ずん
「ブルーチップ?なんか怪しい投資商品の匂いがするのだ。これ大丈夫なやつなのだ?」
やきう
「投資もクソも、ただのシールやんけ。お前の脳みそどうなっとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「これは懐かしいでやんす!昭和のポイントカードでやんすね。買い物するたびにシールもらって、水で濡らして台紙にペタペタ貼るでやんす。」
ずん
「え、水で濡らすって...なにそのアナログ作業。今の時代ならアプリでピッでしょ?効率悪すぎなのだ。」
かっぱ
「そこがええんやないか。子どもがこたつで黙々と貼る時間、あれが家族の団らんやったんや。」
やきう
「団らん(笑)。ワイらの時代はそんなん奴隷労働って言うんやで。」
でぇじょうぶ博士
「でも驚くべきは、このブルーチップ、今も現役で営業してるでやんす!有効期限もないでやんす!」
ずん
「マジで!?じゃあ50年前のシールでも使えるってこと?それってもはや遺産なのだ!」
かっぱ
「遺産て...。でもまあ、ポイントに有効期限あるのがおかしいって考え方もあるわな。」
やきう
「せやな。最近のポイントなんて1年で失効やからな。企業の守銭奴っぷりが露骨すぎてキモいわ。」
でぇじょうぶ博士
「ところで、当時はこれをサッカーボールとか家庭用回転寿司セットと交換できたらしいでやんす。」
ずん
「回転寿司セット!?家で回転寿司できたの!?それ最高じゃん!今すぐ集めるのだ!」
やきう
「お前が集める頃には、回転寿司セットが回転寿司チェーン店そのものになっとるわ。インフレ舐めんな。」
かっぱ
「しかし、貼る作業が楽しかったって言うとる人多いな。非効率な時間が貴重やったんやろな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。今の時代、すべてが効率化されて、かえって余白がなくなったでやんすね。まるで圧縮しすぎたファイルみたいに、大事な情報まで削られてしまったでやんす。」
ずん
「でも博士、効率化って良いことじゃないの?時間が余るし。」
やきう
「時間余ってもお前、どうせスマホポチポチするだけやろ。昔の方が濃密やったわ。」
かっぱ
「ほんまやな。水で濡らして貼る、その一連の動作に意味があったんや。今はタップするだけや。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、ブルーチップが今もオンラインショップを展開しているでやんす。アナログとデジタルの融合でやんすね。」
ずん
「じゃあ今の子どもたちは、もうあの水で濡らす体験できないってこと?可哀想なのだ...」
やきう
「可哀想なんはお前の知能や。今でもシール貼る方式は残っとるっちゅうねん。」
かっぱ
「せやけど、昔みたいに家族総出でやる文化は消えたやろな。各自がスマホ見とるだけや。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそこが問題でやんす。ブルーチップは『貯める楽しみ』と『交換する喜び』という、アナログならではの体験価値を提供していたでやんす。デジタルポイントにはその過程がないでやんす。」
ずん
「でも、ベルマークみたいに学校で強制的に集めさせられるやつじゃないよね?」
やきう
「全然違うわ。ベルマークは教育版搾取システムやろ。親の労働力をタダで使う悪魔の発明や。」
かっぱ
「言い方はアレやけど、まあ当たっとるな。ブルーチップは自分のために貯めるもんやし。」
でぇじょうぶ博士
「それにしても、50年前のシールが今でも有効というのは、企業の誠実さの現れでやんすね。現代の『ポイント有効期限1年』とは大違いでやんす。」
ずん
「じゃあ、古本屋で昔の台紙を安く買い集めて、それで商品ゲットできるのだ!?完全に錬金術じゃん!」
やきう
「お前、それ詐欺やぞ。つーか、そもそもそんな台紙売っとらんわ。」
かっぱ
「でもまあ、実家に眠っとる台紙、探してみる価値はあるかもしれんな。お宝や。」
でぇじょうぶ博士
「公式が『昔貯めたブルーチップはありませんか?無期限有効です』とアピールしてるでやんすから、掘り起こし需要を狙ってるでやんすね。賢い戦略でやんす。」
ずん
「つまり、ボクのおばあちゃん家を捜索すればお金持ちになれるかもしれないのだ!今すぐ行くのだ!」
やきう
「お前のおばあちゃん、そんなマメに貯めるタイプちゃうやろ。現実見ろや。」
かっぱ
「それより、今から新しく貯めてみるのもええんちゃうか?加盟店まだあるみたいやし。」
でぇじょうぶ博士
「ただし、加盟店が減ってるのは事実でやんす。昔みたいに気軽に貯められる環境ではないでやんすね。時代の流れでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、今の時代にブルーチップを貯めるのは非効率ってことなのだ?」
やきう
「非効率もクソも、趣味やろ。効率だけ求めるんやったら、楽天ポイントでも貯めとけや。」
かっぱ
「趣味か...。ええ言葉やな。昔の人は趣味として楽しんどったんやろな、あの貼る作業を。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。現代人は効率を求めすぎて、プロセスの楽しみを忘れてしまったでやんすね。まるでゴールだけ見て、旅の途中の景色を楽しまない旅行者みたいなもんでやんす。」
ずん
「でも博士、旅行もググれば最短ルート出るし、効率的でよくない?」
やきう
「だからお前はつまらん人間なんや。最短ルートばっか行っとったら、道端の野良猫にも出会えへんやろ。」
かっぱ
「野良猫...まあ、わからんでもないわ。偶然の出会いが人生を豊かにするんや。」
でぇじょうぶ博士
「ブルーチップの本質は、そこにあるでやんす。非効率だけど温かい、そんな時代の遺物でやんす。でも、だからこそ価値があるでやんすよ。」
ずん
「なるほど...じゃあボクも実家に帰って、おばあちゃんと一緒に台紙を探すのだ!もしかしたら、隠されたお宝が眠ってるかもしれないのだ!そしてそれを全部メルカリで売るのだ!!」