ずん
「ついに日本に女性首相が誕生したのだ!これで日本も先進国の仲間入りなのだ!」
やきう
「仲間入りも何も、ドイツのメルケルは16年前やぞ。日本、遅すぎて草も生えんわ。」
かっぱ
「しかも少数与党やん。野党の顔色伺いながら政治せなアカンって、綱渡りもええとこやで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。衆参両院で過半数を取れていない状況は、まるで両足を縛られたまま100m走をするようなものでやんす。」
ずん
「でも博士、高市さんは『決断と前進の内閣』って言ってたのだ。きっと何か秘策があるに違いないのだ!」
やきう
「秘策ってガソリン税下げることか?ワイの車、電気自動車やから関係ないんやけど。」
かっぱ
「お前、引きこもりニートのくせに車持っとるんかい。嘘つくなや。」
でぇじょうぶ博士
「ガソリン税の旧暫定税率廃止は確かに注目でやんすね。でも、これで本当に家計が楽になるかは疑問でやんす。まるで頭痛に絆創膏を貼るようなものでやんす。」
ずん
「じゃあ、給付付き税額控除ってやつはどうなのだ?これなら中所得者の負担が減るんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんすが、制度設計次第でやんすね。下手をすると、複雑すぎて誰も理解できないシステムになる可能性があるでやんす。税制というのは、シンプルであればあるほど公平でやんすからね。」
かっぱ
「それより気になるんは日銀との関係やな。『アコードを見直さない』って言うたけど、これホンマか?」
やきう
「市場は疑ってるで。高市氏、以前はゴリゴリの金融緩和派やったからな。手のひら返しちゃうかって戦々恐々や。」
ずん
「でも経済が良くなるなら、金融緩和でもいいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。金融緩和というのは、麻薬のようなものでやんす。一時的には気持ちよくなるでやんすが、やめられなくなって最終的には体を壊すでやんす。」
かっぱ
「それに、円安がさらに進んだら輸入物価が上がって、結局庶民の生活は苦しくなるんやで。」
やきう
「ワイみたいな引きこもりには関係ないけどな。どうせ親の金で生きてるし。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。それより、維新との連立というのが興味深いでやんすね。」
かっぱ
「そうやな。維新は規制緩和とか構造改革が好きやから、自民の保守派とは相性悪そうやけどな。」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。数が足りないからでやんす。政治の世界では、理念よりも議席数が物を言うでやんすからね。まるで、好きでもない相手と結婚するようなものでやんす。」
やきう
「結婚って...博士、童貞のくせに何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「む、むむむ...おいらの私生活は関係ないでやんす!」
かっぱ
「まあまあ、博士を虐めたるなや。それより、外交面はどうなるんやろな。トランプ大統領と会談するって言うてたけど。」
ずん
「トランプさんって、女性に対して失礼な発言が多いって聞いたことあるのだ。大丈夫なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ高市首相の方が手強いかもしれないでやんす。彼女は保守派の論客として知られているでやんすからね。トランプ氏の方がたじたじになる可能性もあるでやんす。」
やきう
「でも結局、日米関係って日本が従属するしかないんちゃうん?対等な関係なんて幻想やろ。」
かっぱ
「お前、そういう冷めた見方しかできへんのか。少しは希望を持てや。」
ずん
「そうだそうだ!日本初の女性首相なんだから、きっと何か変わるはずなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、首相の性別が変わったからといって政治が劇的に変わるわけではないでやんす。重要なのは政策の中身でやんすからね。」
やきう
「結局、誰がやっても同じってことやな。ワイが引きこもってるのと一緒や。」
かっぱ
「いや、全然ちゃうやろ。お前は何もしてへんけど、首相は国を動かすんやぞ。」
ずん
「でも博士、少数与党だから野党の協力が必要って言ってたじゃないのだ。それって逆に、いろんな意見が反映されていいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんす。でも現実には、何も決められない政治になる可能性が高いでやんす。まるで、会議で全員の意見を聞いて結局何も決まらない会社のようなものでやんす。」
やきう
「あー、ワイの前の会社がそうやったわ。会議ばっかりで何も進まへんかった。だから辞めたんや。」
ずん
「まあまあ、やきうのことはいいのだ。それより、この内閣がどれくらい続くと思うのだ?」
でぇじょうぶ博士
「難しい質問でやんすね。少数与党の政権は不安定でやんすから、長くは続かないかもしれないでやんす。でも、早期の衆院解散は否定的と言っているでやんすから、少なくとも数ヶ月は持つと思われるでやんす。」
かっぱ
「数ヶ月て...そんな短命政権でええんかいな。」
ずん
「じゃあ、ボクたちの生活は何も変わらないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、変わる可能性はあるでやんす。ガソリン税が下がれば、物流コストが下がって物価が少し落ち着くかもしれないでやんす。電気・ガス料金の支援も冬場の家計には助かるでやんす。」
やきう
「でもそれって、結局税金使ってるだけやん。将来世代にツケを回してるだけちゃうん?」
かっぱ
「お前が将来世代のこと心配するとか、珍しいな。自分の将来すら心配せえへんくせに。」
ずん
「でも、女性が首相になったって、それだけで話題になるのはすごいことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かにその通りでやんす。日本は先進国の中でも女性の政治参加が遅れているでやんすからね。これをきっかけに、もっと多くの女性が政治の世界に進出してくれることを期待するでやんす。」
かっぱ
「でも結局、政治家の世界って男社会やからな。高市首相も苦労するやろな。」
でぇじょうぶ博士
「まずは政治に関心を持つことでやんす。そして選挙に行くことでやんす。民主主義というのは、国民が参加して初めて機能するでやんすからね。」
やきう
「ワイ、選挙行ったことないわ。めんどくさいし。」
かっぱ
「お前...それで政治批判してるんかい。筋が通ってへんやろ。」
ずん
「そうだそうだ!文句言うなら選挙行くのだ!...あれ、ボクも行ったことないのだ。」