ずん
「10億円って...これもうヤクザの財布じゃん、信用組合の体してないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「正確には約10億円でやんす。しかも総額279億円以上の不正融資の氷山の一角でやんすよ。」
やきう
「ワイの貯金1000万が可愛く見えるわ。つーか信用組合って名前が詐欺やん。」
ずん
「でも街宣活動止めるためって...脅されてたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが曲者でやんす。『解決料』という名目は、要するにみかじめ料と同じでやんすね。払わないと騒がれる、払えば静かになる。まるでゆすりたかりの教科書でやんす。」
やきう
「理事長交代しても続いとったんやろ?組織ぐるみで腐っとるやんけ。」
ずん
「無断借名融資って何なのだ?ボクの名前勝手に使われたりするのだ?」
でぇじょうぶ博士
「他人の名前を無断で使って融資する手口でやんす。ずん君の場合は信用がないので使われる心配はないでやんすけどね。」
やきう
「しかも福島やろ?震災復興で大変やった地域やのに、信用組合がこんなんって救いようないわ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが本質でやんす。地域金融機関は庶民の味方のはずが、実態は反社の資金源でやんす。まるで病院が病原菌培養してるようなもんでやんす。」
ずん
「組合員はどうなるのだ?預金は大丈夫なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「預金保険制度があるので1000万円までは保護されるでやんす。でも信用は地に落ちたでやんすね。」
やきう
「再生とか言うとるけど、誰が信用すんねん。ワイやったら速攻で金引き出すわ。」
ずん
「じゃあボクも地方銀行使うのやめるのだ!都市銀行なら安全なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。どこの金融機関も裏では何してるかわからないでやんすよ。大手だって過去に不祥事山ほどあるでやんす。」
ずん
「でも10億円って、一体何に使われたのだ?街宣車のガソリン代にしては高すぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが闇でやんすね。『解決料』の実態は誰にもわからないでやんす。高級車買ったり、豪遊したり、さらに別の犯罪資金になったり...想像するだけで恐ろしいでやんす。」
やきう
「旧経営陣の責任追及って、もう逃げとるやろ絶対。」
ずん
「じゃあこれからどうなるのだ?倒産するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性はあるでやんす。でも倒産すれば地域経済に大打撃でやんすから、公的資金注入とか救済合併とか、結局税金で尻拭いするパターンでやんすね。」
やきう
「また税金かよ。マジメに働いとるワイらがババ引くんかい。」
ずん
「ちょっと待つのだ!反社ってそんなに力あるのだ?なんで警察は止められないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「表向きは合法的な取引に見せかけるから難しいでやんす。しかも地域に根を張ってる場合、政治家や警察とも複雑な関係があったりするでやんす。闇は深いでやんすよ。」
やきう
「つまり、真面目な庶民だけが損する社会ってことやな。」
ずん
「もうボク、現金主義で生きていくのだ!...あ、でも現金どこに隠せばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の場合、隠す現金もないでやんすけどね。」
ずん
「博士ひどいのだ!...でもこれ、他の信用組合も同じことしてる可能性あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「氷山の一角という言葉がぴったりでやんす。バレたのはいわき信組だけで、全国に同じような闇を抱えてる金融機関があってもおかしくないでやんすよ。」
ずん
「じゃあボク、ビットコインに全財産投資するのだ!それなら反社に渡らないのだ!」