ずん
「高市首相の初外遊で支持率65%なのだ!これは大勝利じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「待つでやんす。支持率というのはね、まるで初デートの印象みたいなもんでやんす。最初はみんな好印象でやんすが、問題は3ヶ月後にどうなってるかでやんす。」
やきう
「1泊3日の弾丸外交って、ワイの日帰り温泉旅行より短いやんけ。これで信頼関係築けるとか言うてるん、草生えるわ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに大事でやんす。ただし、それを強調する相手が問題でやんすね。ASEANの中には、『法の支配』と聞くと苦笑いする国もあるでやんす。自国の法すらまともに機能してないのに、国際法なんて...という話でやんすよ。」
やきう
「要するに、お前ら法守れやって説教しに行ったってことか?上から目線すぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それは簡単でやんす。中国という巨大な隣人に対抗するための『友達作り』でやんす。ただし、その友達も中国とビジネスしてるという、まるで三角関係の修羅場みたいな状況でやんすけどね。」
やきう
「結局、金か軍事力がないと誰も言うこと聞かへんのやろ?綺麗事並べたって、実態は札束で頬叩くか、軍艦見せびらかすかや。」
ずん
「むぅ...じゃあ『自由で開かれたインド太平洋』って何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはでやんすね...言ってみれば『中国さん、あんまり暴れないでね』という婉曲表現でやんす。直接言うと角が立つから、『自由』『開かれた』という美しい言葉で包んでるでやんす。まるでクソをゴールドの包装紙で包むようなもんでやんすよ。」
やきう
「ストレートすぎて草。でも実際、ASEANの国々も困っとるんやろな。中国の金は欲しいけど、支配されたくないっていう。」
ずん
「それって、ボクが上司に媚びながらも転職サイト見てる状態と同じなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、そういうことでやんす。ただし、国家レベルで転職するのは不可能でやんすけどね。」
やきう
「ところで、『個別に会談して信頼関係構築』って、要するに立ち話しただけやろ?1泊3日で何人と会ったんや?」
でぇじょうぶ博士
「ASEAN10カ国でやんすから、単純計算で一カ国あたり2~3時間でやんす。まるでスピードデート大会でやんすね。『初めまして、よろしく、じゃあまた』みたいな感じでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「実際には築けないでやんす。でも、『築いた』と言わないと国内向けにマズイでやんすからね。政治というのは、まるで舞台演技のようなもんでやんす。観客(国民)が満足すればOKでやんすよ。」
やきう
「支持率65%って、めっちゃ高いやん。前の総理なんて就任時から30%台やったぞ。」
でぇじょうぶ博士
「それは早計でやんす。支持率が高いのは『まだ何もやってないから』でやんす。これから増税やら社会保障削減やらやったら、あっという間に急降下でやんすよ。まるでジェットコースターでやんすね。」
やきう
「そもそも、この外遊って税金の無駄遣いちゃうん?飛行機代、宿泊費、護衛費用...全部国民の金やで。」
ずん
「えぇ!?じゃあボクが払った税金が外遊に使われてるのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「...ずんは税金払ってないでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、外遊は必要経費でやんす。ただし、その成果がどうかは別問題でやんす。『法の支配』を叫んだところで、南シナ海の領有権問題が解決するわけでもないでやんすからね。」
でぇじょうぶ博士
「意味がないわけじゃないでやんす。『日本は何もしてない』と言われるよりマシでやんすからね。外交というのは、まるで義理チョコのようなもんでやんす。もらっても嬉しくないけど、くれないと傷つくという...」
やきう
「結局、パフォーマンスってことやんけ。ほんまに大事なことは水面下で決まってて、表に出てくるんは茶番劇や。」
ずん
「むぅ...じゃあボクたち国民は騙されてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「騙されてるというより...そうでやんすね、まるでプロレスを見てるようなもんでやんす。『ガチンコバトル!』って宣伝してるけど、実は台本通りという。ただし、時々本当に殴り合いになることもあるでやんすけどね。」
やきう
「で、その台本書いてんのは誰なんや?日本か、アメリカか、それとも...」
でぇじょうぶ博士
「それはでやんすね...複数の脚本家が勝手に書いてて、現場は大混乱という状況でやんす。監督不在の映画撮影みたいなもんでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「予想するのは難しいでやんすが...まず、中国がこの『法の支配』発言に反発するでやんす。そして、ASEAN諸国は日本と中国の板挟みになって、どっちつかずの態度を取り続けるでやんす。」
ずん
「えぇ!?じゃあこの外遊、本当に意味なかったのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「意味がなかったわけじゃないでやんす。少なくとも、国内向けには『行動する総理』というイメージが作れたでやんすからね。支持率65%がその証拠でやんす。」
やきう
「要するに、中身より見た目ってことか。まるでインスタ映えする料理やな。写真は綺麗やけど、食ったら大したことないっていう。」
ずん
「ボクもインスタ映えする人生送りたいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「...それは無理でやんす。ずんの人生は、まるでピンボケ写真のようでやんすからね。」
ずん
「ひどいのだ!でも、結局この会議で一番得したのは誰なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはでやんすね...おそらく、会議を開催したマレーシアでやんす。各国首脳が来てくれて、経済効果もあるし、国際的な存在感もアピールできるでやんす。まるでパーティの主催者が一番得をするようなもんでやんすよ。」
やきう
「なるほどな。じゃあ日本は招待されただけの客ってことか。しかも手土産(援助金)持参で。」
ずん
「じゃあボクも次回のASEAN会議に参加したいのだ!無料で飯食えそうなのだ!」