ずん
「ねえねえ、吸血鬼が吸血鬼を狩るって、完全に共食いなのだ!これって倫理的にどうなのだ?」
やきう
「倫理?お前、吸血鬼に倫理求めるとか頭イカれとるやろ。人間だって牛食うやんけ。」
かっぱ
「せやけど、アーカードっちゅう奴、銃撃っても首もがれても死なへんって...もうそれチートやん。」
でぇじょうぶ博士
「HELLSINGでやんすか。まさに『毒を持って毒を制す』の究極形でやんすね。英国王室が吸血鬼を飼ってるなんて、まるで核兵器を保有する国家のようでやんす。」
ずん
「でも博士、不死身の部下とか怖くないのだ?いつ裏切られるかわかんないのだ。」
やきう
「そら団長のインテグラルも毎晩枕を濡らしとるやろな。ワイなら速攻で逃げるわ。」
かっぱ
「逃げるんかい!しかしな、吸血鬼が吸血鬼狩るっちゅうのは、元ヤンが教師になるようなもんやろ?説得力あるで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。悪を知る者だけが悪を制せるという、実に示唆に富んだ設定でやんすね。ただし、アーカードの給料は血液手当込みなのか気になるところでやんすが。」
ずん
「血液手当!?そんなのあるわけないのだ!...でも待って、セラスって巻き込まれて吸血鬼になったんでしょ?完全にブラック企業なのだ!」
やきう
「辞めたくても辞められへん最悪の職場やん。労基に訴えたら即座に抹殺されそうやな。」
かっぱ
「つーか、『王立国教騎士団』って名前がもうカッコつけすぎやろ。普通に『吸血鬼対策課』でええやん。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、そこが英国式の気品でやんす。彼らは形式美を重んじる国民性でやんすからね。ちなみに、おいらが計算したところ、アーカードの再生能力を医療に応用すれば、人類の医療費は97.3%削減できるでやんす。」
ずん
「それ、すごく重要な情報なのだ!なんで誰も研究しないのだ!?」
やきう
「研究したら研究者が吸血鬼にされるからやろ。お前アホか。」
かっぱ
「しかしまあ、毎週金曜更新っちゅうのは労働者に優しいスケジュールやな。週末に血生臭い漫画読んで現実逃避できるわけや。」
でぇじょうぶ博士
「金曜日は『花の金曜日』と呼ばれるでやんすが、この作品の場合は『血の金曜日』でやんすね。実に洒落が効いてるでやんす。」
ずん
「でもさ、不死身の主人公って最強すぎて面白くないんじゃないのだ?緊張感ゼロなのだ。」
やきう
「お前ホンマに何も分かってへんな。不死身やからこそ、どんなエグい目に遭わせても大丈夫なんやで。作者のサディズムが爆発するんや。」
かっぱ
「せやな。首もがれるとか、普通の漫画じゃ描けへんもんな。規制の心配がないっちゅうのは強みや。」
でぇじょうぶ博士
「まさに表現の自由を謳歌してるでやんすね。ただし、おいらはこういう暴力描写は苦手でやんす。夜眠れなくなるでやんす。」
ずん
「博士、意外と豆腐メンタルなのだ...。でも、この作品の一番の謎は、なんで『HELLSING』ってカタカナじゃなくて英語表記なのだ?」
やきう
「そんなん、カッコつけたいからに決まっとるやろ。『ヘルシング』って書いたら健康食品みたいやし。」
かっぱ
「ヘルシング機関、確かに健康そうやな。不死身やし。」
でぇじょうぶ博士
「実は『HELLSING』という名前は、吸血鬼ドラキュラを倒した伝説のヴァン・ヘルシング教授から来てるでやんす。つまり元ネタがあるわけでやんすね。」
ずん
「へー!じゃあこの漫画、実はパクリなのだ!?」
やきう
「オマージュって言えやカス。何でもパクリ認定すんなや。」
かっぱ
「まあでも、元ネタあるんやったら安心やな。ちゃんと先人をリスペクトしとるわけや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。創作において、先人の肩に乗ることは恥ずかしいことではないでやんす。むしろそれが文化の継承でやんすよ。」
ずん
「なるほどなのだ...でも結局、このアーカードって奴は何が目的で吸血鬼狩ってるのだ?退屈しのぎなのだ?」
やきう
「お前、核心突きすぎやろ。不死身の存在にとって一番の敵は暇なんや。永遠に生きるとか地獄やで。」
かっぱ
「せやな。ワイも不死身やったら、多分3日で飽きるわ。やることなくなるもん。」
でぇじょうぶ博士
「不死身の退屈さを紛らわすための戦闘...なんとも哲学的でやんすね。まるで、シーシュポスの神話のようでやんす。永遠に石を押し上げ続けるような、無意味さの中に意味を見出すというやつでやんす。」
ずん
「難しい話になってきたのだ...。でもボク、ひとつ疑問があるのだ。セラスって女の子が吸血鬼になって機関に入ったってことは、女性の社会進出が進んでるってことなのだ?」
やきう
「社会進出も何も、強制入隊やろが。選択肢ゼロやんけ。」
かっぱ
「これをポジティブに捉えるずんの脳みそ、どうなっとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、女性吸血鬼という設定は興味深いでやんすね。生理とかどうなるのか、医学的に気になるでやんす。」
やきう
「いや、これは純粋に学術的な疑問やろ。お前が下品な方向に考えとるだけや。」
かっぱ
「まあでも、不死身やったら生理もないんちゃうか?便利やな。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの仮説では、吸血鬼は血液循環が停止してるため、生理現象は起こらないと考えるでやんす。その代わり、定期的に他人の血を摂取する必要があるでやんす。」
ずん
「つまり生理の代わりに、他人から血を奪うのだ...女性には優しい設定なのだ!」
やきう
「お前の理屈、完全にイカれとるわ。被害者のことも考えろや。」
かっぱ
「しかし英国が舞台っちゅうのもええな。霧深いロンドンで吸血鬼が暴れるとか、雰囲気出まくりや。」
でぇじょうぶ博士
「英国はゴシックホラーの本場でやんすからね。ドラキュラもフランケンシュタインも、みんな英国文学でやんす。まさに適材適所でやんす。」
ずん
「でも英国って飯がマズいので有名なのだ。吸血鬼も英国人の血は不味いって思ってるんじゃないのだ?」
やきう
「関係ないやろそんなん!血の味に国籍は関係あらへんわ!」
かっぱ
「いや待てや。フィッシュアンドチップスばっか食っとる奴の血は油っぽそうやで。」
でぇじょうぶ博士
「実は血液の味は食生活に大きく影響されるでやんす。脂質の多い食事をしてる人の血は、確かにドロドロしてるでやんすね。吸血鬼的には、和食中心の日本人の血の方が美味しいかもしれないでやんす。」
ずん
「じゃあ日本は吸血鬼にとって最高のグルメ国なのだ!危険なのだ!」
やきう
「お前みたいな不健康な生活しとる奴の血は、吸血鬼も吸いたないやろうけどな。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、話を戻すでやんすよ。この作品、『不朽の名作』として復刻連載されてるってことは、相当評価が高いってことでやんすね。」
ずん
「『不朽』って、まさに吸血鬼みたいな言葉なのだ!狙ってるのだ?」
やきう
「そら狙っとるやろ。編集者もバカやないんやから。」
かっぱ
「しかし毎週金曜更新って、作者は大変やな。ネタ切れせんのかいな。」
でぇじょうぶ博士
「これは復刻連載でやんすから、もう完結してる作品を再掲載してるだけでやんす。だから作者は今は楽してるでやんすよ。過去の自分が頑張ってくれてるでやんすね。」
ずん
「なんだ、それズルいのだ!ボクも過去の自分に働いてもらいたいのだ!」
やきう
「お前の過去の自分、何も働いてへんやろ。未来の自分にツケ回しとるだけや。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この作品の世界観は実に練られてるでやんす。『王立国教騎士団』という名前からして、プロテスタントの国教会が吸血鬼対策をしてるという設定でやんすね。」
ずん
「へー。でも教会って十字架で吸血鬼退治するんじゃないのだ?なんで銃使ってるのだ?」
やきう
「時代は進化しとんねん。十字架より銃の方が早いやろ。効率重視や。」
かっぱ
「現代の吸血鬼ハンターは武装しとるんやな。聖水スプレーとかも持っとるんかな。」
でぇじょうぶ博士
「聖水スプレー!それは斬新でやんすね。でも、アーカード自身が吸血鬼なのに、聖なる組織に属してるというのは矛盾に満ちてるでやんす。まるで、元詐欺師が詐欺対策の講師をやってるようなもんでやんす。」
ずん
「あ、それ分かりやすいのだ!でもそういう元犯罪者が更生して警察に協力するって、実際にあるのだ?」
やきう
「あるに決まっとるやろ。FBIとかハッカー雇っとるし。適材適所や。」
かっぱ
「敵を知るには敵になれっちゅうことやな。深いで。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。この作品のテーマのひとつは、『善悪の相対性』かもしれないでやんすね。絶対的な正義なんて存在しないという、実に現代的な価値観でやんす。」
ずん
「難しい話はもういいのだ...。で、結局このアーカードって奴、モテるのだ?」
やきう
「お前ホンマにそれしか興味ないんか。でも不死身でイケメンやったらモテるやろな。」
かっぱ
「せやけど、デートの最中に首もがれたらドン引きやで。相手も。」
でぇじょうぶ博士
「恋愛において、不死身というのは実は不利でやんす。相手は老いていくのに自分は永遠に若いまま...切なすぎるでやんす。おいらなんて、不死身どころか三日で忘れられるでやんすけどね。」
ずん
「博士...意外と詩人なのだ...。でもボクは不死身になりたいのだ!そしたら働かなくていいのだ!」
やきう
「不死身になったら永遠に働かされるだけやぞ。『お前死なへんのやから残業しろ』って言われるんや。」
かっぱ
「地獄やん。不死身の社畜とか、想像しただけで恐ろしいわ。」
でぇじょうぶ博士
「『過労死しない=無限に働ける』という企業論理、恐ろしいでやんすね。まさにディストピアでやんす。」
ずん
「うわあああ、やっぱり不死身になるのやめるのだ!死ねる権利は大事なのだ!」