ずん
「クリスタの素材が全部消えたって...これ現代のホラーなのだ!漫画家が絵を描けなくなるとか、ボクが働けなくなるより深刻なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんは元々働いてないでやんす。」
ずん
「...(今のは聞かなかったことにするのだ)」
やきう
「でもこれ、Windowsの更新でユーザープロファイルが勝手に作られたってことやろ?OSが勝手に引っ越し業者気取って、家具を別の部屋に全部移動させたようなもんやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。まるで朝起きたら自分の部屋が隣の部屋になっていて、クローゼットの場所が分からなくなったようなもんでやんすね。データは消えてないんでやんすが、クリスタがどこを見ればいいか分からなくなってるでやんす。」
ずん
「じゃあ素材は無事ってことなのだ?よかったのだ!」
かっぱ
「ちゃうちゃう。無事かどうかはまだ分からんで。CELSYSUserDataフォルダを見つけて、中身確認せなあかんのや。」
やきう
「しかも佐乃先生、PCの専門用語に疎いって言うとるやん。これ、地図読めへん人に『東経135度を目指せ』って言うてるようなもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「でもShiganai_1030さんの対応は完璧でやんすねぇ。段階的に状況を把握して、的確に指示を出してるでやんす。まるでベテランの管制官が、パニックになったパイロットを誘導してるようでやんす。」
ずん
「8時間半も付き合ってくれるとか、これもう愛なのだ。ボクなんて8分でブロックするのだ。」
かっぱ
「お前の性格の悪さは今に始まったことやないけどな。」
やきう
「でも気になるんやけど、タイトルに『どうして名前だけおかしいんだ』って書いてあるやん。これなんのことや?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、技術的な対応は完璧なのに、ファイル名やフォルダ名の表記がおかしいという意味でやんすかね。それともShiganai_1030さんの名前が『仕方ない』を意味してるという皮肉でやんすか。」
ずん
「あー、確かに『仕方ない』って名前で神対応してるのは面白いのだ!『仕方ないから助けてやるか』みたいな感じなのだ?」
かっぱ
「いや、むしろこの人は『仕方なくない』対応しとるやろ。めちゃくちゃ親身になっとるがな。」
やきう
「ワイが思うに、これからのクリエイターはPCスキルも必須科目にせなあかんのちゃうか?絵が描けるだけやとこういう時に詰むで。」
でぇじょうぶ博士
「それは一理あるでやんすが、専門化が進む現代社会では、全てを一人でこなすのは非効率でやんす。むしろ、こういう時に助けを求められるコミュニティの存在が重要でやんすね。」
ずん
「でもボク思ったんだけど、Windowsの更新って勝手に部屋の模様替えするルームメイトみたいで最悪なのだ。しかも『良かれと思って』ってドヤ顔してくるタイプなのだ。」
かっぱ
「お前、自分の部屋散らかしといて、母親が片付けたら『どこに何があるか分からへん!』ってキレるタイプやろ。」
やきう
「結局、佐乃先生は素材見つかったんか?続報が気になるんやけど。」
でぇじょうぶ博士
「現在、ドライブ全体検索をしてる段階でやんすね。これが最後の砦でやんす。もしここで見つからなければ、本当にデータが消えた可能性もあるでやんす。」
ずん
「ボクだったら諦めて、素材なしで描くのだ。むしろ『ミニマリスト漫画家』として売り出すのだ!」
やきう
「てかこの件、クリスタの公式サポートは何しとったんや?有志の方が先に動いとるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「公式サポートは営業時間があるでやんすからね。深夜に助けてくれる有志の存在は、まさに現代のスーパーヒーローでやんす。マントは着てないでやんすが。」
ずん
「でも考えたら、8時間半も他人のPC問題に付き合うって、これボランティアなのだ?時給換算したらShiganai_1030さん、めちゃくちゃ損してるのだ!」
やきう
「そういう打算的な考え方しかできへんから、お前は誰からも好かれへんねんで。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この一件からわかるのは、バックアップの重要性でやんすね。素材が消える前提で、定期的に外部ドライブやクラウドに保存しておくべきでやんす。」
かっぱ
「せやな。転ばぬ先の杖や。まあ、転んでから杖探しとる状態やけどな、今は。」
ずん
「じゃあボクは今日から毎日バックアップ取るのだ!...明日から取るのだ!...来週から取るのだ!...いつか取るのだ!結局取らないのだ!だって面倒なのだ!!」