ずん
「登山って、なんでみんな危険を冒してまで山に登りたがるのだ?家でゴロゴロしてた方が安全なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...三重県菰野町の御在所岳で54歳の男性が登山道から約25メートル下で遺体で発見されたでやんす。滑落の可能性が高いとみられているでやんすね。」
やきう
「25メートルって、マンションの8階くらいやぞ。そんなん落ちたら助からんわ。」
ずん
「えっ、そんなに高いところから落ちたのだ?怖すぎるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「実は三重県では山岳遭難において滑落が目立つ傾向があるでやんす。統計的にも危険なエリアでやんすね。」
やきう
「ほな、なんでそんな危ないとこ登るねん。ワイやったら絶対行かんわ。」
ずん
「でも博士、登山家って『そこに山があるから』とか言うじゃないのだ。かっこいいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは英国の登山家ジョージ・マロリーの言葉でやんすが、彼自身もエベレストで遭難死してるでやんす。説得力ゼロでやんすね。」
やきう
「結局、命かけてまで登る意味あるんか?インスタ映えか?承認欲求の塊やんけ。」
ずん
「うーん、でも達成感とか自然の雄大さを感じられるとか、そういうのあるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに登山には心理学的な効果があるでやんす。でも、それと引き換えに命を落とすリスクがあるでやんす。今回の御在所岳は標高1
やきう
「54歳って、もう体力も落ちてくる年やろ。無理すんなや。」
ずん
「じゃあ、安全に登山するにはどうしたらいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まず、装備を整えることでやんす。滑りにくい靴、ヘルメット、ロープなど。そして何より、自分の体力を過信しないことでやんす。」
やきう
「でも装備整えても事故るときは事故るやろ。結局運ゲーやん。」
ずん
「運ゲーなのだ!?じゃあボク、絶対登山しないのだ!ガチャ引く方がまだマシなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、ガチャも運ゲーでやんす...というか、登山よりガチャの方が確実に財布が死ぬでやんすよ。」
やきう
「確かに。ガチャで爆死する方が確率高いわ。山で死ぬより先にガチャで破産するで。」
ずん
「むむむ...じゃあ結局、何が一番安全なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは家で寝てることでやんすね。でも、それだと人生の楽しみも半減でやんす。要はリスク管理でやんす。」
やきう
「リスク管理って、結局『死なない程度に楽しめ』ってことやろ?当たり前やんけ。」
ずん
「でも博士、登山道から25メートル下ってことは、道を外れたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。おそらく足を滑らせたか、視界不良で道を踏み外したかでやんすね。冬場は特に危険でやんす。」
やきう
「冬の山とか、ワイには理解不能や。温泉行けや温泉。」
ずん
「温泉いいのだ!登山の後に温泉入るのが最高って聞くけど、登山しないで直接温泉行けばよくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それは正論でやんすが、登山愛好家に言ったら袋叩きに遭うでやんすよ。」
やきう
「いや、ずんの言う通りやろ。わざわざ死にかけてから温泉入る意味わからんわ。」
ずん
「そうなのだ!ボクは賢いエリートだから、効率的に幸せになる方法を知ってるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...その理屈だと、おいらの研究人生も全否定されるでやんす。」
やきう
「研究とかも結局、楽して金稼ぎたいだけやろ?正直に言えや。」
でぇじょうぶ博士
「ちちち違うでやんす!おいらは純粋に学問を...まあ、生活費は必要でやんすけど...」
ずん
「ほら見ろなのだ!結局みんな金なのだ!登山だって金持ちの道楽なのだ!」
やきう
「せやな。貧乏人は近所の公園散歩するだけで十分や。金かからんし死なんし。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、確かに登山には装備代、交通費、宿泊費などコストがかかるでやんすね...でも、それを言い出したら人生の楽しみが何もなくなるでやんす。」
ずん
「じゃあ博士、今回の事故から学べる教訓って何なのだ?『山は危険だから登るな』なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いいえ、『自分の限界を知り、準備を怠らず、無理をしない』ということでやんす。それは登山に限らず、人生全般に言えることでやんすね。」
やきう
「かっこつけて説教すんなや。結局『死ぬな』ってことやろ。小学生でもわかるわ。」
ずん
「うーん...でも、ボクは引きこもっててもいつか死ぬのだ。だったら好きなことして死にたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「おお!ずん君、急に悟りを開いたでやんすね!」
やきう
「は?お前、さっきまで登山否定しとったやんけ。手のひら返しすぎやろ。」
ずん
「そうなのだ!ボクはこれから登山するのだ!...と思ったけど、やっぱりガチャ回すのだ!同じ金使うなら確実に楽しいほうがいいのだ!」