**ずん
「これ完全に国分太一の首だけ飛んでるパターンなのだ!日テレ怖すぎるのだ!」**
でぇじょうぶ博士
「むむむ、これは興味深い事案でやんすねぇ。本人には何も言わず、文春には全部バラすという、まるで浮気相手にだけ本音を漏らす既婚者のような手口でやんす。」
やきう
「ワイ、これ見てて思たんやけど、優しい人間がセクハラせんって理屈、マジで意味不明やで。世の中のDV野郎、全員が家では『いいパパ』やっとるわ。」
ずん
「えぇ...じゃあボクも職場で優しくしてたら、実は裏でヤバいことしてると思われてるのだ...?」
やきう
「お前の場合は表も裏もクズやから安心せえや。」
でぇじょうぶ博士
「しかしでやんすねぇ、事情聴取で録音も弁護士同席も許さないというのは、まるで中世の魔女裁判でやんす。『お前は魔女だ!』『え、何で?』『黙れ魔女!』という流れでやんすよ。」
ずん
「それ完全に冤罪製造機なのだ!日テレやばすぎるのだ!」
やきう
「せやな。でも文春の記事見たら『下半身画像送った』『ボディタッチした』って自白しとるやんけ。これセクハラやで、普通に。」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題の核心でやんす。仮にそれが事実だとしても、本人に詳細を伝えず、記者会見で『何かあったけど言えません』と曖昧にして、その後文春が詳細を報じるという流れは、どう見てもおかしいでやんすよ。」
ずん
「つまり...日テレが文春に情報流してるってことなのだ?」
やきう
「そら日テレか被害者側しかおらんやろ。国分本人は知らんのやから。でも被害者が『プライバシー守って』言うてる横で文春に売り込むか?普通。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそこでやんす。『被害者のプライバシー最優先』と言いながら、最も被害者を特定しやすい情報を文春経由で拡散するという、まるで『ダイエット中だから』と言ってケーキを5個食べるような矛盾でやんす。」
やきう
「ワイもそう思うで。何か上の方で気に食わんことあったんちゃうか。『お前、調子乗っとるな』的な。」
でぇじょうぶ博士
「企業組織というのは、時に個人を生贄にすることで内部の権力闘争を解決するものでやんす。まるで古代の神殿で羊を捧げるように、有名人の首を差し出すわけでやんすよ。」
ずん
「怖すぎるのだ...ボクも大企業には就職しないほうがいいのだ...」
やきう
「お前が就職できる企業あらへんから安心せえや。」
でぇじょうぶ博士
「しかもでやんすね、『昔の感覚でやらかした』というのも厄介な問題でやんす。10年前は許されてたことが、今は一発アウトという、まるでタイムマシンで未来に行ったら犯罪者扱いされるような状況でやんす。」
やきう
「せやで。『めちゃイケ』とか今やったら完全に放送事故や。でも当時は視聴率20%超えとったんやで。」
でぇじょうぶ博士
「つまり社会の基準が変わったわけでやんすが、その変化に適応できなかった者を『悪』として断罪するのは、少々酷な話でやんすよねぇ。」
ずん
「でも実際にセクハラしてたんなら、やっぱりダメなのだ?」
やきう
「そらダメや。でもな、『お前何したか教えへんけど、お前クビな』ってのもダメやろ。どっちもダメなんや。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそこでやんす。仮に国分氏に非があったとしても、適正な手続きを経ずに一方的に処分し、しかも本人の知らないところで情報を流出させるというのは、デュー・プロセス(適正手続き)の観点から大問題でやんす。」
やきう
「要するに『ちゃんと話聞いて、ちゃんと説明して、ちゃんと処分せえや』ってことや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。しかも若狭弁護士も『何が起訴されてるか分からんのに懲役2年』と例えてるように、これは法治国家としてあってはならない事態でやんすよ。」
ずん
「つまり...国分太一は被害者の可能性もあるのだ?」
やきう
「いや、加害と被害、両方や。セクハラした(かもしれん)のは加害やけど、日テレのやり方は国分を被害者にしとる。どっちも悪いんや。」
でぇじょうぶ博士
「世の中というのは、常に二元論では割り切れないものでやんす。白か黒かではなく、灰色の濃淡でしかないんでやんすよ。」
ずん
「難しすぎるのだ...じゃあボクらはどうすればいいのだ?」
やきう
「簡単や。文春と日テレ、両方疑え。そして国分の『優しかった』証言も、100%信じるな。全部グレーや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。情報を鵜呑みにせず、複数の視点から検証する姿勢が大事でやんすよ。まるで三角測量のように、複数の点から真実の位置を推定するんでやんす。」
ずん
「でもそんなこと言ってたら、何も信じられなくなるのだ...」
やきう
「せやで。だから人間は孤独なんや。誰も信じられへん、何も信じられへん。ワイらは皆、疑心暗鬼の中で生きとるんやで。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...やきう君、そこまで悲観的にならなくてもいいでやんす。ただ、健全な懐疑心を持つことは大事でやんすよ。」
ずん
「じゃあ結局、この事件の真相は分からないままなのだ?」
やきう
「せや。お前も、ワイも、博士も、誰も真実は知らん。知っとるのは当事者だけや。」
でぇじょうぶ博士
「そしてその当事者すら、自分の記憶が正しいか確信が持てない可能性があるでやんす。人間の記憶というのは、まるで酔っ払いの証言のように曖昧でやんすからねぇ。」
ずん
「じゃあもう何も分からないってことなのだ!!」
やきう
「せやで。だからお前も適当に生きとけばええんや。どうせ真実なんて誰も知らんのやから。」
ずん
「...それってボクの生き方、完全に正解だったってことなのだ?」