ずん
「102歳のお母さんを71歳の娘が...これって介護殺人ってやつなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。まさに老々介護の限界を象徴する事件でやんすね。71歳で102歳を介護するなんて、骨折した足でマラソンを走るようなものでやんす。」
やきう
「ワイも将来こうなるんかな...いや、そもそもワイには親の面倒見る余裕ないけどな。」
かっぱ
「お前、親泣いとるで。まぁでも、これ他人事やないわな。日本の高齢化社会の闇そのものやん。」
ずん
「でも、殺しちゃダメなのだ!他に方法はなかったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。介護保険制度はあっても、実際の介護現場は地獄でやんす。特別養護老人ホームは満員御礼、在宅介護は孤独な戦いでやんすからね。」
やきう
「つまり、国が見て見ぬふりしとるってことやろ?税金だけ取って、ケアは自己責任や。クソみたいな話やで。」
かっぱ
「しかもな、102歳まで生きるって、本人も辛かったんちゃうか?医療の発達で無理やり生かされとるだけやん。」
ずん
「う〜ん...じゃあ、この事件って誰が悪いのだ?娘さん?社会?それとも長生きしすぎたお母さん?」
でぇじょうぶ博士
「誰も悪くないし、全員が悪いでやんす。構造的な問題でやんすね。71歳なんて、本来なら自分が介護される側の年齢でやんすよ。」
やきう
「ワイ思うんやけど、安楽死制度があればこんなことにならんかったんちゃう?本人も家族も楽になれたやろ。」
かっぱ
「お前、それ言うたらあかんやつや。でもまぁ、気持ちはわかるけどな...」
ずん
「じゃあ、ボクは親孝行として早めに親を介護施設に入れるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、そもそもお前、親と同居すらしてないでやんすよね。しかも施設に入れる金もないでやんす。」
やきう
「しかも、お前の親、お前を施設に入れたがってるって話やで。」
かっぱ
「ほんまに親不孝者やな。まぁ、お前が一番先に逝きそうやけど。」
ずん
「ちょ、ちょっと待つのだ!話が変な方向に...」
でぇじょうぶ博士
「ともかく、この事件は日本社会が直面する超高齢化問題の縮図でやんす。2040年には高齢化率35%を超えると予測されてるでやんすからね。今後、こういった悲劇はさらに増えるでやんす。」
やきう
「結局、国は何もせんのやろな。選挙の票にならん問題は放置や。ワイら若い世代がババ引くだけやで。」
かっぱ
「お前、若い世代ちゃうやろ。もうおっさんやん。」
ずん
「う〜ん...じゃあボクはどうすればいいのだ?将来、親の介護で人生終わるのは嫌なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「現実的な対策としては、早めに親と話し合って、介護方針を決めておくことでやんす。あとは、自分自身も健康を維持して、介護される側にならない努力をするでやんすね。」
やきう
「つまり、親より先に死ねってことやな。なるほど、名案や。」
かっぱ
「お前の発想、危険すぎるわ。まぁでも、介護問題って本当に誰も答え持ってへんねんな。」
ずん
「ボク、いい考えがあるのだ!親を海外に移住させて、向こうで介護してもらうのだ!これで解決なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それ、ただの棄民政策でやんす。しかもお前の親、日本語しか話せないでやんすよね?」
やきう
「つーか、お前の親、海外行く金あったら、とっくにお前と縁切って豪遊しとるわ。」
ずん
「じゃあ...ボクが102歳まで生きなければいいのだ!これで親に迷惑かけないのだ!」