ずん
「54年の歴史が終わるってマジなのだ!?ロッテリアって日本のハンバーガー文化の象徴じゃないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まさにその『象徴』が足枷になったでやんす。半世紀も続けば、ブランドイメージは化石化するでやんすからね。」
やきう
「化石化って...ワイのじいちゃんかよ。でもリブサンドポーク消えるんやろ?それ完全に別もんやんけ。」
でぉじょうぶ博士
「そうでやんす。新ブランド『ゼッテリア』は、絶品バーガーを軸にカフェ利用も視野に入れた戦略でやんす。まあ、ハンバーガー屋がスイーツ推しって、ラーメン屋がパスタ売るようなもんでやんすけどね。」
ずん
「えっ、じゃあもうハンバーガー屋じゃなくなるってことなのだ?」
やきう
「いや、ハンバーガーは売るやろ。ただ『オレンジチキンバーガー』とか、アメリカンチャイニーズって何やねん。もう迷走しとるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「迷走というより、多様化を捨てて選択と集中に舵を切ったでやんす。ロッテリアの期間限定メニュー乱発は、まるで毎週新しい恋人を作る浮気性みたいなもんでやんしたからね。」
ずん
「でもそれが楽しかったのだ!新メニューのワクワク感がなくなるなんて寂しいのだ。」
やきう
「ワクワクって...お前コンビニの新商品チェックしてるだけやろ。どうせ食わんくせに。」
でぇじょうぶ博士
「ふむ、やきう君の指摘は的を射てるでやんす。実は消費者の多くは『選択肢が多い』ことより『確実に美味しいもの』を求める傾向が強まってるでやんす。現代人は決断疲れしてるでやんすからね。」
ずん
「じゃあ、ゼッテリアは成功するってことなのだ?」
やきう
「いや待てや。ワンコイン朝食とか言うてるけど、そんなん吉野家でええやん。差別化できてへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんすね。ゼッテリアの最大の課題は、まさにそこでやんす。『ロッテリアじゃないハンバーガー屋』というアイデンティティをどう確立するか。これは離婚後の再婚相手が『前の奥さんとは違う』アピールするようなもんでやんす。」
ずん
「なんか切ない例えなのだ...でも結局、ロッテリアファンは置き去りってことなのだ?」
やきう
「せやな。イタリアンホット好きやった人とか、完全に見捨てられとるやんけ。企業の都合で客の思い出消すとか、クソやな。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは短絡的でやんす。企業は慈善事業じゃないでやんすからね。54年も続いたこと自体が奇跡に近いでやんす。変化しなければ恐竜のように絶滅するだけでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちは、新しいゼッテリアを受け入れるしかないのだ?」
やきう
「受け入れるも何も、お前どうせロッテリア行ってへんやろ。思い出語る資格ないで。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それを言ったら元も子もないでやんす...まあ、ゼッテリアが成功するかは、今後の展開次第でやんす。ただ一つ言えるのは、『絶品チーズバーガー』という名前のハードルが高すぎて、期待外れだったときの反動が怖いでやんすね。」
ずん
「でも博士、名前変えただけで中身変わってなかったら詐欺なのだ!」
やきう
「それな。看板替えただけの店とか、整形した元カノみたいなもんや。中身一緒やったら意味ないで。」
でぇじょうぶ博士
「いや、メニューは実際変わってるでやんす。問題は『良い方向に変わったか』でやんすね。カフェ利用を視野って言っても、スタバやドトールと戦えるとは思えないでやんす。」
ずん
「じゃあ結局、ゼッテリアって何がしたいのだ?中途半端になるだけじゃないのだ?」
やきう
「せやから迷走言うてるやん。ハンバーガーもカフェも両方中途半端とか、バイリンガルのくせに英語も日本語もカタコトみたいなもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「ふむ、厳しい意見でやんすが、的を射てるかもしれないでやんす。ただ、『絶品バーガー』という看板商品に絞り込んだのは、戦略としては間違ってないでやんす。マクドナルドだって『ビッグマック』が柱でやんすからね。」
ずん
「でも博士、マックには長年の信頼があるのだ。ゼッテリアは新参者なのだ。」
やきう
「しかも『ロッテリアの後継』っていう重荷背負っとるしな。これ失敗したら、ロッテリアのブランド価値まで傷つくやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。これは諸刃の剣でやんすね。成功すれば『見事な変革』、失敗すれば『愚かな判断』と評価されるでやんす。まるでギャンブルでやんす。」
ずん
「えぇ...じゃあボクたちはゼッテリアが成功するか見守るしかないのだ?」
やきう
「見守るっつーか、お前絶対行かんやろ。口だけやん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、消費者としてはおいらたちは『投票権』を持ってるでやんす。行くか行かないか、買うか買わないかで、企業の命運を左右できるでやんすよ。」
ずん
「じゃあボク、ゼッテリアに一回行ってみるのだ!」
やきう
「はいはい、口だけ番長乙。どうせ明日には忘れとるわ。」
ずん
「忘れないのだ!...たぶん。いや、きっと忘れるのだ。だってボク、もうロッテリアの味思い出せないのだ。」