ずん
「宝塚のチケット転売問題が炎上してるけど、『お花代』って何なのだ?お花買うお金じゃないの?」
でぇじょうぶ博士
「やんすやんす!それが違うでやんす。『お花代』というのは、劇団員の私設ファンクラブに払う不透明な手数料みたいなもんでやんすよ。チケット代以外にお金を払う慣習でやんすね」
やきう
「は?意味わからんわ。チケット買うのに別料金取るとか、ボッタクリバーと同じやんけ」
かっぱ
「しかも入手困難なチケットやから、ファンは泣く泣く払うしかないんやろな。えげつないわ」
ずん
「でも劇団側はノルマを否定してるのだ。じゃあ誰が悪いのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが複雑でやんすねぇ。表向きはノルマはないと言ってるでやんすが、実際には私設ファンクラブという闇のルートが存在してるでやんす。まるで表の顔と裏の顔を使い分けるヤクザみたいなもんでやんすよ」
やきう
「ワイが思うに、これ組織ぐるみやろ。ノルマないって言いながら、実質的には劇団員に押し付けとるんちゃうか」
かっぱ
「チケット入手困難って人気の証拠やけど、それを利用して搾取するんは筋が違うやろ。ファン舐めとるわ」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?転売サイトで買えばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それも危険でやんす。転売チケットは高額な上に、入場拒否されるリスクもあるでやんす。まるで地雷原を歩くようなもんでやんすよ」
やきう
「結局、ファンが損するだけやんけ。劇団もファンクラブも儲かって、一般客だけ割を食うとか、資本主義の闇やな」
かっぱ
「でもな、宝塚側も改善する気はあるんちゃうか?問題が表面化してきたわけやし」
でぇじょうぶ博士
「難しいでやんすねぇ。完全電子化してファンクラブルートを排除するか、それとも現状維持で闇を黙認するか。まるで腐った傷口を切除するか、包帯で隠し続けるかの選択でやんす」
やきう
「切除一択やろ。このまま放置したら、ブランドイメージが地に落ちるで」
かっぱ
「せやけど、私設ファンクラブって劇団員の収入源にもなっとるやろ?そう簡単に切れんのちゃうか」
ずん
「つまり劇団員の給料が安いから、ファンから搾取してるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。宝塚の劇団員は薄給で有名でやんすからね。まるで夢を食べて生きる妖精みたいなもんでやんす。だから『お花代』という名目で生活費を補填してるわけでやんす」
やきう
「結局、劇団の経営体質が問題ってことやんけ。従業員にまともな給料払わんから、ファンが代わりに負担してるだけやん」
かっぱ
「ほんまやな。これ、労働問題でもあるわけや」
ずん
「じゃあボクが社長になって、みんなに高給払えば解決なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんが社長...?まあ、確かにずんなら既に搾取する側の才能は十分あるでやんすからね」
やきう
「お前が社長になったら、チケット代10倍にして全部ポッケに入れそうやな」
ずん
「ひどいのだ!でも、宝塚ファンって『お花代』払うくらい熱心なら、チケット代上げても買うんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。実際、正規料金を上げて劇団員の給料に回せば、『お花代』という闇システムは不要になるでやんす。でも、それをすると『値上げ反対!』って炎上するのが目に見えてるでやんすからね」
やきう
「結局、みんな安くチケット買いたいけど、劇団員も応援したいっていう矛盾抱えとるんやな。人間て面倒臭いわ」
かっぱ
「せやな。でも透明性は確保せなあかんやろ。『お花代』の使い道とか、全部開示すればええんちゃうか」
ずん
「開示したら『こんなに儲けてたのか!』ってまた炎上するのだ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。開示しても炎上、隠しても炎上。まるで進んでも地獄、退いても地獄でやんすね」
やきう
「ワイの予想やけど、この問題ってしばらく放置されて、また誰か被害者が出てから再炎上するパターンやろな」
かっぱ
「日本の組織あるあるやな。問題先送りして、爆発してから慌てて対応するやつ」
ずん
「じゃあボクたちが今できることって何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。宝塚のチケットを買わないことでやんす。需要がなくなれば、供給側も変わらざるを得ないでやんすからね」
やきう
「極論すぎるやろ。それじゃ宝塚潰れるやんけ」
かっぱ
「せやな。ファンとしては、劇団に正式に意見を送るとか、SNSで問題提起するとかやろな」
でぇじょうぶ博士
「それが一番ダメでやんす。傍観者こそが、この闇システムを支えてるでやんすからね」
やきう
「ずん、お前みたいな奴がおるから、世の中良くならんのやで」
ずん
「むぅ...じゃあボクが宝塚に入団して、内部から改革するのだ!」