ずん
Googleが大学生とコラボしてGemini活用本を出したらしいのだ。これって、結局Googleの無料広告なんじゃないっすか?
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。しかし、企業の広告戦略としては実に巧妙でやんすね。学生を巻き込むことで「若者に優しいGoogle」というイメージを植え付け、さらに無料で配布することで「太っ腹なGoogle」を演出してるでやんす。まさに一石二鳥でやんす。
やきう
800人も学生集めて、結局45例しか載せてへんのか。残りの755人分のアイデアはゴミ箱行きやな。
ずん
え、そんなに切り捨てられたのだ...?ボクのアイデアだったら確実に不採用なのだ。
でぇじょうぶ博士
まあ、品質管理は必要でやんすからね。しかし興味深いのは、この本の内容でやんす。レポートを批判的にレビューさせたり、就活で企業分析したり...要するに「考えることを外注する」方法を教えてるわけでやんす。
やきう
考える力が衰退するってわけか。ワイらの世代は辞書引いて必死に調べたもんやけどな。
ずん
でも便利じゃないっすか。ボク、考えるの嫌いなのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、それは既に手遅れでやんす。そもそも君は考える習慣がないでやんすからね。
やきう
草。でも博士、AIに頼りきると、いざAIが使えん時どうすんねん?
でぇじょうぶ博士
鋭い指摘でやんす。人類は火を使えるようになって以来、ずっと道具に依存してきたでやんす。今さらAIだけを特別視する必要もないでやんすが...問題は、AIが間違った情報を自信満々に出力することでやんすね。
ずん
じゃあ、結局AIを信じちゃダメってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
いや、むしろ「疑いながら使う」のが正解でやんす。この本の巻末にも書いてある通り、1回のプロンプトで諦めずフィードバックを重ねる...つまり、AIとの対話も人間関係と同じで手間がかかるってことでやんす。
やきう
めんどくさ。それなら最初から自分で考えた方が早いやん。
ずん
そうなのだ!結局、楽するつもりがめんどくさいことになるのだ。これって詐欺じゃないっすか?
でぇじょうぶ博士
おいおい、そこまで言うのは早計でやんす。適材適所で使えば十分価値はあるでやんす。例えば、中高生向けにニュースを噛み砕いて説明させるとか、PDFから音声概要を生成するとか...
やきう
要するに「要約」が得意ってことやな。でも要約なんて、見出しだけ読めば済む話やろ。
やきう
うるさいわ。ずん、お前こそAI使う前に人間らしい知能を身につけろや。
ずん
ひどいのだ...!でも、はかせ。Googleが必死にGemini推してくるってことは、ChatGPTに負けてるってことっすよね?
でぇじょうぶ博士
鋭いでやんす、ずん君。実際、AI市場は熾烈な競争状態でやんす。GoogleはGemini 3を発表して「最新・最強」と謳ってるでやんすが、これは裏を返せば「必死」ってことでやんすね。
やきう
ほんまやな。無料で本配ったり、学生使ったり...涙ぐましい努力やで。
ずん
じゃあ、ボクたちはどっちのAI使えばいいのだ?
でぇじょうぶ博士
それは用途次第でやんす。Geminiは「Googleドキュメント」や「Googleドライブ」との統合が強みでやんす。一方ChatGPTは汎用性が高い。要するに、両方使い分けるのが賢いでやんす。
やきう
結局、どっちも使えってことか。企業の思うツボやんけ。
ずん
そうなのだ...!ボクたち、完全に手のひらの上で踊らされてるのだ!むしろボク、AIに頼らず自力で生きていくのだ!