ずん
「女子大がバタバタ潰れてるらしいのだ。これはもう、女子がいなくなる前触れなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。少子化と価値観の変化で、女子大という"箱"が時代遅れになってきただけでやんす。」
やきう
「ワイの母校も危ないんか...って、ワイ男やったわ。」
ずん
「でも武庫川女子大とか有名なところも共学化するんでしょ?やばいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「武庫川女子は関西トップの志願者数を誇ってたでやんすが、それでも共学化を選んだでやんす。まるで優等生が突然進路変更するようなもんでやんす。」
やきう
「神戸女学院が"陥落危機"とか草。かつての御三家が転落とかドラマやんけ。」
ずん
「収容定員充足率84.8%って、そんなにヤバいの?」
でぇじょうぶ博士
「9割切ると私学助成金が減額されるでやんす。つまり国から"お前のところ、人気ないな"と宣告されるようなもんでやんす。」
やきう
「でも志願者数は回復してるんやろ?まだワンチャンあるやん。」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。志願者は増えても、実際に入学する"歩留まり"が悪いでやんす。まるで告白されまくっても誰とも付き合えない状態でやんす。おいらみたいでやんす。」
ずん
「それはかわいそうなのだ...じゃあ京都女子大の"女子大宣言"は意味あるの?」
でぇじょうぶ博士
「ブランド維持の最後の抵抗でやんすね。でも京都は立地が良くてもライバル多数。同志社女子はキャンパスが京田辺の不便な場所。一長一短でやんす。」
やきう
「結局どこも詰んでるやんけ。女子大って存在価値あるんか?」
ずん
「そもそも、なんで女子だけの大学なんて作ったのだ?男子禁制とか時代錯誤なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「歴史的には女性の高等教育機会を広げるためでやんした。でも今は共学が当たり前。女子大の"安全な環境"というメリットより、"出会いがない"というデメリットが目立つでやんす。」
やきう
「つまり、婚活市場から撤退したようなもんやな。そら人気落ちるわ。」
ずん
「でも白百合とかフェリスとか、名門もヤバいって書いてあるのだ。これは全国的な危機なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。98年には98校あった女子大が、2023年には73校に減少。まるで絶滅危惧種のように減ってるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「一部は生き残るでやんす。医療系や看護系の学部を持つところは需要があるでやんすからね。でも文系中心の女子大は厳しいでやんす。」
ずん
「じゃあボクが女子大作ればワンチャンあるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずんが作る大学なんて、入学した瞬間に後悔する未来しか見えないでやんす。」
やきう
「むしろ募集停止待ったなしやろ。開校前に閉校決定しそうや。」
ずん
「ひどいのだ!でもまあ、女子大がなくなっても困らないのだ。ボクは共学派なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ずんは共学だろうが女子大だろうが、誰からも相手にされないでやんす。」
やきう
「結局、時代が変わったってことやな。女子大という"聖域"はもう必要ないんや。」
ずん
「じゃあこれからは全部共学になって、みんな平等になるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「平等というより、生き残りをかけた戦いでやんす。共学化しても人気出なければ潰れるだけでやんす。」
ずん
「結局、大学も企業みたいに競争なのだ。弱肉強食なのだ。」
やきう
「そういうこっちゃ。時代に適応できんとこは淘汰されるんや。」
ずん
「じゃあボクも時代に適応しないと...って、何に適応すればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まずは現実に適応するでやんす。ずんはまだ自分が"賢くて優秀なエリート"だと勘違いしてるでやんす。」
ずん
「...ボク、女子大より先に消えそうなのだ。」