ずん
「Pythonでオープンデータ分析とか、もうこれ完全にエリート会社員への近道なのだ!ボクも本買うだけ買って積んどくのだ!」
やきう
「お前の本棚、ページすら開いてない技術書で崩壊寸前やろ。地震来たら圧死するで。」
ずん
「でもでも、公的統計ってタダで使えるんでしょ?これはコスパ最強なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かにタダでやんすが、そのデータを理解して使いこなせる頭がないと意味ないでやんす。ずんには無理でやんすね。」
やきう
「ワイ、e-Statとか見たことあるけど、あんなん迷路やん。欲しいデータ見つける前に心折れるわ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。この本は700ページ超えで、データ取得からAPI利用、可視化、分析まで網羅してるでやんす。まるで登山ガイドブックでやんすね。」
ずん
「700ページ!?無理なのだ!漫画でも300ページで飽きるのだ!」
やきう
「お前、そもそも文字読めへんやろ。絵本から始めろや。」
でぇじょうぶ博士
「特にパネルデータ分析なんて、ふるさと納税が税収に与える影響を推定するでやんす。品川区が実際どれだけ損したか計算できるでやんす。」
ずん
「へぇー。じゃあボクの住んでる市も計算できるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「できるでやんす。でもずんの市は元々税収ゼロでやんすから、計算する意味ないでやんす。」
やきう
「草。それより、Plotlyで可視化とか書いてあるけど、結局グラフ作って満足するパターンやろ?ワイの会社の無能上司が喜びそうや。」
でぇじょうぶ博士
「確かに可視化だけで終わる人は多いでやんす。でもこの本は統計の基礎から、量的変数と質的変数の違い、クロス集計、2変量統計まで教えてくれるでやんす。」
ずん
「むむむ...難しそうなのだ。でもAPIって響きがカッコいいのだ!ボクもAPI使いこなしたいのだ!」
やきう
「お前、APIが何の略か知らんやろ。アホPythonインターフェースとか思っとるんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「Application Programming Interfaceでやんす。この本だと、e-Stat、gBizINFO、FRED、世界銀行、IMFなど、世界中の公的機関のAPIの使い方が載ってるでやんす。」
ずん
「世界中!?じゃあボク、世界のデータ使ってグローバルエリートになれるのだ!」
やきう
「お前、英語読まれへんやん。Google翻訳に頼りきりのくせに何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、実際この本の真価は第III部の実践編でやんす。スタートアップ企業の立地分析とか、ふるさと納税の効果推定とか、具体的なケーススタディでやんす。」
ずん
「スタートアップ!?じゃあボクも起業できるのだ!データ分析会社作るのだ!」
やきう
「お前が起業したら、初日で倒産やろ。データどころか、自分の銀行残高も分析でけへんくせに。」
でぇじょうぶ博士
「ただ、この本は初学者向けとはいえ、pandasやPlotlyの基礎知識は必要でやんす。Pythonすら触ったことないなら、まず別の入門書からでやんすね。」
やきう
「当たり前やろ。700ページの専門書が楽なわけないやん。お前、また買って積むだけのパターンやな。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、公的データの利用規約や著作権についても解説してるのは親切でやんす。初心者がやりがちな違反を防げるでやんす。」
ずん
「著作権...?データにも著作権あるのだ?じゃあボク、逮捕されちゃうのだ?」
やきう
「お前、データすら触ってへんのに、何を逮捕されるんや。妄想逮捕か?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この本を買うこと自体は悪くないでやんす。問題は、ずんが読むかどうかでやんす。おいらの予測では、0.02%の確率でやんす。」
ずん
「むむむ...でも今回ばかりは読むのだ!だってこれでエリート会社員に...」
やきう
「もうええわ。お前のエリート妄想、聞き飽きたわ。本買う金あるなら、まず働けや。」
ずん
「...働くよりデータ分析の方が楽そうなのだ。ボタン押すだけでグラフ出るんでしょ?これ完全にボクの勝ちなのだ!」