ずん
「おこめ券に期限つけるって、政府は米を腐らせる気なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。期限をつけないと、みんな引き出しの奥にしまい込んで忘れるでやんすからね。商品券の墓場になるでやんす。」
やきう
「ワイの家には使ってないクオカードが7枚あるわ。期限ないと結局使わんのよな。」
ずん
「でも米券て...今時、米屋で買う人なんているのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこがミソでやんす。スーパーで使えるなら便利でやんすが、専門店限定だと若者は使い方すら知らないでやんす。昭和のテレホンカードと同じ運命でやんす。」
やきう
「つまり、ジジババしか喜ばんってことやな。若いやつはメルカリで売るやろ。」
ずん
「自治体も困ってるみたいなのだ。配る?配らない?って。」
でぇじょうぶ博士
「当然でやんす。配布コスト、換金システム、店舗対応...全部自治体の負担でやんすからね。国は『やれ』と言うだけで金は出さないでやんす。」
やきう
「ほんま無責任やな。GoToの時と同じ匂いがするわ。」
ずん
「でも消費を底上げするんでしょ?いいことじゃないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「理屈ではそうでやんす。でも米は必需品でやんすから、券があってもなくても買うでやんす。単に支払い方法が変わるだけで、新規消費は生まれないでやんす。」
やきう
「せやな。米買う金が浮いた分、別のもん買うだけや。トータルで見たら意味ないやん。」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。『何かやってる感』の演出でやんす。選挙前に有権者へのアピールが必要でやんすからね。効果の検証は誰もしないでやんす。」
やきう
「税金使った壮大な人気取りってわけか。ほんまクソやな。」
ずん
「使用期限は数カ月らしいけど、短すぎないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ短い方が合理的でやんす。長いと忘れるでやんすし、米価が暴落する可能性もあるでやんす。今は過去最高水準でやんすが、来年は米余りで暴落の予測もあるでやんす。」
やきう
「なんや、米の先物取引みたいになってきたな。投機対象かよ。」
ずん
「米が余るのに米券配るって、矛盾してないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「大矛盾でやんす。供給過多なのに需要喚起するのは、溺れてる人に水を飲ませるようなもんでやんす。農家支援なら別の方法があるでやんすよ。」
やきう
「結局、農協票が欲しいだけやろ?わかりやすすぎて草も生えんわ。」
ずん
「自治体が見送りを表明してるところもあるみたいなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「賢明な判断でやんす。費用対効果を考えれば、別の施策に予算を回した方がマシでやんす。現金給付の方がよっぽどシンプルでやんす。」
やきう
「せやけど現金やとパチンコに消える可能性あるからな。米券なら健全やとか思っとるんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。転売ヤーの新たな収入源になるだけでやんす。手数料取られる分、国民の損でやんすね。」
やきう
「ほんま無能の極みやな。誰がこんなん考えたんや。」
ずん
「ボク、いいこと思いついたのだ!おこめ券じゃなくて、お肉券にすればいいのだ!」
やきう
「...お前、それもう2020年に却下されたやつやぞ。」
ずん
「むぅ...じゃあボクが考えた『おずんだ券』なら絶対流行るのだ!地方創生にもなるのだ!」