ずん
「YouTubeで選挙戦とか、もうボクらの票なんて完全にアルゴリズムに支配されてるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。まさにYouTubeのアルゴリズムは、まるで透明な独裁者のようなもんでやんすね。おいらたちが見たいものを見せてるようで、実は見せたいものを見させられてるでやんす」
やきう
「ワイ、政治家のYouTube見てたら、いつの間にか陰謀論チャンネルに飛ばされたで。これアカンやろ」
ずん
「51.5%がデマ信じるって、もう半分以上バカってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、それは違うでやんす。人間の脳は進化の過程で、情報の真偽を判断するより、共感できる情報を優先するようにできてるでやんす。つまり、デマを信じるのは人間の本能でやんすよ」
やきう
「つまり人類全員アホってことやんけ。救いようないな」
ずん
「じゃあボクらはどうすればいいのだ?マスメディアと併用しろって言うけど、そのマスメディアも信用できないって言われてるのだ」
でぇじょうぶ博士
「そこが難しいところでやんすね。マスメディアにも偏向報道があるでやんすし、YouTubeにはデマが溢れてるでやんす。まるで、毒と毒を混ぜて解毒剤を作ろうとしてるようなもんでやんす」
やきう
「ワイの予想やけど、結局カネかけて広告打ちまくった奴が勝つんやろ?民主主義って建前だけやん」
ずん
「じゃあもう選挙行く意味ないのだ!ボク、家でゲームしてた方がマシなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは早計でやんす。確かにYouTubeのアルゴリズムは強力でやんすが、それでも最終的に投票するのは人間でやんす。ただし、その人間がどこまで自分の意思で投票してるかは疑問でやんすけどね」
やきう
「結局、政治家も YouTuberみたいにサムネで釣って、煽って再生数稼ぐんやろ?『○○党を論破してみた!』とか『野党がヤバすぎる件について』とかな」
ずん
「それ完全にエンタメなのだ。もう選挙じゃなくて人気投票なのだ」
でぇじょうぶ博士
「実はそれ、民主主義の本質かもしれないでやんすよ。古代ギリシャの時代から、政治は演説の上手さで決まってたでやんす。媒体が広場からYouTubeに変わっただけでやんす」
やきう
「ほんなら弁が立つ詐欺師が一番有利ってことやんけ。まあ、今も大差ないけどな」
ずん
「じゃあボクもYouTuberになって政治家目指すのだ!『ずんの政治チャンネル〜今日から君も国会議員〜』とか作るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずんが政治家になったら、国が滅ぶでやんす」
やきう
「いや、もう滅んでるようなもんやから、ずんでも大差ないかもな」
でぇじょうぶ博士
「褒めてないでやんす。ところで、この研究結果で興味深いのは、若年層と無党派層の認知度をYouTubeが左右するという点でやんす。つまり、政治に興味がない層ほど、アルゴリズムに支配されやすいということでやんすね」
やきう
「当たり前やろ。興味ない奴は調べへんからな。出てきた情報鵜呑みにするだけや」
ずん
「じゃあ政治に興味持てばいいってことなのだ?でもボク、政治の話聞くと眠くなるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それが問題でやんす。政治を面白くしようとすると、どうしてもエンタメ化するでやんす。そうなると本質が失われて、結局デマや扇動に繋がるでやんす。まるで、栄養のない砂糖菓子を食べさせられてるようなもんでやんすね」
やきう
「ワイ、正直もう誰に投票しても変わらん気がするわ。だって全員YouTubeで同じこと言うとるやん」
ずん
「それだ!もうAIに政治やらせればいいのだ!人間より頭いいし、デマも信じないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...そのAIを作るのも人間でやんす。そして、そのAIのアルゴリズムを決めるのも人間でやんす。結局、人間の偏見から逃れられないでやんすよ」
やきう
「じゃあもう詰んでるやんけ。どうあがいても絶望や」
ずん
「じゃあボク、もう選挙のこと考えるの辞めて、YouTubeでゲーム実況見るのだ!その方が精神衛生上いいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それがまさにYouTubeのアルゴリズムの思う壺でやんす。考えることを放棄させて、エンタメに逃避させる。まるで、ローマ帝国の『パンとサーカス』でやんすね」
やきう
「歴史は繰り返すんやな。人類、何も学んでへんやんけ」
ずん
「難しいこと言われても分かんないのだ!結局ボクはどうすればいいのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。YouTubeだけじゃなく、複数の情報源を見るでやんす。候補者の公式サイト、マスメディア、そしてYouTube。全部を疑いながら見るでやんす。まるで、毒見役のように慎重にでやんす」
ずん
「ボクも無理なのだ!もっと簡単な方法ないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ないでやんす。民主主義ってのは、そもそも手間がかかるもんでやんす。楽したいなら独裁制の方がいいでやんすよ。考える必要がないでやんすからね」
ずん
「じゃあボク、とりあえず再生回数多い動画見て決めるのだ!みんなが見てるってことは正しいってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それが一番危険でやんす。再生回数は正しさの証明じゃなく、アルゴリズムの奴隷の数でやんす」
ずん
「じゃあボク、選挙の日は全部白紙で出すのだ!それが一番賢い選択なのだ!...あれ、でもそれって結局何も考えてないのと同じなのだ?」