ずん
「移民が年金を救うって話なのだ。でもさ、日本人が減ってるから外国人入れましょうって、それってつまり諦めてるってことじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「諦めというより現実的な選択でやんす。出生率1.12なんて、まるで絶滅危惧種の繁殖率でやんすからね。」
やきう
「ワイらの税金で外人養うんか?ふざけんなや。」
でぇじょうぶ博士
「それが大きな誤解でやんす。外国人労働者の9割が厚生年金に加入していて、むしろ彼らが年金財政を支えてるんでやんすよ。」
かっぱ
「つまり、ワシらが払うべき分を肩代わりしてくれとるってことか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。昨年の出生数は3.8万人減なのに対し、外国人の厚生年金加入者は21万人増でやんす。完全に穴埋めしてるでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちが子供作らなくても、外国人が来てくれれば解決なのだ!これは楽ちんなのだ!」
やきう
「お前みたいなクズが増えるから少子化が進むんやろが。そもそも相手おらんやろ。」
かっぱ
「まあ確かに、23万人の労働力増加は雇用者増47万人の半分やからな。えげつない貢献度やで。」
でぇじょうぶ博士
「おいらも当初は移民を人権問題と捉えてたでやんすが、数字を見たら経済問題だと気づいたでやんす。認識を改めざるを得なかったでやんす。」
ずん
「でも博士、移民増えたら日本の文化が壊れるとか言う人いるのだ。」
やきう
「文化?今の日本に残ってる文化なんて過労死くらいやろ。それも輸出したらええやん。」
かっぱ
「おい待てや。それは文化ちゃうわ。ただの企業の悪習や。」
でぇじょうぶ博士
「そもそも『移民は嫌』という感情は、困窮や搾取のイメージから来てるでやんすが、実態は『国際雇用民』として普通に働いて税金納めてるでやんす。」
ずん
「つまり、イメージと現実が違うってことなのだ。でも、日本人の職が奪われるんじゃないのだ?」
やきう
「奪われる職?お前が就きたい職あるんか?どうせニート志望やろ。」
でぇじょうぶ博士
「人手不足が深刻な今、むしろ外国人労働者がいなければ経済が回らないでやんす。彼らは日本の成長を押し上げてる存在でやんす。」
かっぱ
「まあ、コンビニも飲食店も外国人スタッフだらけやしな。もう依存しきっとるわ。」
ずん
「じゃあさ、移民をもっと増やせば日本の問題全部解決するんじゃないのだ?出生率とか気にしなくていいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そう単純な話でもないでやんす。移民政策には社会統合の課題もあるでやんすし、何より『移民は嫌だ』という国民感情と向き合う必要があるでやんす。」
かっぱ
「感情論で政策決めてたら、国が滅ぶで。数字は嘘つかへんからな。」
ずん
「でも、9年前は出生数100万人超えてたのに、今年は70万人切りそうって、ヤバすぎなのだ。」
やきう
「そら、結婚もせんと家でゲームばっかしとる奴が増えたからやろ。鏡見てみ?」
でぇじょうぶ博士
「婚姻数は下げ止まってるでやんすが、出生に反映されるには1年かかるでやんす。それに合計特殊出生率が1.44から1.12に激減してるのは構造的問題でやんす。」
かっぱ
「つまり、結婚しても子供産まんってことやな。そら詰んどるわ。」
ずん
「じゃあもう日本は外国人に乗っ取られるしかないのだ?」
やきう
「『乗っ取り』って発想がもう差別やん。一緒に働いて税金納めとるだけやろ。」
でぇじょうぶ博士
「正確には、外国人労働者は日本の社会保障制度を支える重要なパートナーになってるでやんす。福祉を受けるより保険料を負担してる側でやんす。」
かっぱ
「それでも『移民は嫌』言うんやったら、年金諦めるか自分で産むかどっちかやな。」
ずん
「うーん、じゃあボクは移民推進派になるのだ。だって子供産むの無理だし、年金欲しいし。」
やきう
「お前が推進派になったところで何も変わらんわ。選挙権もないニートが何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、エコノミストでさえ認識を改めざるを得なかったくらい、移民の重要性は高まってるでやんす。是川夕さんの『ニッポンの移民』を読めば理解が深まるでやんす。」
かっぱ
「つまり、もう移民抜きで日本経済語れへんってことやな。現実見なあかんわ。」
ずん
「わかったのだ!じゃあボクも外国人になって日本で働けば、年金二重取りできるんじゃないのだ!?」
やきう
「...お前、国籍ロンダリングする気か。発想が犯罪者やん。」
ずん
「えっ、ダメなのだ?じゃあボクは今のまま日本人として、外国人労働者の方々に年金を支えてもらうのだ!ありがとう移民!これからもよろしくなのだ!」