ずん
「歴史の勉強とか、学生時代にサボりまくったボクには関係ないのだ。過去より未来っすよ未来!」
でぇじょうぶ博士
「愚か者でやんす!未来を見るには過去を知る必要があるでやんす。まるで後ろ向きに走りながら前を見ようとするようなもんでやんす。」
やきう
「ワイは堺屋太一の本なんて読まんでも、ネットの5chまとめ見てりゃ十分やと思うんやが。」
でぇじょうぶ博士
「それは便所の落書きを教科書と勘違いしてるようなもんでやんす。確かに情報は民主化されたでやんすが、質の担保がないでやんす。」
ずん
「でも博士、9冊も本読むとか無理ゲーなのだ。ボク、マンガすら最後まで読めないのだ。」
やきう
「せやな。そもそも賢者が歴史に学ぶなら、愚者のワイらには関係ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは違うでやんす!この記事で紹介されてる本の半分はマンガ化されてるでやんすよ。『経営戦略全史』も『ビジネスモデル全史』もマンガでやんす。」
ずん
「マジなのだ?じゃあボクでも読めるかもなのだ!」
やきう
「待てや。500ページのマンガって、それもう苦行やろ。ワンピース読む方がマシやわ。」
でぇじょうぶ博士
「ワンピースも立派な歴史書でやんすけどね。むしろ、この記事の著者は実に巧妙でやんす。池上彰さんの本から始めて、段階的に知識を積み上げる構成になってるでやんす。」
ずん
「でも結局、歴史知ってても給料上がらないんじゃないのだ?」
やきう
「それな。上司との雑談に使えるって書いてあるけど、ワイの上司、競馬の話しかせんで。」
でぇじょうぶ博士
「それは...おいらも専門外でやんすけど、競馬も歴史でやんすよ。血統とか過去のレース分析とか、まさに歴史を学んで未来を予測してるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ!じゃあギャンブルのために歴史を学べばいいのだ!」
やきう
「お前、それ本末転倒やろ...でも確かに、データ分析って過去の蓄積やもんな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。この記事で紹介されてる『戦後日本経済史』なんかは、バブル崩壊の原因を学べるでやんす。同じ失敗を繰り返さないためにも重要でやんす。」
ずん
「でもバブル崩壊って、ボクが生まれる前なのだ。関係ないのだ。」
やきう
「せやな。今また不動産が高騰してるけど、全然バブルと違うって専門家も言うとるし。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが歴史を学んでない証拠でやんす!バブル当時も『今回は違う』って言ってたでやんす。人間は同じ過ちを繰り返す生き物でやんす。」
ずん
「じゃあ博士は、また日本にバブルが来ると思ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいらの専門外でやんすが、少なくとも『地政学』を学べば、なぜ中国が台湾にこだわるのか、ロシアがウクライナを手放せないのか理解できるでやんす。」
やきう
「それって結局、戦争の話やん。ワイらサラリーマンには関係ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす!地政学的リスクは株価や為替に直結するでやんす。おいらたちの給料や年金にもモロに影響するでやんす。」
ずん
「えぇ...じゃあやっぱり歴史って勉強しないとダメなのだ?」
やきう
「でも実際、この記事で紹介されてる本、全部買ったら何万円かかるんや。それやったらガチャ回すわ。」
でぇじょうぶ博士
「図書館を使えばタダでやんすよ...。それに、ガチャは歴史に学んでないギャンブルでやんす。少なくとも競馬はデータがあるでやんすけど。」
ずん
「図書館かぁ...でも予約待ち長そうなのだ。Kindle版ないのかなのだ?」
やきう
「お前、結局読まんやろ。積読して終わりや。」
でぇじょうぶ博士
「積読も悪くないでやんす。『いつか読む』という意識が大事でやんす。本棚に並べておくだけで、なんとなく賢くなった気分になれるでやんす。おいらの部屋なんて未読本だらけでやんす。」
やきう
「しかも博士、お前モテんやん。本読んでもモテんのやったら意味ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ、研究に集中するためにモテる必要はないと考えるでやんす。おいらはオタク全開でやんす!...でも、たまに寂しいでやんす。」
ずん
「博士が急に弱気になったのだ。でも確かに、この記事の最後に紹介されてる『社史』の本は面白そうなのだ。」
やきう
「社史なんて自社の宣伝やろ。失敗は隠して、成功だけ強調するんや。」
でぇじょうぶ博士
「それが面白いところでやんす。各社がどう自分たちの歴史を『演出』してるか見るのも、ある種のエンタメでやんす。社史は企業のファンタジー小説でやんすよ。」
ずん
「なるほどなのだ!じゃあボクも自分史を書いて、都合の悪いことは全部省略するのだ!『ずん、輝かしい成功の軌跡』なのだ!」