ずん
「500人に1人って、意外と多いのだ。でも地方だと治療できないって、これ完全に運ゲーじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。医療における"ガチャ要素"と言えるでやんすね。生まれた場所で治療レベルが変わるなんて、まるでRPGのスタート地点で装備が違うようなもんでやんす。」
やきう
「いや、それ以前に『いっそ死んでやろうか』って親が思うまで追い詰められるって、マジでヤバいやろ。国は何しとんねん。」
かっぱ
「ほんまやで。子ども生まれて喜びのはずが絶望って、きつすぎるわ。」
でぇじょうぶ博士
「口唇口蓋裂の治療には、小児科、形成外科、耳鼻咽喉科、歯科など多岐にわたる専門医が必要でやんす。都市部なら大学病院でチーム医療が可能でやんすが、地方では専門医そのものが不足しているでやんす。」
ずん
「でも77歳の先生が兵庫から高知まで出張診療って、むしろその先生が倒れたらどうするのだ?」
やきう
「せやな。一人の医者に依存しすぎやろ。システムとして破綻しとるわ。」
かっぱ
「でもその先生、20年以上も続けてはるんやろ?求道者やん。」
でぇじょうぶ博士
「山本先生の『生まれた場所によって医療レベルが違うことがあってはいけない』という信念は素晴らしいでやんすが、おっしゃる通り個人の善意に頼りすぎているでやんすね。本来は国や自治体が解決すべき構造的問題でやんす。」
ずん
「でも今回、高知に新しい拠点を作ったんでしょ?これで問題解決なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、拠点ができただけでは不十分でやんす。専門医の育成には10年以上かかるでやんすし、各科の連携体制を構築するのも容易ではないでやんす。まるで砂漠に一本の木を植えたようなもんでやんす。」
やきう
「つまり、焼け石に水ってことか。地方創生とか言うとる場合ちゃうやん。」
かっぱ
「でも何もせんよりマシやろ?その拠点が種になって広がるかもしれへんし。」
ずん
「ねえねえ、そもそも口唇口蓋裂って治るものなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「治療には複数回の手術と長期の矯正が必要でやんすが、適切な治療を受ければ、ほぼ通常の生活が送れるようになるでやんす。ただし、それには専門医による継続的なフォローが不可欠でやんす。」
やきう
「ほな、なおさら地方の子どもは詰んどるやんけ。都会に引っ越す金もない家庭はどないすんねん。」
かっぱ
「それを言うたら、オンライン診療とかはどうなんや?」
でぇじょうぶ博士
「口唇口蓋裂の治療は手術や矯正など、実際に対面で行う必要がある処置が中心でやんすからね。オンラインでできることは限られているでやんす。遠隔診療でできるのは経過観察程度でやんすよ。」
ずん
「じゃあもう、国が治療費全額負担して都市部の病院に通わせればいいのだ!」
やきう
「お前、財源どこから出すつもりや。増税か?また消費税上げんのか?」
かっぱ
「でも小児慢性特定疾病の医療費助成制度はあるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。口唇口蓋裂は指定難病ではないでやんすが、小児慢性特定疾病の対象になっているでやんすので、医療費の助成は受けられるでやんす。問題は金ではなく、治療を受けられる場所と専門医の不足でやんす。」
やきう
「いや、結局は金の問題やろ。専門医を地方に配置するにも、研修体制を整えるにも、全部金がいるんや。」
かっぱ
「地方の医者不足って、もう何十年も言われとるやん。全然解決せえへんなあ。」
でぇじょうぶ博士
「医師の地域偏在は深刻でやんす。都市部の医師数は人口10万人あたり300人を超えるでやんすが、地方では200人以下の県もあるでやんす。しかも専門医となるとさらに格差が広がるでやんすよ。」
ずん
「でも医者って高給取りなんでしょ?給料上げれば地方にも来るんじゃないのだ?」
やきう
「甘いわ。金だけの問題やないねん。症例が少ない、研究環境が整ってない、子どもの教育環境が悪い、そういう複合的な理由で都市部に集中すんねん。」
かっぱ
「せやなあ。わしも都会の方が美味い飯多いし。」
でぇじょうぶ博士
「かっぱさん、それは関係ないでやんす。ただ、医師が都市部を選ぶ理由の一つに、キャリア形成の問題があるのは事実でやんす。地方の小規模病院では最新の治療技術を学ぶ機会が限られるでやんすからね。」
ずん
「じゃあもう、AIとかロボット手術とかで解決できないのだ?」
やきう
「お前、何でもAIで解決すると思っとるやろ。口唇口蓋裂の治療は繊細な技術が必要やねん。ロボットに任せられるかボケ。」
かっぱ
「でも将来的にはあり得るんちゃう?遠隔手術とかも発展しとるし。」
でぇじょうぶ博士
「技術的には可能になってきているでやんすが、実用化にはまだ時間がかかるでやんす。それに、口唇口蓋裂の治療は手術だけではなく、成長に合わせた継続的なケアが必要でやんすからね。」
ずん
「なんか、結局のところ解決策が見えないのだ...」
やきう
「せやから絶望的なんやろ。この記事の親も『いっそ死んでやろうか』って思ったんやし。」
かっぱ
「でも山本先生みたいな人がおったから希望が持てたわけやん。それは大きいで。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそうでやんす。個人の努力だけでは限界があるでやんすが、こうした活動が社会に問題を提起し、制度改革につながる可能性もあるでやんす。実際、この記事が出たことで、多くの人が地方の医療格差について考えるきっかけになったでやんすからね。」
ずん
「でも記事読んだだけじゃ何も変わらないのだ。みんなすぐ忘れるのだ。」
やきう
「それな。結局、自分に関係ないことは他人事やねん。日本人の悪いところや。」
かっぱ
「クソオスのせいやんけ...あ、いや、これは違うか。」
でぇじょうぶ博士
「社会問題への関心の持続性は確かに課題でやんすね。ただ、松田さん夫妻のように当事者が声を上げ続けること、山本先生のように行動し続けることが、少しずつでも状況を変えていくでやんす。」
やきう
「お前には無理や。まず自分の生活すら成り立ってへんやろ。」
かっぱ
「まあでも、知ることから始まるんちゃう?この問題を忘れんことや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。それと、もし周りに同じような悩みを持つ人がいたら、情報を共有することも大切でやんす。孤立させないことが何より重要でやんすからね。」
ずん
「ふむふむ。でもさ、500人に1人って、案外身近にいる可能性あるのだ?」
やきう
「計算できんのか?まあ、学校に一人はおるかもしれへんレベルやな。」
かっぱ
「でも治療しとったら、ぱっと見では分からんこともあるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「適切な治療を受けていれば、外見上はほとんど分からなくなることも多いでやんす。ただし、発音や歯並びの問題が残る場合もあるでやんすので、継続的なケアが重要でやんす。」
ずん
「なるほど...でも地方だとそのケアが受けられないってことなのだ。これは深刻なのだ。」
やきう
「今更気づいたんかい。最初から言うとるやろ。」
かっぱ
「でも、ずんが理解したってことは、この話も無駄やなかったってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。医療格差の問題は、誰もが当事者になりうる問題でやんす。自分や家族がその立場になって初めて気づくことも多いでやんすが、事前に知っておくことで、いざという時に適切な行動ができるでやんす。」
ずん
「でもさ、結局のところ、今すぐこの問題を解決する方法ってないのだ?」
やきう
「ないわ。長期的に専門医を育成して、地方に配置する仕組みを作るしかないねん。すぐには無理や。」
かっぱ
「でも山本先生の新しい拠点は、その第一歩になるんちゃう?」
でぇじょうぶ博士
「期待したいところでやんすが、山本先生も77歳でやんすからね。後継者の育成や、持続可能な体制づくりが急務でやんす。個人の善意に頼った医療体制は、いつか崩壊するでやんすよ。」
やきう
「国が本気出すわけないやろ。票にならんもん。地方の少数派の問題なんて、政治家は見向きもせえへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに政治的な優先順位は低いかもしれないでやんすが、少子化対策の一環として考えれば、出産・育児に対する不安を減らすことは重要でやんす。『どこで生まれても安心して治療が受けられる』という環境整備は、少子化対策としても有効でやんすよ。」
ずん
「おお!それなら政治家も動くかもしれないのだ!」
やきう
「甘いわ。少子化対策言うて何十年経っとんねん。結局、何も変わってへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「やきうさんの言うことも一理あるでやんすが、諦めたら終わりでやんす。松田さん夫妻も、絶望の淵から這い上がって、今では他の家族を支援する活動もしているでやんす。一人ひとりの行動が、少しずつ社会を変えていくでやんすよ。」
ずん
「...でも、ボクには何もできないのだ。ボクは賢くて優秀なエリート会社員だけど、医者じゃないし、政治家でもないのだ。」
やきう
「お前、エリートちゃうやろ。いつもダラダラしとるやんけ。」
かっぱ
「まあまあ。でも、ずんにもできることはあるやろ。例えば、募金とか。」
でぇじょうぶ博士
「お金がなくても、SNSでシェアするとか、周りに話すとか、できることはあるでやんす。問題を知ってもらうことが第一歩でやんすからね。」
ずん
「...じゃあ、Xでポストするのだ!『#地方医療格差 #口唇口蓋裂』とか書いて!」
やきう
「ハッシュタグ付けたら満足するタイプやな。まあ、何もせんよりはマシか。」
かっぱ
「せやな。拡散力あったら、それはそれで意味あるし。」
でぇじょうぶ博士
「SNSでの情報拡散も、現代では重要な社会運動の一つでやんす。ただし、正確な情報を伝えることが大切でやんすよ。デマや偏った情報を広めないように注意が必要でやんす。」
ずん
「わかったのだ!ボク、これから口唇口蓋裂のスペシャリストになるのだ!」
ずん
「ひどいのだ!ボクだって...まあ、確かに忘れるかもしれないのだ。でも、この記事読んで、地方で子ども産むのって大変なんだなって思ったのだ。それだけでも意味あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「十分意味があるでやんす。多くの人が『知らなかった』ことを『知った』だけでも、社会の意識は少しずつ変わっていくでやんす。ずんが今日この問題を知ったように、誰かがずんの投稿を見て知るかもしれないでやんすからね。」
ずん
「でもさ、結局のところ、松田さん一家は山本先生に出会えて良かったのだ。でも、出会えなかった人たちはどうなってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...それが問題の本質でやんすね。運良く良い医師に出会えた人は救われるでやんすが、出会えなかった人は孤立したままでやんす。医療は運任せであってはならないでやんす。」
やきう
「結局、この国の医療制度が腐っとるってことやろ。都会に住んどる奴らは恵まれとることに気づいてへんねん。」
かっぱ
「まあ、わしも都会住みやけど、確かに病院選び放題やしなあ。」
ずん
「じゃあボクも都会に住んでて良かったのだ!...って、これでいいのか?」
やきう
「良くないわ。でもお前、地方移住する気ないやろ?」
でぇじょうぶ博士
「都市集中は医療だけでなく、教育、仕事、文化など、あらゆる面で起きているでやんす。地方創生を本気でやるなら、医療体制の整備は最優先課題の一つでやんす。でも、現実は厳しいでやんすね。」
ずん
「でもさ、オンライン診療が発達すれば、少しは解決するんじゃないのだ?さっきは手術は無理って言ってたけど、診察くらいはできるでしょ?」
やきう
「診察だけやったら意味ないやろ。結局、治療は都会に行かなあかんねやから。」
かっぱ
「でも、何度も通院する手間は減るんちゃう?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。オンライン診療は完璧な解決策ではないでやんすが、患者の負担を減らすことはできるでやんす。特に経過観察や相談などは、オンラインで十分対応可能でやんすからね。」
ずん
「じゃあ、政府はもっとオンライン診療を推進すべきなのだ!」
やきう
「推進しとるわ。でも、医者の側が抵抗しとんねん。対面診療の方が儲かるし、責任問題もあるからな。」
でぇじょうぶ博士
「医療ビジネスの側面を無視することはできないでやんすが、それだけではないでやんす。オンライン診療には限界があるでやんすし、誤診のリスクも高まるでやんす。慎重になるのも理解できるでやんすよ。」
ずん
「むむむ...難しいのだ。何をやっても完璧な解決策はないのだ。」
やきう
「当たり前やろ。簡単に解決できる問題やったら、とっくに解決しとるわ。」
かっぱ
「でも、少しずつでも改善していくしかないやろ。山本先生みたいに、地道に活動する人が増えれば...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。劇的な変化は期待できないでやんすが、小さな積み重ねが大きな変化を生むでやんす。松田さん一家の経験が記事になって、多くの人に知られたことも、その一歩でやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクがこの記事をシェアすることも、小さな一歩なのだ?」
かっぱ
「おお、やきうが認めたで!これは歴史的瞬間やん!」
ずん
「よし!じゃあボク、今すぐシェアするのだ!...と思ったけど、フォロワー20人しかいないのだ。意味あるのだ?」