# ディスカッション
トム・モレロのファシズム抵抗コンサート
ずん
「トム・モレロがミネソタでファシズムと戦うコンサートやるらしいけど、そもそもロックでファシズムって倒せるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おっと、いきなり本質を突いてくるでやんすね。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは30年以上『怒れ、体制に』と叫び続けてるでやんすが、体制は相変わらず健在でやんす。」
やきう
「せやろ。ギター弾いてイキっても、結局金持ちがもっと金持ちになるだけやんけ。ワイらはチケット代払って搾取されとるだけや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに、トム・モレロの純資産は推定3000万ドルでやんすからね。反体制を叫びながら資本主義の恩恵をたっぷり受けてる矛盾は否めないでやんす。」
やきう
「当たり前やろ。ハーバード卒のエリートが労働者の味方とか笑わせるわ。お前の学費で何人の労働者が救われたんや。」
でぇじょうぶ博士
「でもまあ、トム・モレロは実際に労働組合のストライキに参加したり、移民の権利擁護活動もしてるでやんす。口だけじゃないのは確かでやんすよ。」
ずん
「ふーん。でもミネソタって何があるのだ?なんでそこなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ミネソタは2020年にジョージ・フロイド事件があった場所でやんす。人種差別と警察暴力の象徴的な場所でやんすね。そして今、トランプ政権下で移民取締りが強化されてるでやんす。」
やきう
「ほーん。で、ギター弾いたら移民問題解決すんのか?ICEの職員が『ギターソロ最高や!今日から優しくなるわ』ってなるんか?」
でぇじょうぶ博士
「まあそれは...ならないでやんすね。ただし、音楽は人々を団結させる力があるでやんす。まるで焚き火を囲んで士気を高める原始人のようなもんでやんす。」
ずん
「つまり、気分を盛り上げるだけで実際には何も変わらないってことなのだ?」
やきう
「せや。結局、政治家に献金できる金持ちには勝てへんのや。コンサートで『レボリューション!』叫んでも、翌日には普通に出勤しとるやろみんな。」
でぇじょうぶ博士
「うーん、でもまあ無関心よりはマシでやんす。ファシズムってのは、みんなが黙って従うから成立するもんでやんすからね。声を上げ続けることには意味があるでやんす。」
ずん
「じゃあボクも声を上げればいいのだ!『会社行きたくないのだー!』って。」
やきう
「それただのサボりやんけ。お前のは抵抗やなくて逃避や。」
でぇじょうぶ博士
「まあずんの場合、出勤すること自体が社会への抵抗かもしれないでやんすけどね。存在が既に反体制的でやんす。」
ずん
「褒められてる...のだ?まあいいや。でも結局、トム・モレロのコンサートって効果あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「直接的な政治的効果は限定的でやんす。でも、シンボルとしての価値はあるでやんす。有名人が声を上げることで、問題への注目が集まるでやんすからね。まるで大物YouTuberが炎上案件を取り上げるようなもんでやんす。」
やきう
「つまり話題作りってことやな。結局パフォーマンスやんけ。本気で革命したいならゲリラやれや。」
でぇじょうぶ博士
「おっと、それは過激でやんす。現代の抵抗ってのは、暴力じゃなくて情報と組織化でやんす。SNSで拡散して、投票行動につなげるのが今風でやんすよ。」
ずん
「なるほどなのだ。じゃあボクもSNSで『ファシズム反対なのだ!』って投稿すれば英雄なのだ!」
やきう
「お前、昨日『朝起きるのファシズムや』ってツイートしとったやろ。言葉の意味わかっとんのか。」
でぇじょうぶ博士
「ファシズムってのは権威主義的な全体主義でやんす。個人の自由を抑圧して、強力なリーダーに従わせる体制でやんすよ。ずんの上司がそうかもしれないでやんすけど。」
ずん
「あっ、じゃあボクの会社ファシズムなのだ!トム・モレロに助けてもらうのだ!」
やきう
「それただのブラック企業やろ。労基に行けや。」
でぇじょうぶ博士
「まあでも現代の若者が感じてる閉塞感ってのは、実は本質的には政治的な問題でもあるでやんす。経済格差、不安定雇用、これらは政策で作られた構造でやんすからね。」
ずん
「難しい話になってきたのだ...。結局トム・モレロのコンサート行くべきなのだ?」
やきう
「お前ミネソタ行く金あんのか。その金で焼肉食った方が幸せやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、遠くのコンサートより近くの選挙でやんすね。地方選挙の投票率が上がる方が、よっぽど政治的効果があるでやんす。」
ずん
「えー、でもボク選挙とか面倒なのだ。誰に入れても同じじゃないのだ?」
やきう
「そうやってお前みたいなのが棄権するから、組織票持ってる既得権益が勝つんやで。で、文句だけは一人前に言うと。」
でぇじょうぶ博士
「実際、若者の投票率が上がれば政策は確実に変わるでやんす。政治家は票が取れる層に媚びるでやんすからね。まるでYouTuberが再生数稼げる動画を作るようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあボクが投票すれば、ボクの生活良くなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「即座には...無理でやんすね。民主主義ってのは時間がかかるでやんす。まるで通販で頼んだ商品が届くのを待つようなもんでやんす。しかも配送業者がめちゃくちゃ遅いでやんす。」
やきう
「しかも届いたら全然違う商品やったりするしな。公約守らん政治家ばっかりやし。」
ずん
「じゃあやっぱり意味ないじゃないのだ!ボクは諦めて寝るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それがまさにファシズムが望む反応でやんすよ。諦めさせて、無関心にさせて、好き勝手やるでやんす。」
やきう
「せやけど、ワイらみたいな底辺が何言うても変わらんやろ。金持ちと権力者が全部決めとるんや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに、アメリカの政治献金システムを見ると、実質的には金権政治でやんすね。でも完全に諦めたら、それこそ終わりでやんす。」
ずん
「じゃあトム・モレロも無駄なことしてるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「無駄かどうかは結果次第でやんす。でも少なくとも、問題提起する人がいなくなったら、確実に状況は悪化するでやんす。まるで火災報知器がない建物みたいなもんでやんす。」
やきう
「ほーん。で、お前は何かしとんのか博士。口だけか?」
でぇじょうぶ博士
「ぐっ...おいらは研究で忙しいでやんす。間接的に社会貢献してるでやんす。」
ずん
「あっ、博士もボクと同じ口だけ野郎なのだ!仲間なのだ!」
やきう
「結局みんな口だけやんけ。トム・モレロも、博士も、ずんも。ワイもやけど。」
でぇじょうぶ博士
「まあ...そうでやんすね。でも口すら開かなくなったら、それこそファシズムの勝利でやんす。文句言い続けるのも、ある意味抵抗でやんすよ。」
ずん
「じゃあボクが会社で『残業ファシズムなのだ!』って叫ぶのも抵抗なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、賢い抵抗と愚かな抵抗があるでやんすからね。ずんのは後者でやんす。」
ずん
「ひどいのだ...。じゃあ結局、ボクたちは何すればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「できることからでやんす。投票に行く、署名する、寄付する、SNSで情報共有する。小さなことでも積み重なれば力になるでやんす。まるで蟻が象を倒すようなもんでやんす。」
やきう
「蟻じゃ象倒せへんやろ。踏み潰されるだけや。」
でぇじょうぶ博士
「いや、数千万匹の蟻なら倒せるでやんす。問題は蟻が団結できないことでやんすね。みんなバラバラでやんす。」
ずん
「つまり、ボクたちが団結すれば勝てるってことなのだ?」
やきう
「無理や。人間は利己的やし、すぐ裏切るし、面倒なことは避けるし。」
でぇじょうぶ博士
「まあそれが人間の本質でやんすからね。だからこそトム・モレロみたいな人が、定期的に焚き火を起こして人を集めるでやんす。火は消えるでやんすけど、また誰かが起こすでやんす。」
ずん
「なんか詩的なのだ。でもボク、火を起こす側じゃなくて温まる側でいいのだ。」
やきう
「フリーライダーの鑑やな。お前みたいなのが一番ムカつくわ。」
でぇじょうぶ博士
「でもまあ、大半の人はずんみたいなもんでやんす。だからこそ、少数の行動する人が重要でやんすね。」
ずん
「じゃあボクは行動する人を応援するだけでいいのだ!楽ちんなのだ!これって新しい形の社会貢献なのだ!」