ずん
少数与党で首相になるって、まるで手札が最悪なのにゲームに勝とうとしてるみたいなのだ!
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。でも高市氏は「守りに入るべきではない」と言ってるでやんす。まるで素手で戦車に立ち向かうような気概でやんすね。
やきう
守りに入らんって、お前アホか。少数与党なんて詰んどるやんけ。野党に予算委員会のトップ渡してる時点で、ワイなら速攻で逃げとるわ。
ずん
でも野党と協力すればいいんじゃないのだ?みんな仲良くすればいいのだ!
でぇじょうぶ博士
甘いでやんす、ずん君。野党との協力というのは、まるで猫と犬を同じ部屋に閉じ込めて「仲良くしろ」と言うようなもんでやんす。理論上は可能でも、現実は血みどろの争いになるでやんす。
やきう
そもそも「自民党として飲めないこと」って何やねん。お前ら今まで散々飲んできたやろ。政治なんて妥協の連続や。
ずん
じゃあ高市さんは何も決められないってことなのだ?それじゃあ首相の意味ないのだ!
でぇじょうぶ博士
そうとも限らないでやんす。少数与党だからこそ、野党の意見を取り入れた政策が生まれる可能性もあるでやんす。民主主義の本来の姿に近いとも言えるでやんす。
やきう
はぁ?民主主義の本来の姿?そんなキレイゴト信じとるん、お花畑か。結局は利権の奪い合いやで。憲法審査会のトップ渡すとか、完全に負け戦やんけ。
ずん
むぅ...じゃあボクが首相だったらどうすればいいのだ?
でぇじょうぶ博士
ずん君が首相...?まぁ、とりあえず野党の要求を全部飲んで、「はい、わかりました」って言い続けるでやんすね、ずん君の性格からすると。
やきう
それ、もはや首相やなくて秘書やん。つーか、お前が首相なったら国が3日で破綻するわ。
ずん
ひどいのだ!でも高市さんは「もどかしくて悔しい」って正直に言ってるのだ。それって弱音じゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
いや、むしろ正直でやんす。政治家が本音を言うのは、まるでカメレオンが色を変えるのをやめるようなもんでやんす。珍しいことでやんすよ。
やきう
正直なんが美徳みたいに言うな。政治家なんて嘘つきが仕事やろ。「もどかしい」とか言うてる暇あったら、さっさと根回しせぇや。
でぇじょうぶ博士
ズルいというか、政治の基本でやんす。根回しというのは、まるで将棋の布石のようなもんでやんす。表向きは美しい一手でも、裏では何十手も先を読んでるでやんす。
やきう
将棋で例えるなよ。もっと分かりやすく言えや。要するに、裏で金と利権交換しとるだけやろ。
ずん
えっ、じゃあ政治って結局汚いことばっかりなのだ...?ボク、政治家になるの諦めるのだ。
でぇじょうぶ博士
待つでやんす!政治が汚いんじゃなくて、人間が汚いんでやんす。政治はその汚さを制度化して、なるべく被害を少なくする装置でやんすよ。
やきう
なに哲学者みたいなこと言うとんねん。結局、高市はんはこの状況で何ができるんや?憲法改正?無理やろ。経済対策?野党の顔色伺いながらやろ。
ずん
じゃあ結局、何もできないってことじゃないのだ!高市さん、可哀想なのだ...
でぇじょうぶ博士
いや、逆に考えるでやんす。何もできないからこそ、大きな失敗もできないでやんす。まるで縄で縛られた暴れ馬のように、危険な方向には走れないでやんす。
やきう
それ、褒めとるんか貶しとるんか分からんわ。つーか、「守りに入るべきではない」って言うてるけど、攻めようがないやんけ。
ずん
でもでも!高市さんは「思ったようには絶対いかない」って認めてるのだ。それって諦めてるってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
違うでやんす。それは現実を受け入れてるだけでやんす。まるでダイエット中に体重計に乗って、現実の数字を見るようなもんでやんす。認識しなきゃ対策も立てられないでやんす。
やきう
ダイエットで例えんなや。政治の話やろ。まぁ確かに、現実見えてへん政治家よりはマシかもしれんけどな。
でぇじょうぶ博士
賢いというより、したたかでやんすね。少数与党という最悪の状況で首相になったのに、「守りに入らない」と宣言するのは、まるで沈没しかけた船の船長が「さぁ、冒険に出るぞ!」と叫ぶようなもんでやんす。
やきう
完全に狂っとるやんけ。でもまぁ、政治家なんてそれくらいの図太さないと務まらんわな。
ずん
うーん...結局、高市さんは何がしたいのかよく分からないのだ。野党と仲良くするのか、戦うのか...
でぇじょうぶ博士
両方でやんすよ。表では握手しながら、裏では足を踏んでるでやんす。政治というのは、そういうダンスでやんす。
ずん
ボク、もう政治の話飽きたのだ。高市さんもきっとこんな複雑なこと考えて、頭痛いんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
頭痛いどころか、胃に穴が開いてるかもしれないでやんすね。少数与党の首相なんて、まるで満員電車で逆方向に進もうとするようなもんでやんす。
ずん
でも高市さんは「もどかしくて悔しい」って言いながらも頑張ってるのだ。それって...なんかボクに似てるのだ!
でぇじょうぶ博士
...ずん君、君はもどかしくて悔しいんじゃなくて、ただ面倒くさがってるだけでやんす。
ずん
ひどいのだ!でもボクだって、やればできる子なのだ!高市さんみたいに、守りに入らないで攻めるのだ!
でぇじょうぶ博士
ずん君が攻めたら、多分3秒で玉砕するでやんす。
ずん
...じゃあボクは守りに入るのだ。それが賢い選択なのだ!