ずん
「エンジニアリングリーダーの本が話題なのだ!でもボク、リーダーとか絶対無理なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ほほう、それは興味深い意見でやんす。でもずんくん、本書では『誰もがリーダー』と書いてあるでやんすよ。」
やきう
「は?誰もがリーダーとか、全員が船長の船は沈むに決まっとるやろ。綺麗事やめーや。」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす。本書で言うリーダーシップは役職じゃなくてマインドセットの話でやんすよ。」
ずん
「むむむ...でも、リーダーって自己犠牲するものじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いところでやんす。『自分のキャリアのDRIになれ』つまり自分の人生の責任者になれと書いてあるでやんす。」
やきう
「DRIってなんやねん。また横文字かよ。ワイには関係ないわ。」
ずん
「ボクも関係ないのだ。だってボク、キャリアとか考えたことないし。」
でぇじょうぶ博士
「...それ、完全にアウトでやんす。本書では1週間ごとに自分を振り返る習慣の重要性が書いてあるでやんすよ。」
やきう
「1週間振り返るとか、暇人のやることやろ。ワイは毎日が反省会や。」
ずん
「そういえば、コーチャブルって何なのだ?お菓子の名前っぽいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「全然違うでやんす!アドバイスを受け入れられる状態のことでやんす。ずんくんには一生縁がなさそうでやんすけど。」
やきう
「博士も大概やな。でも次世代リーダー育成とか、そんなん会社の仕事やろ?」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす。リーダー育成もリーダーの重要な仕事と本書には書いてあるでやんす。」
ずん
「へー。じゃあボクを育ててくれるリーダーはどこにいるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...誰もやりたがらないと思うでやんす。」
やきう
「ストレッチアサインメントとかいう、無茶振りを正当化する言葉も出てきとるな。」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす!成長の機会とお願いは別物と明記されてるでやんす。コンフォートゾーンから少し出る挑戦でやんす。」
ずん
「ボク、コンフォートゾーンから一歩も出たくないのだ。」
やきう
「お前、家から出てへんやろ。それコンフォートゾーンちゃうで、引きこもりや。」
でぇじょうぶ博士
「本書の最終章には『良いチームとは人を変えるチーム』と書いてあるでやんす。ずっと記憶に残るようなチームでやんす。」
ずん
「ボクが記憶に残ってるチームは、みんなボクを置いて飲み会に行ったチームなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、本書は定期的に読み直す価値がある一冊でやんす。リーダーもICも成長できる内容でやんすよ。」
ずん
「でもこの本、結局エリート向けなんじゃないのだ?ボクみたいな一般人には関係ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「だから誰もがリーダーになれると...何度言わせるでやんすか。」
やきう
「結局、意識高い系が読んでニヤニヤする本やろ?ワイには不要や。」
ずん
「じゃあボク、この本読んだら意識高い系になれるのだ?それならちょっと読んでみようかな...って、高くね?」