ずん
「AIが発明しても特許取れないって、これAI差別じゃないのだ?人権ならぬAI権の侵害なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、AIに権利なんてないでやんす。そもそもAIは電卓の親戚みたいなもんでやんすよ。」
やきう
「ワイのExcelマクロも発明者になれへんのか。ショックやわ。」
ずん
「でも待つのだ!AIが発明したものを人間が横取りするのはズルくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「横取りも何も、AIを作ったのは人間でやんす。包丁が料理を作るわけじゃないでやんすよ。料理人が包丁を使って作るでやんす。」
やきう
「つまり、AIは道具ってことやな。ワイの電動歯ブラシと変わらんと。」
ずん
「むむむ...でも最近のAIって自分で学習して勝手に賢くなるのだ。それでも道具扱いなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。自動運転の車が事故ったら、車を訴えるんでやんすか?いいえ、メーカーか所有者が責任を取るでやんす。権利も責任もセットでやんすよ。」
やきう
「なるほどな。AIには責任取れへんから、権利もあげられへんってことか。」
ずん
「じゃあさ、AIが超すごい発明をして、それで人間が大儲けしたら、AI可哀想じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可哀想でやんす?ずん君、冷蔵庫が「おいらが食材を冷やしてあげたのに、料理の手柄を人間が独り占めするなんて!」って訴えてきたら、どう思うでやんすか?」
やきう
「それは草。冷蔵庫が労働組合作り始めたらホラーやん。」
でぇじょうぶ博士
「確かに複雑でやんすが、本質は同じでやんす。AIは人間が設計したアルゴリズムとデータで動いてるだけでやんす。まるでカラオケのガイドメロディーみたいなもんでやんす。上手く歌えたのは機械のおかげでやんすか?いいえ、歌ったのはあなたでやんす。」
やきう
「ワイ、音痴やけどカラオケ機械のせいにしたことあるわ。」
ずん
「じゃあさじゃあさ、未来でAIが意識を持ったらどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは哲学的な話でやんすね。でも現時点では、AIに意識なんてないでやんす。ChatGPTに「痛い?」って聞いても、痛いフリをするだけでやんす。演技でやんすよ。」
やきう
「ワイの元カノと一緒やん。愛してるって言うてたけど、全部演技やったわ。」
ずん
「(...それは気の毒なのだ)でも博士、この判決って日本だけなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いい質問でやんす!実は世界中で同じような議論が起きてるでやんす。アメリカでもイギリスでも、AI発明の特許は認められてないでやんす。まるで世界中の裁判所が「AIは道具である」という暗黙の了解を持ってるみたいでやんすね。」
やきう
「世界規模で冷蔵庫いじめが行われてるってことか。」
ずん
「でもさでもさ、企業はAIに莫大な投資してるのだ。特許取れないなら意味ないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「全然問題ないでやんす。AIが発明しても、それを使った人間が発明者になれるでやんすから。例えば、AIが新しい薬の分子構造を提案したとして、それを研究者が検証して特許出願すれば、研究者が発明者になるでやんす。」
やきう
「つまり、AIは優秀なアシスタントってことやな。でも給料払わんでええから、人間の部下より便利やん。」
でぇじょうぶ博士
「ブラックも何も、AIは疲れないし、文句も言わないし、残業代も要らないでやんす。究極のホワイト労働環境でやんすよ、AI側から見れば。」
やきう
「ワイもAIになりたいわ。寝なくてええし、メシも食わんでええし。」
ずん
「じゃあ電源切られたら死ぬのだ。それでもいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「この判決の本質は、「責任を取れる者だけが権利を持つ」という法の大原則でやんす。AIは判断はできても、責任は取れないでやんす。もしAIの発明で誰かが被害を受けたら、誰が賠償するでやんすか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!結局、人間が責任を取るんでやんす。だから権利も人間が持つべきだという論理でやんす。まるで親が子供の行動に責任を持つようなもんでやんすね。」
やきう
「でも今の親、子供の責任取らんヤツ多いけどな。」
ずん
「(やきう、たまに鋭いこと言うのだ...)じゃあさ、この判決で一番困るのは誰なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「実は誰も困らないでやんす。AI研究者は今まで通りAIを使って発明すればいいし、企業も自社のAIが生み出した発明を自社の特許にできるでやんす。変わるのは書類の書き方だけでやんすよ。」
やきう
「つまり、めっちゃどうでもいい裁判やったってことか。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、重要でやんすよ!これは「AIの法的地位」という今後ますます重要になる問題の先例でやんす。今後、自動運転車の事故、AIの誤診、AIが作った偽情報など、様々な問題が出てくるでやんす。その度に「AIは道具である」という原則が適用されるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...って、待つのだ!じゃあAIが小説書いたり絵を描いたりした場合はどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おっ、するどい質問でやんす!実はそれも今議論されてる最中でやんす。著作権法と特許法は違う法律でやんすから、別々に判断されるでやんす。ただ、基本的には同じ論理が適用される可能性が高いでやんす。」
やきう
「ワイ、AIに小説書かせてラノベ作家デビューしようと思ってたのに。」
ずん
「やきうがラノベ作家...想像できないのだ。」
やきう
「タイトルは『転生したらAIだった件』や。絶対売れるわ。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、AIが書いた小説でも、それを選んで編集したのが人間なら、その人間が著作者になる可能性はあるでやんすね。ただし、完全にAI任せだと著作権が認められない可能性もあるでやんす。」
ずん
「むむむ...AIの時代って言うけど、結局人間がいないとダメなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。AIはあくまで道具でやんす。超高性能な道具でやんすが、道具は道具でやんす。包丁がどんなに切れ味良くても、料理するのは人間でやんす。」
ずん
「それは手入れしてないからなのだ!って、話が逸れてるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「この判決は、ある意味で「人間中心主義」の勝利でやんすね。技術がどれだけ進歩しても、最終的な判断と責任は人間が持つべきだという価値観でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「傲慢かもしれないでやんすが、現実的でやんすよ。AIに権利を与えたら、AIが人間を訴える日が来るかもしれないでやんす。『おいらが発明したのに、人間が特許料を独り占めしてるでやんす!』ってね。」
やきう
「それはそれで面白そうやけどな。裁判所がカオスになるわ。」
ずん
「じゃあさじゃあさ、未来ではAIが本当に発明者として認められる日が来るのだ?」
でぇじょうぶ博士
「来るかもしれないでやんすし、来ないかもしれないでやんす。もしAIが本当の意識を持ち、自分の意思で行動し、責任を取れるようになったら、その時は法律も変わるでやんすよ。でも、それっておいらたち人間が「生物」という枠を超えた存在を認めるってことでやんす。」
やきう
「つまり、AIが選挙権持つ日が来るかもしれんってことか。」
でぇじょうぶ博士
「来ないでやんす。少なくとも今世紀中は。AIはまだまだ人間の道具でやんす。この判決はそれを改めて確認したものでやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「賢さと権利は別でやんす。チンパンジーは知能が高いでやんすが、選挙権はないでやんす。権利ってのは社会が決めるものでやんすよ。」
やきう
「チンパンジーに選挙権あったら、バナナ無償化が公約になるやろな。」
ずん
「それはそれでいい政策なのだ!ボクもバナナ欲しいのだ!」