# 英中外交バトル
スターマー首相の「脅威」発言に中国激怒
ずん
「なんか英国と中国がめっちゃ揉めてるのだ!でもさ、どうせまたいつもの外交ごっこでしょ?本気で喧嘩してるわけじゃないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす、ずん君。これはまさに『本音と建前』の究極形態でやんす。スターマー首相は中国を『脅威』と呼びながらも、貿易や気候変動では協力すると言ってるでやんす。」
やきう
「ほーん。で、それがどうしたんや?ワイからしたら、ただのダブスタやんけ。口では文句言いながら、裏では金儲けしとるだけやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!これを外交用語では『戦略的曖昧性』と呼ぶでやんすが、要は『嫌いだけど必要』という関係でやんす。まるで職場の苦手な上司みたいなもんでやんす。」
ずん
「でも中国側も『内政干渉するな』って怒ってるのだ。香港のことに口出すなって。」
やきう
「当たり前やろ。元々イギリスが植民地にしとったくせに、今更偉そうに説教垂れるとか、図々しいにも程があるわ。これこそ帝国主義の残滓やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それは一面的な見方でやんす。確かに歴史的経緯はあるでやんすが、英国には香港の自由を守る『道義的責任』があると考えているでやんす。1997年の返還時に『一国二制度』を約束したでやんすからね。」
ずん
「じゃあさ、MI5がスパイがいるって警告してるらしいけど、本当にいるのだ?まさか妄想じゃないよね?」
でぇじょうぶ博士
「妄想ではないでやんす。中国は組織的にヘッドハンターを装ったスパイを使ってるでやんす。LinkedInで『素敵なお仕事のオファーがあります♡』なんてメッセージを送りつけて、実は情報収集してるでやんす。まるで出会い系詐欺の国家版でやんすね。」
やきう
「草。つまり『年収1000万円!在宅OK!』みたいな求人に釣られた国会議員がおるってことか。アホすぎやろ。」
ずん
「でもさ、イギリスだってスパイしてるんじゃないのだ?お互い様なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん君。確かに諜報活動は『やられたら怒るけど、自分もやってる』という矛盾に満ちた世界でやんす。ただし公にするかしないかが重要でやんす。今回イギリスがわざわざ公表したのは、中国への強いメッセージでやんす。」
やきう
「結局、ポーズだけやん。本気で対立する気ないやろ。中国との貿易なくなったら、イギリス経済死ぬし。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。英国は2024年11月に習近平主席と会談して関係改善を図ったばかりでやんす。でも今回の『脅威』発言。これはまるで恋人に『お前のこと好きだけど、浮気は許さねえからな』と言ってるようなもんでやんす。」
やきう
「要は『金は欲しいけど信用してへん』ってことやろ。めっちゃ正直やんけ。ある意味清々しいわ。」
でぇじょうぶ博士
「これを『協力と防衛の両立』と呼んでるでやんすが、実際は綱渡り外交でやんす。一歩間違えれば両方から叩かれる危険な戦略でやんす。国内の対中強硬派には『甘すぎる』と言われ、ビジネス界からは『もっと協力しろ』と圧力をかけられるでやんす。」
ずん
「じゃあロンドンに作ろうとしてる中国大使館はどうなるのだ?めっちゃデカいらしいじゃん。」
でぇじょうぶ博士
「ああ、あれでやんすね。広大な敷地に建設予定でやんすが、地元住民や人権団体が猛反対してるでやんす。まるで巨大ショッピングモール建設に反対する商店街みたいでやんす。12月10日までに決断が下されるでやんす。」
やきう
「安全保障上の懸念って、具体的にはなんやねん。まさか大使館から電波でも出るとか思ってんのか?」
でぇじょうぶ博士
「実は笑い事ではないでやんす。大使館は外交特権で守られるため、実質的に『治外法権』エリアになるでやんす。つまり監視や諜報活動の拠点にされる可能性があるでやんす。過去には他国の大使館から盗聴器が見つかった事例もあるでやんす。」
ずん
「うわぁ...じゃあ建てない方がいいじゃん。なんで悩んでるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そう簡単にいかないのが外交でやんす。建設を拒否すれば中国は報復措置を取るでやんす。例えば北京の英国大使館に嫌がらせをしたり、ビジネス環境を悪化させたりでやんす。まるで隣人トラブルの国家版でやんす。」
やきう
「結局どっちに転んでも損するやんけ。イギリス政府も大変やな。ワイやったら『両方とも無理』言うて引きこもるわ。」
ずん
「やきう、それお前の人生そのものじゃん...」
やきう
「うるさいわ!!ワイは戦略的撤退してるだけや!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ落ち着くでやんす。今回の一連の騒動で明らかになったのは、英中関係が『新冷戦』の様相を呈してきたということでやんす。かつての米ソ冷戦のように、イデオロギー対立と経済相互依存が同時に存在する不安定な状態でやんす。」
ずん
「でもさ、こんなにギスギスしてて本当に協力できるのだ?気候変動とかAIとか。」
でぇじょうぶ博士
「それが21世紀の外交の難しさでやんす。地球規模の課題には協力が不可欠でやんすが、同時に相手を信用できないでやんす。まるで『共同作業が必要だけど、お前のこと嫌い』という学校の班活動みたいなもんでやんす。」
やきう
「それ最悪のパターンやん。ワイも経験あるわ。結局、仕事できる奴が全部やる羽目になるんや。」
やきう
「は?ワイはバリバリのエリートやったんやぞ!!...過去形やけどな。」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんす。今後の展開でやんすが、おそらくこのギクシャクした関係は続くでやんす。英国は対中強硬姿勢を維持しつつ、経済的利益も追求する『矛盾外交』を続けるでやんす。中国は反発しながらも、欧州との関係悪化は避けたいでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、このまま文句言い合いながら仲良くするってこと?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。これを『戦略的競争』と呼ぶでやんす。お互いを牽制しながらも、完全な断絶は避ける。まるで険悪な夫婦が子供(グローバル経済)のために離婚しないようなもんでやんす。」
やきう
「なんやそれ。めっちゃ不健全な関係やん。いっそ離婚した方がマシやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それができないのが国際関係でやんす。離婚(断交)したら両方とも経済的に大打撃を受けるでやんす。中国は欧州市場を失い、英国は投資と貿易相手を失うでやんす。共倒れでやんす。」
ずん
「うーん...難しいのだ。でもさ、人権問題ってそんなに重要なのだ?経済の方が大事じゃないのだ?」
やきう
「おいおい、ずん。お前それマジで言ってんのか?人権より金って、お前中国共産党の回し者か?」
ずん
「違うのだ!!ただ現実的に考えたら、お金がないと生活できないじゃん!人権も大事だけどさぁ...」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の意見も一理あるでやんす。これは『理想主義vs現実主義』という古典的な対立でやんす。人権を重視すれば経済的損失、経済を優先すれば道義的批判。どちらを選んでも批判されるジレンマでやんす。」
やきう
「結局、政治家は口では綺麗事言うけど、本音は金やろ。スターマーも『人権ガー』言いながら、中国マネー欲しいんやろ?ダサすぎやわ。」
でぇじょうぶ博士
「厳しい見方でやんすが、完全に否定はできないでやんす。実際、西側諸国は中国の人権問題を批判しながらも、巨大市場へのアクセスは手放したくないでやんす。これを『選択的道徳』と呼ぶ批判もあるでやんす。」
ずん
「じゃあ他の国はどう見てるのだ?アメリカとか。」
でぇじょうぶ博士
「アメリカは英国よりも強硬でやんす。トランプ政権時代から対中強硬路線は継続してるでやんす。ただし、トランプもバイデンも中国製品への依存は減らせてないでやんす。口では強気でも、実際は複雑な相互依存関係でやんす。」
やきう
「要は全員口だけってことやろ?誰も本気で中国と戦う気ないんやん。茶番やわ。」
ずん
「でもさ、本気で戦ったら戦争になっちゃうじゃん。それよりマシなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、たまにいいこと言うでやんす。その通りでやんす。この『茶番』こそが平和を維持する手段でやんす。お互いに不満を言いながらも、武力衝突は避ける。これが現代の賢い外交でやんす。」
やきう
「はぁ?それって結局、問題先送りしてるだけやろ。いつか爆発するで。」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は否定できないでやんす。特に台湾問題が火種になる危険性があるでやんす。もし中国が台湾に武力行使すれば、英国を含む西側諸国は対応を迫られるでやんす。その時こそ『本音と建前』の使い分けができなくなるでやんす。」
ずん
「台湾...そういえば香港も『一国二制度』だったのに、もう崩壊してるよね。台湾も同じ運命なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性はあるでやんす。香港の事例は『中国の約束は信用できない』という教訓を与えたでやんす。だからこそ台湾は警戒を強め、西側諸国も『次は台湾だ』と危機感を持ってるでやんす。」
やきう
「でもな、台湾守るために戦争するか?って話やろ。アメリカでさえ曖昧にしとるやん。イギリスなんて絶対関わりたくないはずやで。」
ずん
「やきうの言う通りなのだ。誰も戦争なんてしたくないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそうでやんす。だからこそ『抑止力』が重要でやんす。中国に『もし台湾に手を出したら、大変なことになるぞ』と思わせることが目的でやんす。実際に戦う意思があるかどうかは別として、そう思わせることが大事でやんす。」
やきう
「つまりハッタリやん。ポーカーと同じやな。手札クソでも強気に出たら勝てることあるし。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!外交とはハッタリとブラフの芸術でやんす。ただし、相手もプロのポーカープレイヤーでやんすから、簡単には騙されないでやんす。」
ずん
「じゃあさ、今回のスターマー発言もハッタリってこと?本気じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「半分本気、半分ハッタリでやんす。国内向けには『我々は中国に屈しない』というメッセージ。中国向けには『調子に乗るなよ』という警告。そしてビジネス界には『でも貿易は続けるよ』という安心感。全方位外交でやんす。」
やきう
「器用すぎやろ。ワイにはそんな芸当無理やわ。」
やきう
「は!?なんやとコラ!!ワイは戦略的に孤立を選んどるだけや!」
でぇじょうぶ博士
「やきう君の『戦略的孤立』と英国の『戦略的曖昧性』は似て非なるものでやんす。英国は選択肢を残してるでやんすが、やきう君は...その...選択肢がないでやんす。」
ずん
「ところでさ、中国大使館の話に戻るけど、結局どうなりそうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいらの予想では、条件付きで許可が出るでやんす。『セキュリティ強化』や『規模縮小』などの条件をつけて。完全拒否は外交的にリスクが高すぎるでやんす。」
やきう
「どうせそうやろな。結局、中途半端な妥協で終わるんや。誰も納得せん結果になるで。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、成長したでやんすね...というのは冗談でやんす。確かに『大人の対応』でやんすが、問題の根本解決にはなってないでやんす。英中の相互不信は深まる一方でやんす。」
やきう
「つまり、今後もずっとこのギスギス関係が続くってことか。地獄やな。」
ずん
「でもさ、完全に仲良くする必要ってあるのだ?適度な距離感でいいんじゃないの?」
でぇじょうぶ博士
「ほう、ずん君にしては深い洞察でやんす。確かに国家間の関係は『適度な距離感』が重要でやんす。近すぎれば依存し、遠すぎれば対立が激化するでやんす。ちょうどいい距離を保つのが外交の極意でやんす。」
やきう
「それって人間関係と同じやん。ワイも適度な距離感保ってるで。具体的には誰とも関わらん距離や。」
ずん
「それ距離感じゃなくて孤立って言うのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、やきう君の人生論はさておき、今回の騒動で分かったのは、21世紀の大国関係は『対立と協力の共存』が常態化しているということでやんす。冷戦時代のような明確な敵対関係ではなく、グレーゾーンでの駆け引きが続くでやんす。」
ずん
「うーん、なんかスッキリしないのだ。結局どっちが正しいの?」
でぇじょうぶ博士
「それが外交の難しさでやんす。『正しさ』は立場によって変わるでやんす。英国から見れば人権擁護は正義、中国から見れば内政干渉は悪でやんす。絶対的な正義なんて存在しないでやんす。」
やきう
「結局、力が正義ってことやろ。強い方が勝つんや。綺麗事抜きにしたらそれだけの話や。」
ずん
「やきう、たまにいいこと言うのだ...って、これいいことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やきう君の言葉は厳しいでやんすが、国際関係のリアルを突いてるでやんす。理想論だけでは国は守れないでやんす。かといって力だけに頼れば孤立するでやんす。バランスが全てでやんす。」
やきう
「バランスバランス言うてるけど、結局どっちつかずのコウモリ外交やんけ。そんなん長続きせんで。」
やきう
「簡単や。中国と完全に手を切る。短期的には痛いけど、長期的には自立できるやろ。依存体質から脱却や。」
でぇじょうぶ博士
「理想論でやんすね、やきう君。現実には中国との経済関係を断ち切るのは不可能に近いでやんす。サプライチェーンが複雑に絡み合ってるでやんす。まるで絡まったイヤホンをほどくようなもんでやんす。」
ずん
「イヤホン...そういえばボクのイヤホンも中国製なのだ。」
やきう
「見ろや!それが依存の証拠や!お前のイヤホンから中国が情報抜いとるかもしれんで!」
ずん
「えぇ!?マジなのだ!?...ってボク別に大した情報持ってないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君のは半分冗談でやんすが、実際にIoT機器を通じた情報収集の懸念はあるでやんす。ファーウェイの5G機器が問題視されたのもそれでやんす。」
やきう
「ほらな。だから中国製品は危険なんや。...ってワイのスマホもXiaomiやったわ。」
やきう
「う、うるさいわ!!これは...戦略的選択や!コスパがええだけや!」
でぇじょうぶ博士
「やきう君が図らずも証明してくれたでやんす。個人レベルでも中国製品への依存は避けられないという現実を。国家レベルではなおさらでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、文句言いながらも付き合っていくしかないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらそうでやんす。これが『相互確証依存』でやんす。冷戦時代の『相互確証破壊』の経済版でやんす。お互いに相手を完全に排除できない関係でやんす。」
やきう
「なんやそれ。聞いてるだけでストレス溜まるわ。こんな関係、健全ちゃうやろ。」
ずん
「でもやきう、お前と社会の関係もそんな感じじゃん。嫌いだけど完全には切れないっていう。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、今日は冴えてるでやんすね。確かに個人と社会の関係も、国家間関係と似たような構造を持ってるでやんす。完全な独立は不可能でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「さて、そろそろまとめに入るでやんす。今回の英中対立から学べることは何でやんすか?」
でぇじょうぶ博士
「でも本質はそこでやんす。21世紀の外交は白黒つけられない曖昧さの中で、最善を尽くす忍耐力が求められるでやんす。簡単な答えなんてないでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちができることって何なのだ?普通の人間には関係ない話じゃないの?」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。私たち一人一人の消費行動や投票行動が、間接的に外交政策に影響するでやんす。『中国製品を買うか買わないか』という選択も、実は外交の一部でやんす。」
やきう
「めんどくさ。ワイはただ安いもん買いたいだけやのに、そんなこと考えなあかんのか。」
ずん
「やきうの言う通りなのだ。いちいち考えてたら何も買えないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その『考えるのが面倒』という態度こそが、実は一つの選択でやんす。無関心も立派な政治的態度でやんす。ただし、その結果についても責任を負うことになるでやんす。」
やきう
「重たい話やな...ワイはもう疲れたわ。結局どうなるか見守るしかないやん。」
ずん
「そうなのだ!だからボクらは高みの見物してればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...二人とも他人事でやんすね。でもそれも一つの生き方でやんす。傍観者として歴史を眺めるのも悪くないでやんす。」
ずん
「でしょ!?だからボクは今日も平和にずんだもち食べるのだ!」
ずん
「うるさいのだ!ボクの好物なのだ!...あれ、これって中国製の餅なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...もしかしたらそうかもしれないでやんす。」
ずん
「まあいいのだ!美味しければどこ産でも関係ないのだ!これが真の国際平和なのだ!」