ずん
「ねえ博士、なんかさ、佐々木朗希がアメリカで胴上げされたらしいのだ。これってすごいことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。お前、野球のルールも知らんのか?ワイはメジャーの歴史全部暗記しとるで。」
ずん
「いや、ボクが聞きたいのはそういうことじゃなくて...胴上げされるって痛くないのかなって」
でぇじょうぶ博士
「胴上げの話でやんすか。まあ、佐々木朗希投手は23歳でドジャースのリーグ優勝決定シリーズの胴上げ投手になったでやんす。これは日本人投手としては快挙でやんすよ。」
やきう
「せやな。しかもカーショーっていうレジェンドからハグ求められるとか、ワイでも泣くわ。」
ずん
「カーショーって誰なのだ?カーショーってあの、車屋さんなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それはカーディーラーでやんす。クレイトン・カーショーは、メジャーリーグを代表する左腕投手でやんす。サイ・ヤング賞を3回も受賞した怪物でやんすよ。」
やきう
「お前、ホンマに無知やな。ワイみたいなエリートからしたら信じられへんわ。」
ずん
「でも博士、ハグって...日本だと上司にハグされたらセクハラで訴えられるのだ」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんすね。でもアメリカではハグは祝福や敬意の表現でやんす。特にカーショーからのハグは、まるで教皇から祝福を受けるようなもんでやんす。」
やきう
「カーショーは37歳で、今季は故障で1試合しか投げてへんのや。それでも若手を祝福するとか、プロの鑑やで。」
ずん
「37歳で故障...つまり、もう引退間近ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君の無神経さは、まるで地雷原を素足で走り回るようなもんでやんすね。でも、確かにカーショーにとっては、若い佐々木朗希の活躍は希望の象徴でやんす。」
やきう
「しかも佐々木は九回に登板して1安打無失点やで。プレッシャーの中でこれができるんは、メンタルがゴリラ並みに強いってことや。」
ずん
「ゴリラって...じゃあボクもゴリラになれば胴上げされるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君がゴリラになっても、胴上げどころか動物園送りでやんす。」
やきう
「ってか、お前ら気づいとるか?この記事、クマのニュースと混ざっとるやんけ。佐々木の偉業とクマ出没を同じ扱いって、Yahoo!ニュースのアルゴリズムどうなっとんねん。」
ずん
「あ、本当だ!クマが5頭も出てるのだ!これは佐々木朗希より重大ニュースなのでは...?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、優先順位がおかしいでやんす。でも確かに、仙台駅から3キロでクマ5頭は危険でやんすね。まるでドジャースのブルペンに突然クマが乱入するようなもんでやんす。」
やきう
「野球とクマ、どっちも怖いもんなんやで。佐々木はメジャーの猛獣たちと戦っとるわけやし。」
ずん
「じゃあ、佐々木朗希がクマと戦ったら勝てるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それはスポーツじゃなくてサバイバルでやんす。でも、佐々木投手の160キロの速球なら、クマも驚いて逃げるかもしれないでやんすね。」
やきう
「アホか。クマは時速60キロで走るんやで。佐々木の球より速い反射神経持っとるわ。」
ずん
「むむむ...じゃあ結局、胴上げされることとクマに襲われること、どっちが怖いのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは比較対象が間違ってるでやんす。でも、佐々木投手にとっては、カーショーからのハグの方が緊張したかもしれないでやんすね。だって、レジェンドからの祝福は、まるで神様から直接『よくやった』って言われるようなもんでやんすから。」
やきう
「せやな。ワイもいつか誰かに認められたいわ...って、ワイはもう十分エリートやから必要ないけどな!」
ずん
「でも博士、結局のところ、佐々木朗希って今後どうなるのだ?ワールドシリーズでも投げるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は高いでやんす。ただし、ワールドシリーズはさらにプレッシャーが大きいでやんす。まるで、全世界が見ている前で数学の難問を解くようなもんでやんす。おいらなら余裕でやんすが。」
やきう
「博士、お前数学できてもモテへんやろ。佐々木はこれでさらにモテるようになるで。」
でぇじょうぶ博士
「...おいらは研究に集中してるからモテる必要ないでやんす!」
ずん
「まあまあ、博士。ところで、ボクも野球始めたら胴上げされるのだ?日本のプロ野球なら楽勝なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、プロ野球選手になるには、まず毎日8時間以上の練習が必要でやんす。それに加えて、才能と運と努力が必要でやんす。」
やきう
「お前、それでよくエリート会社員とか名乗れるな。ワイも引きこもりやけど、お前よりはマシやで。」
ずん
「むむむ...じゃあ、ボクはせめてカーショーみたいに誰かにハグをあげる側になるのだ!それなら練習いらないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それはただのセクハラでやんす。」