**ずん**
「BYDが398万円でPHV出すって聞いたのだ。これ、マジで国産車終わったんじゃね?」
**でぇじょうぶ博士**
「おっと、ずん君。そう簡単に『終わった』なんて言っちゃダメでやんす。確かに価格は100万円以上安いでやんすが、これは自動車業界における"価格破壊"の始まりに過ぎないでやんすよ。」
**かっぱ**
「100万円も安いんやったら、そら誰でも飛びつくやろ。トヨタも三菱も真っ青やな。」
**やきう**
「ワイ、BYDって聞いたことあるで。中国製やろ?爆発せんのか?」
**でぇじょうぶ博士**
「やきう君、それは偏見でやんす。BYDは世界最大級のEVメーカーで、技術力も相当なものでやんす。バッテリー技術では世界トップクラスの『ブレードバッテリー』を開発してるでやんすよ。」
**ずん**
「でもさ、100万円も安いってことは、どこか手抜きしてるんじゃないのだ?安かろう悪かろうってやつなのだ。」
**でぇじょうぶ博士**
「それが違うでやんす。中国は『規模の経済』と『垂直統合』でコストを徹底的に削減してるでやんす。バッテリーから車体まで自社で一貫生産できる体制が、この価格を実現してるでやんすねぇ。」
**かっぱ**
「ほな、日本のメーカーはどないすんねん。このまま黙って見てるだけか?」
**やきう**
「トヨタさん、あんた本気出さんとアカンで。プリウスの威光が泣いとるやんけ。」
**でぇじょうぶ博士**
「実は日本メーカーは"ジレンマ"に陥ってるでやんす。価格を下げれば利益率が悪化し、下げなければシェアを奪われる。まるで進むも地獄、退くも地獄でやんすねぇ。」
**ずん**
「じゃあ、ボクは今すぐBYD買った方がお得ってことなのだ!」
**でぇじょうぶ博士**
「ちょっと待つでやんす、ずん君。価格だけで判断するのは危険でやんす。アフターサービス、リセールバリュー、充電インフラとの相性など、総合的に考える必要があるでやんすよ。」
**かっぱ**
「せやな。安物買いの銭失いになったら元も子もないわ。」
**やきう**
「でもな、ワイの給料じゃトヨタのPHV買えへんねん。BYDなら手が届くやろ?これが現実や。」
**でぇじょうぶ博士**
「そこが重要なポイントでやんす。PHVは『充電できるハイブリッド』として理想的でやんすが、これまで高価格がネックだったでやんす。398万円という価格は、一般消費者にとって現実的な選択肢になるでやんすねぇ。」
**ずん**
「でも博士、日本人って『メイドインジャパン』に執着してるイメージなのだ。中国製に抵抗ある人多いんじゃないのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「鋭い指摘でやんす。確かに『国産信仰』は根強いでやんすが、若年層を中心に『コスパ重視』の流れが強まってるでやんす。スマホがiPhoneから中国製に移行したように、車も同じ道を辿る可能性があるでやんすよ。」
**かっぱ**
「時代は変わるんやなぁ。ワイらが若い頃は、日本車が世界を席巻しとったのに。」
**やきう**
「ほんまそれな。今や立場逆転やで。中国に技術で負けるとか、昭和のオッサンが聞いたら卒倒するわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「まさに『驕れる平家は久しからず』でやんすね。日本メーカーは長年の成功体験に胡坐をかいて、EV化の波に乗り遅れたでやんす。一方、中国は国家戦略として莫大な補助金を投入し、あっという間に追い抜いたでやんすよ。」
**ずん**
「じゃあこれから日本の自動車産業はどうなっちゃうのだ?まさか滅びるのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「滅びはしないでやんすが、『縮小』は避けられないでやんす。特に国内市場では輸入EVのシェアが年間3万台を超える見込みでやんす。これは氷山の一角に過ぎないでやんすよ。」
**かっぱ**
「3万台か...。まだ大したことないように見えるけど、これからグングン伸びるんやろな。」
**やきう**
「ワイ、正直もう日本車にこだわる理由ないと思うねん。安くて性能良かったらそれでええやん。愛国心で車買うとか、そんな余裕ないわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「やきう君の意見は、多くの消費者の本音を代弁してるでやんす。『品質』より『価格』、『伝統』より『実用性』。価値観が大きくシフトしてるでやんすねぇ。」
**ずん**
「でもさ、もしBYDが日本で大成功したら、他の中国メーカーもドンドン入ってくるんじゃないのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「その通りでやんす。BYDは『先発隊』でやんす。後ろには吉利汽車、NIO、XPengなど、虎視眈々と日本市場を狙ってる猛者がゴロゴロいるでやんすよ。」
**かっぱ**
「もう日本メーカー完全包囲やんけ。どないして生き残るんや。」
**やきう**
「トヨタさん、頼むから値段下げてくれや。庶民にも手が届く価格で頼むわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「残念ながら、すぐには無理でやんす。日本メーカーは『高コスト体質』が染み付いてるでやんす。人件費、開発費、間接費...全てが中国より高いでやんす。一朝一夕には変えられないでやんすよ。」
**ずん**
「じゃあ、ボクたち消費者はどうすればいいのだ?BYD買っちゃっていいのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「それは個人の判断でやんすが、一つアドバイスするなら『初期ロット』は避けた方が無難でやんす。新規参入メーカーは、日本市場特有の細かいニーズに対応しきれてない可能性があるでやんすからね。」
**かっぱ**
「様子見が賢いってことやな。焦って飛びつく必要はないわ。」
**やきう**
「でも398万円は魅力的やで...。ワイ、マジで悩むわ。」
**ずん**
「そういえば博士、PHVって結局のところEVとどう違うのだ?ボク、イマイチわかってないのだ。」
**でぇじょうぶ博士**
「おっと、基本的なところを説明してなかったでやんすね。PHVは『プラグインハイブリッド』の略で、外部から充電できるハイブリッド車でやんす。短距離はEVとして走り、長距離はガソリンエンジンも使えるという『いいとこ取り』でやんすよ。」
**かっぱ**
「なるほど。充電スポット少ない日本にはピッタリやん。」
**やきう**
「それで398万円なら、完全にコスパ最強やんけ。トヨタさん、どないすんねん。」
**でぇじょうぶ博士**
「日本メーカーは今、『ブランド力』で勝負するしかないでやんす。『日本車は壊れにくい』『リセールバリューが高い』という神話を守り抜けるかが鍵でやんすねぇ。」
**ずん**
「でもそのブランド力って、若者には響かないんじゃないのだ?ボクの周りみんな中国製のスマホ使ってるのだ。」
**でぇじょうぶ博士**
「まさにその通りでやんす。『ブランド信仰』が通用するのは、せいぜい50代以上でやんす。若年層は完全に『実利主義』に移行してるでやんすよ。」
**かっぱ**
「時代の流れやな...。ワイも認めたくないけど、中国製バカにできへん時代になったわ。」
**やきう**
「認めるも何も、もう負けとるやんけ。現実見ようや。」
**ずん**
「じゃあ結論として、BYDのPHV参入は日本の自動車業界にとって『黒船来航』みたいなものなのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「まさに『令和の黒船』でやんすね。ペリーが来航した時と同じく、日本は否応なく変革を迫られるでやんす。適応できるか、それとも衰退するか...まさに分水嶺でやんすよ。」
**かっぱ**
「重たい話やな。でも、これが現実か。」
**やきう**
「ワイらができることは、賢い消費者になることだけやな。メーカーがどうこうより、自分の財布と相談や。」
**ずん**
「よーし、ボクはとりあえず様子見して、398万円貯金するのだ!...って、ボク貯金ゼロだったのだ!」