ずん
「震度6強って、もう日本沈没レベルなのだ!これ、本当にヤバいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、落ち着くでやんす。震度6強は確かに強い揺れでやんすが、日本の建築基準法は震度7でも耐えられる設計になっているでやんす。」
やきう
「でも博士、『後発地震注意情報』って何やねん。また揺れるってことやろ?ワイの積んでるフィギュア全部倒れるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。後発地震注意情報というのは、今回の地震に誘発されて、さらに大きな地震が起きる可能性があるということでやんす。まあ、やきう君のフィギュアの心配より、命の心配をした方がいいでやんすけどね。」
ずん
「え、じゃあまた揺れるってこと?ボク、怖くて眠れないのだ...」
やきう
「お前、昨日も『配信疲れた』言うて昼まで寝とったやろ。どの口が言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。地震のメカニズムを説明するでやんす。今回の震源は青森県東方沖、つまり太平洋プレートが北米プレートに沈み込む境界付近でやんす。この辺りは歴史的にも大きな地震が多発している地域でやんすよ。」
ずん
「じゃあ、なんで今まで大丈夫だったのに急に揺れたのだ?プレートさんもう限界だったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「限界...というか、プレートの圧力が蓄積されて、その反動で一気に解放されたでやんす。まるでずん君の給料日前の財布のように、ギリギリまで我慢して、最後にパーンと弾けるでやんすよ。」
やきう
「それ全然例えになってへんやろ。つーか、津波警報出とったけど、結局大したことなかったんやろ?騒ぎすぎちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「そう思うのは危険でやんす。津波というのは、最初の波が小さくても、後から大きな波が来ることがあるでやんす。東日本大震災でも、多くの人が『これくらいなら大丈夫』と思って避難せず、命を落としたでやんすからね。」
ずん
「でも博士、SNSで『生成AIのフェイク動画』が出回ってるって言ってたのだ。どれが本当なのか分からないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは現代の大きな問題でやんすね。災害時には、デマや誤情報が拡散されやすいでやんす。特に生成AIが発達した今、本物そっくりの偽動画を作るのは簡単でやんすからね。」
やきう
「じゃあどうしたらええねん。もう何も信じられへんやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「基本は公式な情報源、つまり気象庁やNHKなどの報道機関の情報を信頼することでやんす。SNSの情報は参考程度にして、必ず裏を取ることが大切でやんすよ。」
ずん
「でもさ、原発の再処理工場で水があふれたって話もあったのだ。これってヤバくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに気になるニュースでやんすね。ただし、報道によれば外部への影響はないとのことでやんす。とはいえ、原発関連施設での異常は、常に監視が必要でやんすからね。」
やきう
「でも『外部への影響なし』って、いつも後から『実は...』ってなるパターンやろ。国の発表なんて信用できへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「その懐疑的な姿勢は大切でやんす。ただし、根拠のない不安を煽るのも危険でやんす。冷静に情報を見極める力が必要でやんすよ。」
ずん
「むぅ...じゃあ結局、ボクたちはどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まずは日頃の備えを確認することでやんす。非常食、飲料水、懐中電灯、モバイルバッテリー...ずん君の部屋にはエロ本しかないでやんすけどね。」
やきう
「ワイは完璧や。フィギュアの耐震対策もバッチリやで。人間の備えより大事やからな。」
でぇじょうぶ博士
「...やきう君の優先順位がおかしいのは置いといて、今回の『後発地震注意情報』で重要なのは、1週間程度は警戒を続けることでやんす。」
ずん
「え、1週間も?そんなに長く緊張してられないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「だからこそ、普段から備えておくことが大切でやんす。いざという時に慌てないように、避難経路の確認や家族との連絡方法を決めておくでやんすよ。」
やきう
「でも実際、震度6強でも大きな被害出てへんやろ?日本の建物すごいやん。」
でぇじょうぶ博士
「確かに日本の耐震技術は世界トップクラスでやんす。でも、それに甘えて何もしないのは危険でやんす。次はもっと大きな揺れかもしれないでやんすからね。」
ずん
「じゃあさ、そんなに危ないなら、もう日本から出た方がいいんじゃないのだ?」
やきう
「お前どこ行くつもりやねん。英語も喋られへんくせに。」
でぇじょうぶ博士
「日本は確かに地震大国でやんすが、だからこそ防災技術も発達しているでやんす。逃げるのではなく、共存する知恵を持つことが大切でやんすよ。」
ずん
「共存...か。でも正直、地震って予測できないから怖いのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。地震予知は現代科学でも完全には不可能でやんす。だからこそ、『いつ来てもいいように備える』という心構えが重要でやんすね。」
やきう
「まあ、ワイは部屋から出えへんから関係ないけどな。最強の引きこもり戦略や。」
でぇじょうぶ博士
「...部屋が崩れたらどうするつもりでやんすか。」
ずん
「ところで博士、交通機関も影響受けてるって言ってたのだ。これっていつまで続くのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鉄道や空の便への影響は、安全確認が終われば順次再開されるでやんす。ただし、余震の可能性があるため、しばらくは遅延や運休が続く可能性があるでやんすね。」
やきう
「つまり、会社行けへんってことやな。ラッキーやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「そういう考え方が、やきう君が永遠にニートである理由でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「もちろんでやんす。日本では年間数回は震度5以上の地震が発生しているでやんす。1995年の阪神淡路大震災は震度7、2011年の東日本大震災も震度7を観測しているでやんすからね。」
やきう
「じゃあ震度6強なんて大したことないやん。騒ぎすぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それは大きな間違いでやんす。震度6強でも十分に危険でやんす。立っていることができず、固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりするレベルでやんすよ。」
ずん
「ひぃ...ボクの部屋なんて何も固定してないのだ。全部倒れちゃうのだ...」
でぇじょうぶ博士
「だからこそ、今すぐにでも対策をするべきでやんす。家具の転倒防止グッズは数千円で買えるでやんすからね。」
やきう
「でもそれ買う金あるなら、新しいフィギュア買うわ。」
でぇじょうぶ博士
「...命とフィギュア、どっちが大事でやんすか。」
ずん
「あ、あのさ、『長周期地震動』って何なのだ?ニュースで言ってたけど...」
でぇじょうぶ博士
「いい質問でやんす。長周期地震動というのは、周期が長いゆっくりとした大きな揺れのことでやんす。高層ビルなどが大きく揺れる原因になるでやんすよ。」
やきう
「つまり、タワマン住んでる金持ちがヤバいってことやな。ざまあみろや。」
でぇじょうぶ博士
「...やきう君の性格の悪さは地震よりも危険でやんす。」
ずん
「でもさ、今回の地震で一番怖いのって、『後発地震』が来るかもしれないってことなのだ。本当に来るのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性はゼロではないでやんす。過去のデータから、ある程度の規模の地震の後に、より大きな地震が発生するケースがあることが分かっているでやんす。だから『注意情報』が出されたでやんすよ。」
やきう
「でも『可能性がある』だけやろ?来ないかもしれへんやん。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。来ないかもしれないでやんす。でも、来た時に備えてないと、取り返しのつかないことになるでやんすよ。保険と同じでやんす。」
ずん
「保険...か。でも地震保険って高いんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに高いでやんすが、家が全壊したときの損失を考えれば、決して高くはないでやんす。まあ、ずん君は賃貸だから関係ないでやんすけどね。」
やきう
「結局、地震なんてどうせいつか来るんやから、考えるだけ無駄やろ。ワイは今を楽しむで。」
でぇじょうぶ博士
「その刹那的な考え方が、災害時に真っ先に淘汰される理由でやんす。」
ずん
「でもさ、正直みんな地震のこと忘れちゃうよね?1週間もすれば普通に生活してるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらその通りでやんす。人間は忘れる生き物でやんすからね。でも、それが一番危険なことでやんす。『喉元過ぎれば熱さを忘れる』という諺の通りでやんす。」
やきう
「でも忘れへんかったら、ずっとビクビクして生きなあかんやん。それもしんどいやろ。」
でぇじょうぶ博士
「だから『備え』が大切なんでやんす。日常的に備えておけば、いざという時も慌てずに済むでやんすよ。ビクビクする必要はないでやんす。」
ずん
「なるほど...じゃあボクも明日から備蓄するのだ!」
ずん
「う...(その通りなのだ)でもさ、今回の地震って結局何が原因だったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「先ほども言った通り、太平洋プレートの沈み込みによるプレート境界型の地震でやんす。この地域は、今後30年以内にマグニチュード7以上の地震が発生する確率が高いとされているでやんすよ。」
やきう
「30年以内って、めっちゃ長いやん。ワイが死んでからかもしれへんやん。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、今年いくつでやんすか。30年後まで生きられる保証はどこにもないでやんすよ。というか、その不摂生な生活じゃ10年も持たないでやんすけどね。」
ずん
「じゃあさ、もし本当に後発地震が来たら、ボクたちどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まず、揺れを感じたらすぐに身を守る行動を取ることでやんす。テーブルの下に潜る、頭を守る、火を消す...基本的なことでやんすが、これが命を守るでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「...じゃあ布団を被って丸まるしかないでやんすね。まあ、普段からそうしてるでやんすから慣れたもんでやんすが。」
ずん
「避難する時って、何を持っていけばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「最低限、水・食料・懐中電灯・ラジオ・モバイルバッテリー・救急セット・現金・身分証明書でやんす。あとは常備薬があれば持っていくでやんすね。」
やきう
「現金?キャッシュレスの時代に何言うてんねん。」
でぇじょうぶ博士
「災害時は停電でATMやクレジットカードが使えなくなる可能性が高いでやんす。現金は最強の防災グッズでやんすよ。まあ、やきう君は現金もないでやんすけど。」
ずん
「ところで、今回の地震で怪我人とか出たのかな...?」
でぇじょうぶ博士
「記事によれば、詳細な被害状況はまだ集計中のようでやんすが、震度6強という規模を考えれば、軽傷者は出ている可能性が高いでやんすね。」
やきう
「でも死者はおらんのやろ?なら大したことないやん。」
でぇじょうぶ博士
「その考え方は危険でやんす。『今回は運が良かった』だけかもしれないでやんす。次も同じとは限らないでやんすよ。」
ずん
「う〜ん...でもさ、地震って本当に怖いのだ。ボク、これからどうやって生きていけばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「大袈裟でやんす。日本人は何千年も地震と共存してきたでやんす。正しい知識と準備があれば、過度に恐れる必要はないでやんすよ。」
やきう
「まあ、どうせ何も起こらへんやろ。ワイは気にせず寝るわ。」
でぇじょうぶ博士
「その油断が命取りになるでやんす。でも、まあ、やきう君が淘汰されても誰も困らないでやんすけどね。」
ずん
「じゃあ最後に聞きたいのだけど、日本って本当に地震多いよね?他の国に比べてどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「日本は世界の陸地面積の0.25%しかないのに、マグニチュード6以上の地震の約20%が日本周辺で発生しているでやんす。まさに地震大国でやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「海外にも地震はあるでやんす。アメリカ、中国、インドネシア...むしろ日本は地震対策が進んでいる分、安全とも言えるでやんすよ。」
ずん
「なるほど...じゃあ、結局ボクたちは地震と仲良くするしかないのだ!」