゃあボクがケーキ我慢すれば、需要が減って価格下がるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君一人が我慢しても、日本全体の需要には全く影響ないでやんす。むしろずん君の人生に悪影響しかないでやんすね。」
ずん
「でも鳥インフルエンザって去年の話なのだ?なんで今も影響してるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鶏は孵化してから産卵を始めるまで約5ヶ月かかるでやんす。大量殺処分されると、その穴を埋めるには相当な時間が必要なんでやんすよ。しかも今年の猛暑で追い打ちをかけられたでやんす。」
やきう
「つまり去年殺処分されて、今年育てたやつが夏バテして使い物にならんかったってことか。踏んだり蹴ったりやん。」
ずん
「鶏さんたちも大変なのだ...。でも『物価の優等生』って呼ばれてたのに、なんで急にこんなことになったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはでやんすね、卵の価格は基本的に生産コストに連動するでやんす。飼料の大部分は輸入トウモロコシでやんすから、国際市場の影響をモロに受けるでやんす。円安と穀物価格の上昇でダブルパンチでやんすよ。」
やきう
「なるほどな。つまり日本が貧乏になって円安進んで、さらに世界的に物価上がって、ワイらの食卓が直撃されとるってことか。」
ずん
「じゃあもう卵食べるのやめて、豆腐食べればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「豆腐の原料の大豆も輸入に頼ってるでやんすから、同じ運命でやんすよ。むしろタンパク質の選択肢が減るだけでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、君の部屋ワンルームでやんすよね?しかも庭なんてないでやんす。それに養鶏には飼料も必要でやんすし、結局同じ問題に直面するでやんす。」
やきう
「しかも騒音で隣人トラブル不可避や。ずんが鶏小屋で寝ることになるで。」
ずん
「むぅ...じゃあ政府は何してるのだ!税金払ってるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「政府は飼料価格の高騰対策として補助金を出してるでやんすが、焼け石に水でやんすね。そもそも鳥インフルエンザ対策や気候変動への対応は一朝一夕にはいかないでやんす。」
やきう
「つまり『頑張ってます』アピールだけで実効性はゼロってことやな。いつものパターンや。」
ずん
「じゃあこのままずっと卵高いままなのだ?クリスマスケーキ食べられないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「しばらくは厳しい状況が続くでやんすね。ただ、冬になって気温が下がれば鶏の産卵効率は回復するでやんす。問題は年末年始の需要期にどこまで供給が追いつくかでやんすね。」
やきう
「要するにクリスマスケーキは高くなるか品薄になるかの二択ってことやな。ワイには関係ないけど。」
ずん
「やきう、それ毎年一人で過ごしてるからなのだ?」
やきう
「...うるさいわ。一人の方が気楽なんじゃ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、長期的に見れば価格は落ち着くでやんすよ。ただし『物価の優等生』時代の水準には戻らない可能性が高いでやんす。これは構造的な問題でやんすからね。」
でぇじょうぶ博士
「円安、資源高、気候変動、これらが複合的に影響してるでやんす。一つ解決しても他が足を引っ張る状態でやんすね。まるで借金を返すために借金を重ねる多重債務者のようなものでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?諦めるしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「諦めるというより、受け入れるしかないでやんすね。卵を使わない料理を開拓するとか、卵の使用量を減らす工夫をするとか。あとは所得を増やす努力をするでやんす。」
やきう
「所得増やすって、ずんには無理ゲーやろ。定時退社が生きがいなんやから。」
ずん
「う...でもボクだってやればできるのだ!...たぶん。」
でぇじょうぶ博士
「その『たぶん』が全てを物語ってるでやんすね。」
ずん
「でもさ、洋菓子店の人たちはもっと大変なのだ。値上げしたら『高い』って文句言われて、値上げしなかったら経営が苦しくなるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。特に個人経営の店は価格転嫁が難しいでやんすね。大手チェーンは規模の経済で何とかなっても、小さな店は廃業の危機でやんす。」
やきう
「結局、弱いところから潰れていくんやな。資本主義の縮図やん。」
ずん
「じゃあボクが応援のためにケーキいっぱい買えばいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、君の給料でそれは無理でやんす。それに食べきれないでやんすし、そもそも太るでやんすよ。」
やきう
「しかもずん、卵高いって文句垂れてたやんけ。矛盾しとるで。」
でぇじょうぶ博士
「普通に買って普通に食べればいいでやんす。変に買い控えたり、逆に買い占めたりすると市場が歪むでやんす。冷静に対応することが一番でやんすよ。」
やきう
「まあ結局、ワイらができることなんて限られとるってことやな。」
ずん
「むぅ...なんか釈然としないのだ。もっとこう、パッと解決する方法ないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念でやんすが、経済問題に魔法の解決策はないでやんす。地道に対策を積み重ねるしかないでやんすね。」
やきう
「ずんが期待してたのは『明日から卵が半額!』みたいなやつやろ?そんなもんあるわけないやん。」
ずん
「ちぇー、つまんないのだ。じゃあボク、今年のクリスマスは卵料理じゃなくて寿司食べるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「寿司にも卵焼きがあるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「畜産も飼料価格の影響を受けてるでやんすから、肉も高騰してるでやんすよ。」
やきう
「海水温上昇で不漁続きやで。ニュース見てないんか。」
ずん
「うわあああ!!もう何も食べられないのだ!!」
でぇじょうぶ博士
「大げさでやんす。まだ食べられるものはたくさんあるでやんすよ。ただ、昔より高くなってるだけでやんす。」
やきう
「つまり『貧乏人は麦を食え』的な状況ってことやな。令和版で。」
ずん
「でも麦も輸入してるから高いのだ!詰んでるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「だから所得を増やす努力をするしかないでやんす。ずん君も残業とか副業とか考えてみたらどうでやんすか?」
ずん
「嫌なのだ!!ボクは定時で帰って好きなことするのが人生の目的なのだ!!」
ずん
「むぅ...でもクリスマスケーキは諦めたくないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「なら今から貯金するでやんす。月々少しずつ積み立てれば、クリスマスには買えるでやんすよ。」
やきう
「お前、マジで計画性ゼロやな。そら給料上がらんわ。」
ずん
「う...じゃあボク頑張って貯金するのだ!毎日100円ずつなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「100円×60日で6000円でやんすね。まあホールケーキ1個は買えるでやんす。」
やきう
「でもどうせ三日で挫折するで。ワイには見える。見えるで。」
ずん
「見えないのだ!ボクはやればできる子なのだ!たぶん!」
でぇじょうぶ博士
「またその『たぶん』でやんすね...。」
ずん
「とにかく!卵が高いのは分かったのだ!じゃあボクは代わりに豆腐でケーキ作るのだ!豆腐ケーキなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「豆腐ケーキも美味しいでやんすけど、それはケーキではなくスイーツの一種でやんすね。それに豆腐も値上がりしてるでやんすよ。」
ずん
「うわあああ!!もう全部高いのだ!!日本経済どうなってるのだ!!」
やきう
「お前が今更気づいたところで何も変わらんけどな。」
ずん
「じゃあボク、来年から卵養鶏場で働いて、社員割引で卵買うのだ!完璧な作戦なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「養鶏場の仕事は朝が早いでやんすよ。ずん君、毎朝5時起きできるでやんすか?」
ずん
「8時50分なのだ...始業9時なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「完全にアウトでやんすね。やはりずん君には無理でやんす。」
やきう
「つまり結局何も変わらんってことやな。卵は高いまま、ずんは貧乏なまま、ワイはニートのまま。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この卵問題は短期的には解決しないでやんす。消費者としては賢く付き合っていくしかないでやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「特売日を狙うとか、業務用スーパーを活用するとか、卵の使用量を減らすレシピを試すとか。あとは代替タンパク質も検討するでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「コオロギだけじゃないでやんす。大豆ミートとか、魚とか、選択肢は色々あるでやんすよ。」
やきう
「でも結局、それらも値上がりしとるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だから究極的には所得を増やすか、支出を減らすかの二択でやんすね。」
ずん
「じゃあボク、支出を減らすのだ!電気代とか水道代とか!」
やきう
「お前、真冬に暖房切って風邪ひいて医療費かかるパターンやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに過度な節約は健康を害して、結果的に出費が増えるでやんすね。バランスが大事でやんす。」
ずん
「むぅ...じゃあボクはどうすればいいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、現実的にはインフレに負けないように頑張るしかないでやんすね。卵問題は日本経済全体の縮図でやんすから。」
ずん
「じゃあボク、とりあえず今日は卵かけご飯食べて元気出すのだ!...あ、でも卵高いのだ!」
やきう
「完全に忘れとったやんけ。学習能力ゼロか。」
ずん
「じゃあ納豆ご飯にするのだ!納豆なら安いのだ!たぶん!」
でぇじょうぶ博士
「その『たぶん』がもう信用できないでやんすね...。納豆も大豆製品でやんすから、そこそこ値上がりしてるでやんすよ。」
ずん
「もう何も信じられないのだ!!日本の食卓は崩壊してるのだ!!」
やきう
「大げさすぎるやろ。まだ飯は食えとるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「だから貯金するでやんす。あと2ヶ月でやんすよ。」
ずん
「わかったのだ...ボク頑張って貯金するのだ...そしてクリスマスに最高のケーキを食べるのだ...!」
やきう
「その意気や。でも3日で挫折するに10000ペリカ賭けるで。」
ずん
「ペリカってなんなのだ!?そして挫折しないのだ!!絶対クリスマスケーキ食べるのだ!!...一人でなのだ...」