ずん
「サメ革の靴って...ボク、革靴すら履いたことないのだ。というか、サメって食べる以外に使い道あったのだ?」
やきう
「ワイもや。てかサメ革の靴とか、絶対滑るやろ。サメ肌やぞ?逆にグリップ力すごそうやけど。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは大きな誤解でやんす。サメ革は実は非常に耐久性が高く、牛革の10倍の強度があると言われているでやんす。しかも軽量で、まるで空気を履いているかのような履き心地でやんすよ。」
かっぱ
「ほう。でも気仙沼のサメ革って、震災復興の一環やったんか。ええ話やないか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。気仙沼は日本有数のサメの水揚げ港でやんす。震災後、地場産業を立て直すために、従来は廃棄していたサメの皮を活用した革製品づくりが始まったでやんす。高市首相はそれをずっと愛用してきたわけでやんすね。」
ずん
「へぇ...でもそんなの、ただのパフォーマンスじゃないのだ?政治家ってそういうの好きだし。」
やきう
「ずんの言う通りや。選挙前だけ被災地行って、当選したら忘れるクズ政治家ばっかやもんな。ワイは信じへんで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かにパフォーマンスの側面もあるでやんすが、高市氏は2012年頃から継続して愛用しているでやんす。10年以上もパフォーマンスを続けるのは、それはもうパフォーマンスではなく信念でやんすよ。」
かっぱ
「そういえば、初入閣10人とか書いてあったけど、ライバル全員を要職に入れるって珍しいんか?」
でぇじょうぶ博士
「極めて異例でやんす。通常、総理になった人は自分の派閥や支持者を優遇するもんでやんす。小泉進次郎氏を防衛大臣に、総理経験者を複数入閣させるというのは、まるで『水滸伝』の梁山泊のような大胆な人事でやんすね。」
ずん
「でも結局、給付16万円とか言ってるけど、本当に配られるのだ?ボクには一銭も来ない気がするのだ。」
やきう
「給付付き税額控除って、要するに税金払ってる奴にしか恩恵ないやつやろ?ずん、お前ニートやから関係ないやんけ。」
ずん
「...ボクは優秀なエリート会社員なのだ(小声)」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、給付付き税額控除というのは、所得が低い世帯には現金を給付する仕組みでやんす。税金を払っていない低所得者にこそ手厚い制度でやんすよ。まあ、ずんには関係ないでやんすけどね。」
かっぱ
「お前ら、制度の話より靴の話に戻そうや。サメ革の靴履いて政治するって、なんかカッコええやん。」
やきう
「せやな。でもワイが気になるのは、その靴でどんだけ歩いたかや。永田町の廊下だけ歩いて、国民の元には来ぃひんのやったら意味ないで。」
でぇじょうぶ博士
「それは鋭い指摘でやんす。政治家の靴底の減り具合が、その政治家の本気度を測るバロメーターになるでやんすからね。サメ革は耐久性が高いので、なかなか減らないでやんすけど。」
ずん
「じゃあ逆に、減らないってことは、サボってもバレないってことなのだ!これは完璧な作戦なのだ!」
かっぱ
「でも考えてみたら、サメって海のギャングやろ?そんな革で作った靴履いて政治するって、なかなか攻撃的やな。」
でぇじょうぶ博士
「ほほう、面白い視点でやんす。確かにサメは海の頂点捕食者でやんす。その革を身につけるというのは、ある種の決意表明かもしれないでやんすね。『決断と前進の内閣』というスローガンとも合致するでやんす。」
ずん
「じゃあボクもサメ革の何か買おうかな...財布とか。」
かっぱ
「しかし、気仙沼のサメ革産業が潤うんやったら、ええことやな。地方創生ってこういうことやろ?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。一人の政治家の行動が、地方の産業に光を当てることができるでやんす。ただし、それが一過性のブームで終わらないかが問題でやんすね。」
ずん
「でも正直、政治家が何履いてようがどうでもいいのだ。大事なのは政策なのだ!」
やきう
「急に真面目なこと言い出して草。お前、さっき靴買うとか言うてたやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに、靴はシンボルに過ぎないでやんす。重要なのは、その靴でどこに向かって歩くかでやんすね。ちなみに高市首相の政策の中心は経済安全保障と地方創生でやんす。」
かっぱ
「ほな、その靴で被災地にも足運んでくれたらええな。」
ずん
「そうなのだ!...あ、でもボクは被災地じゃなくて、ボクんちに来て16万円持ってきてほしいのだ!」