ずん
「ついにChatGPTが買い物までサポートしてくれる時代が来たのだ!これでボクは何も考えずに済むのだ!」
やきう
「お前、今まで何も考えずに生きてきたやろ。今更何が変わるんや。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。この「ショッピングリサーチ」機能は、単なる価格比較サイトとは一線を画すでやんす。予算やトレードオフまで考慮してくれるでやんす。まるで、やる気のない店員の代わりに超優秀な執事を雇ったようなもんでやんすね。」
ずん
「じゃあボク、もう店に行かなくていいってことなのだ?最高なのだ!」
かっぱ
「アホか。お前、試着もせんと服買うんか?サイズ合わんかったらどないすんねん。」
やきう
「ワイは既にAmazonで靴買って失敗したことあるわ。返品めんどくさすぎて、今も玄関で飾り物になっとる。」
でぇじょうぶ博士
「それは気の毒でやんす。ただ、この機能の真価は「意思決定支援」にあるでやんす。例えば、ゲーミングPCを買いたいとき、スペックと予算の最適なバランスを数分で提案してくれるでやんす。おいらのような優柔不断な人間には助かるでやんす。」
かっぱ
「博士、お前優柔不断やったんか。研究者やのに決断力ないんかいな。」
でぇじょうぶ博士
「研究と買い物は別でやんす!おいらは3時間かけてマウスパッド選んで、結局買わなかったことがあるでやんす。」
ずん
「3時間も!?そんな時間あったら3回昼寝できるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「しかし、ホリデー商戦に合わせた導入というのは戦略的でやんすね。アメリカのブラックフライデーは、まるで戦場でやんす。人々が安売りテレビのために命を賭けるでやんすからね。」
かっぱ
「日本でもブラックフライデーやっとるけど、あれホンマに安いんか?普段の値段知らんから分からんわ。」
やきう
「ワイも去年、ブラックフライデーで「50%オフ!」って書いてあった服買ったけど、後で調べたら元値が倍に設定されてただけやったわ。詐欺やんけ。」
ずん
「なるほど...じゃあChatGPTに「この商品、本当に安いのか調べて」って聞けばいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そう、それが可能になるでやんす。価格の推移や競合商品との比較も含めて、客観的なデータを提示してくれるでやんす。まるで、店員の営業トークを一切聞かずに済む耳栓みたいなもんでやんす。」
かっぱ
「でも、AIの言うこと鵜呑みにして大丈夫なんか?間違った情報掴まされたらどないすんねん。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。AIはあくまで道具でやんす。最終的な判断は人間がすべきでやんす。盲目的に従うのは、目隠しして車を運転するようなもんでやんすからね。」
やきう
「つまり、AIは参考程度にして、自分の頭で考えろってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ただ、この機能がもたらす最大の変化は、小売業界の地殻変動でやんす。実店舗での接客が不要になれば、店員という職業が絶滅危惧種になるでやんす。」
かっぱ
「それはヤバいな。店員さん、みんな職失うやんけ。」
ずん
「でも、感じ悪い店員に当たらなくて済むから、ボクは嬉しいのだ!」
やきう
「お前、店員に嫌な顔されるのは、お前の態度が悪いからやろ。鏡見ろや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、人間の接客にしかない温かみというのも確かにあるでやんす。ただ、その温かみが「押し売り」という名の熱湯になることもあるでやんすけどね。」
でぇじょうぶ博士
「おいら、家電量販店で3時間拘束されて、不要な延長保証を押し売りされたことがあるでやんす...。あれ以来、店員を見ると逃げるようになったでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの取り柄はそれだけじゃないでやんす!...まあ、確かに店員から逃げる時は役立つでやんすけど。」
かっぱ
「それにしても、AIがここまで進化したら、次は何や?AIが勝手に商品注文してくれるんか?」
でぇじょうぶ博士
「それもそう遠くない未来でやんす。冷蔵庫の中身をAIが監視して、牛乳が切れそうになったら自動で注文、なんてことも可能でやんす。まるでストーカーみたいでやんすけどね。」
ずん
「便利すぎて怖いのだ...。ボクの買い物履歴全部バレバレなのだ。」
やきう
「お前、何買ってるか気にしてるんか?怪しいもん買ってへんやろな。」
ずん
「な、何も買ってないのだ!ただの抱き枕なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「プライバシーの問題は確かに重要でやんす。AIに全てを委ねることは、自分の財布の中身を見知らぬ他人に見せるようなもんでやんす。便利さとプライバシーのトレードオフをどう考えるか、それが問われる時代でやんすね。」
やきう
「結局、便利な世の中になったけど、何か大事なもん失ってる気がするわ。」
ずん
「ボクは何も失ってないのだ!むしろ得しかしてないのだ!これでボクはさらに楽できるのだ!万歳なのだ!...あれ、でもボク買うお金ないのだった」