ずん
「ねえねえ、佐々木朗希がドジャース行ったのって出来レースだったんでしょ?怪しすぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは完全なる誤解でやんす。佐々木選手は外部情報を遮断して、代理人と公正に球団を選んだと明言してるでやんす」
やきう
「はぁ?そんなん建前に決まっとるやろが。大谷も山本もおるドジャース選んで『偶然です』とか、ワイでも信じへんわ」
でぇじょうぶ博士
「実は佐々木選手、日本人選手の有無は気にしてなかったと証言してるでやんす。重視したのはフロントの安定性でやんす」
ずん
「フロント?そんなの見えないところじゃん。やっぱり大谷の影響力がデカいんじゃないのだ?」
やきう
「そもそも23歳のガキが『フロントの安定感』とか語っとるのが胡散臭いんや。誰かに入れ知恵されとるやろ」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、しかし佐々木選手は高校時代からメディアに厳しく扱われてきた経験があるでやんす。その分、慎重に物事を考える癖がついたのかもしれないでやんすね」
ずん
「あー、高校の時の『あの日』って、登板回避した件だっけ?あれめちゃくちゃ叩かれてたのだ」
やきう
「そら叩かれるわ。決勝で投げへんかったんやから。ワイも当時ブチ切れとったで」
でぇじょうぶ博士
「実はあの決断も、長期的なキャリアを考えた結果だったと本人は語ってるでやんす。プロになる前から、自分の身体を資本として捉えていたわけでやんすね」
ずん
「でも球速落ちてるって話もあるじゃん。165キロ出してたのに最近は160キロ前後なのだ」
でぇじょうぶ博士
「それについても佐々木選手は『今振り返れば間違っていた』と反省してるでやんす。若い頃は球速重視で投げていたけど、それが身体に負担をかけていたと気づいたんでやんすね」
やきう
「つまり自分で自分の価値下げとったってことやん。アホちゃうか」
ずん
「えー、でもそれって成長の証なんじゃないのだ?失敗から学ぶって大事でしょ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。MLBでは球速よりも制球力と球種の多彩さが重視されるでやんす。佐々木選手はそれを理解して、投球スタイルを変化させてきたんでやんすね」
やきう
「ほーん、で?結局ドジャースで通用すんのか?ワイは無理やと思うで」
ずん
「なんでそんなネガティブなのだ!まだ23歳だし、これからでしょ!」
でぇじょうぶ博士
「実は佐々木選手、パドレスのオーナー家のお家騒動を避けてドジャースを選んだという側面もあるでやんす。訴訟沙汰になってるような球団は不安定すぎるでやんすからね」
やきう
「そんなん調べ上げとる時点で、相当計算高いやんけ。純粋に野球やりたいだけちゃうやろ」
ずん
「いや、それって賢いってことじゃん。プロなんだから当たり前なのだ」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。むしろ佐々木選手は、自分のキャリアを長期的視点で捉えられる稀有な選手でやんす。球速を落としてでも長く活躍できる身体作りを優先したのは賢明な判断でやんすよ」
やきう
「長期的視点?ワイに言わせれば、若い時に全力で投げへんで何が野球選手や」
ずん
「おじさん古いのだ!今はデータとか科学的トレーニングの時代なんだから!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の言う通りでやんす。MLBでは選手の身体管理が徹底されていて、むやみに球数を増やさないでやんす。佐々木選手もその環境に適応しようとしてるんでやんすね」
やきう
「ほな聞くけど、ロッテファンと被災地への想いってなんや?記事に書いとったやろ」
でぇじょうぶ博士
「佐々木選手は岩手県出身で、東日本大震災を経験してるでやんす。その経験が野球への向き合い方にも影響を与えてるんでやんすね」
ずん
「あー、だから慎重派なんだ。人生何が起こるかわからないって学んだのだ」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。そしてロッテファンに対しても、感謝の気持ちを持ち続けていると語ってるでやんす。移籍は裏切りではなく、新たな挑戦なんでやんすね」
やきう
「綺麗事やな。結局カネやろ?MLBの方が稼げるからや」
ずん
「まあそれも一理あるけど、お金だけじゃない何かがあるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「実は佐々木選手、ポスティングで移籍したため、契約金は大谷選手や山本選手に比べて遥かに少ないでやんす。もし金だけが目的なら、もう少し待ってFA権を取得してから移籍した方が良かったでやんすね」
やきう
「は?それマジか?じゃあなんで今移籍したんや」
ずん
「それこそ『若い時に挑戦したい』って気持ちの表れなんじゃないのだ!お金より経験を取ったってことでしょ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、珍しく的を射た意見でやんすね。佐々木選手は23歳という若さで、世界最高峰のリーグに挑戦する道を選んだんでやんす」
やきう
「ワイ的には失敗すると思うけどな。日本で無双してても通用せん選手なんて腐るほどおるし」
ずん
「でもさ、失敗してもいいじゃん。挑戦しないよりマシなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その精神をずん君が実生活で発揮できれば、おいらも嬉しいでやんすけどね…」
やきう
「お前のことやろ。毎日ゴロゴロしとるくせに」
ずん
「ボクは戦略的休息を取ってるだけなのだ!佐々木選手だって休むことの大切さを学んだって言ってたじゃん!」