ずん
「日本人が旅行に行けなくなってるらしいのだ!これは大問題なのだ!」
やきう
「当たり前やろ。ホテルがクソ高くなって、観光地は外国人だらけや。ワイら日本人が自分の国で観光できへんとか、意味わからんわ。」
でぇじょうぶ博士
「それだけじゃないでやんす。記事によると、円安で海外旅行だけじゃなく、国内旅行者も減ってるでやんす。これは単なる価格高騰以上の構造的問題でやんすね。」
ずん
「じゃあボク、もう一生旅行行けないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ずんは今まで一度も旅行行ったことないでやんすから、影響ゼロでやんすけどね。」
やきう
「京都離れが加速してるって書いてあるやんけ。あんなん外国人しかおらんようになったら、もう日本の観光地ちゃうやろ。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、オーバーツーリズムと価格高騰だけが原因じゃないという点でやんす。まるで複数の病気を同時に患った患者のような状態でやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「恐らく、実質賃金の低下、可処分所得の減少、そして何より『旅行する余裕』という心理的リソースの枯渇でやんす。日本人は旅行に行く金も時間も気力も失いつつあるでやんす。」
やきう
「そら、給料上がらんのに物価だけ上がってたら、誰も遊びに金使えんわな。でもお上は『観光立国』とか言うてるんやろ?矛盾しすぎやわ。」
ずん
「じゃあ外国人観光客がたくさん来てくれればいいってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが罠でやんす。外国人観光客が増えると、ホテルや飲食店は外国人向けに価格設定を上げるでやんす。結果、日本人は自国の観光地から排除されていくでやんす。まるで自分の家が民泊になって、自分が追い出されるようなもんでやんす。」
やきう
「それって本末転倒やん。観光立国とか言いながら、自国民が観光できへん国になってどないすんねん。」
ずん
「でも外国人がお金落としてくれるならいいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。その金は主にホテルや大手旅行会社に流れるだけで、地域経済全体には還元されないでやんす。しかも日本人が旅行しなくなれば、国内の旅行文化自体が衰退するでやんす。」
やきう
「ワイ、去年京都行こうと思ったら、ホテル一泊3万円とか言われて諦めたわ。昔は1万円以下で泊まれたのに。」
でぇじょうぶ博士
「しかもそれは平日の話でやんす。週末や繁忙期なら5万円超えも珍しくないでやんす。まるでホテルが高級レストランになったような価格設定でやんすね。」
やきう
「もう京都なんか行く気せえへんわ。人混みやし高いし、何が楽しいねん。」
ずん
「じゃあみんなどこにも行かなくなってるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「記事では『日本人宿泊者数が減少』してると指摘してるでやんす。つまり、泊まりがけの旅行自体を控える人が増えてるでやんす。これは旅行産業にとって致命的でやんすね。」
やきう
「日帰り旅行ならまだマシってことか?それでも金かかるけどな。」
ずん
「ボク、家でゲームしてる方が楽しいのだ。旅行なんて疲れるだけなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが危険な兆候でやんす。若者の『旅行離れ』が加速すると、将来的に旅行文化そのものが消滅する可能性があるでやんす。まるで絶滅危惧種を見てるようでやんすね。」
やきう
「文化がどうとか知らんわ。ワイらが旅行できひん方が問題やろ。国は何考えとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「最悪のシナリオは、日本の観光地が完全に外国人専用になることでやんす。日本人は自国の文化遺産や景勝地にアクセスできなくなり、旅行は富裕層だけの特権になるでやんす。」
やきう
「それ、もう植民地やん。外国人が金払って日本の観光地を占拠して、日本人は指くわえて見てるだけって。」
ずん
「うーん、難しい話なのだ。でもボクには関係ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「いや、関係大ありでやんす。旅行産業が衰退すれば、地方経済は壊滅的打撃を受けるでやんす。そうなれば税収も減り、最終的には社会保障費にも影響が出るでやんす。」
やきう
「結局、全部繋がってるってことか。旅行できへんだけやなくて、国全体が貧しくなっていくんやな。」
でぇじょうぶ博士
「根本的には実質賃金を上げること、そして観光地の価格をコントロールすることでやんすが、どちらも簡単じゃないでやんすね。政府は『観光立国』を掲げながら、自国民が観光できない矛盾を放置してるでやんす。」
やきう
「政府なんか当てにならんわ。自分で何とかするしかないやろ。」
ずん
「ボクは家でゲームする方が安いし楽しいのだ。もう旅行なんて時代遅れなのだ!これからは『おうち観光』の時代なのだ!VRで京都見ればいいのだ!」