ずん
「ゴキブリ嫌いなのに数百匹飼うって、もはや修行僧なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むしろ究極のドMでやんすね。嫌いなものに囲まれて生きるなんて、おいらには理解できないでやんす」
やきう
「ワイもゴキブリ嫌いやけど、この男は次元が違うわ。『ゴキブリのくせに!』って怒るのは草生えるで」
ずん
「でも月3000円で数百匹の虫飼えるって、コスパ最強じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは餌用の虫を自家繁殖させてるからでやんす。つまり虫が虫を食べる、完璧な食物連鎖でやんすね」
やきう
「サステナブルやん。SDGsの権化やで。国連に表彰されてもおかしくないわ」
ずん
「女性が部屋見て即帰ったエピソード、ウコン効果で笑ったのだ」
でぇじょうぶ博士
「あれは秀逸な比喩でやんすね。酔いが覚めるほどの衝撃...おいらも研究室で似たような経験があるでやんす」
やきう
「博士、お前は虫やなくて体臭やろ。一緒にすな」
ずん
「でもこの人、隣の部屋と接してない物件選んで、年中雨戸閉めてるのだ。プロ意識高すぎなのだ」
でぇじょうぶ博士
「バルサンで全滅した話を聞いて対策するとは...リスクマネジメントの鑑でやんす。おいらも見習いたいでやんす」
やきう
「いや、普通に生きてたらそんなリスク考えんでええやろ。この時点で人生の選択間違えとるわ」
ずん
「週1回のメンテナンスで済むって意外と楽なのだ。犬の散歩より楽じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに犬は毎日散歩が必要でやんすからね。その点、虫は放置プレイOKでやんす」
やきう
「放置プレイ言うな。あと土使うからコバエ湧くって、もうそれ飼育崩壊の一歩手前やろ」
ずん
「でも肉食ゴキブリに死んだ虫食べさせるの、リサイクルの極みなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「循環型社会の完成形でやんすね。ゴキブリが嫌いなのに、彼らを頂点捕食者として活用する...矛盾の中に調和があるでやんす」
やきう
「調和ちゃうわ。ただの地獄や。絶対この部屋、魂抜けるで」
ずん
「はかせ、この人YouTuberらしいけど、収益化できてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく閲覧注意系で再生数稼いでるでやんす。人は恐怖と嫌悪に惹かれる生き物でやんすからね」
やきう
「要するに見世物小屋やん。令和の時代にフリークス商売とは...ある意味天才やな」
ずん
「でも38歳独身で数百匹の虫と暮らすって、将来どうするつもりなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは杞憂でやんす。彼には既に数百の家族がいるでやんすから。孤独死の心配は無用でやんす」
やきう
「いや、それ最悪やろ。死んだら虫に食われるんやで。ホラー映画の結末やん」
ずん
「ボク思ったんだけど、この人って実は最強の免疫システム持ってるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす!常に様々な微生物や菌に囲まれて生活してるから、免疫力は鍛えられてるはずでやんす」
やきう
「免疫力以前に精神力がバグってるわ。ゴキブリ嫌いって言いながら飼うとか、もう何も信じられへん」
ずん
「でもさ、『ゴキブリのくせに!』って怒れるって、ある意味愛なんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「愛憎は紙一重でやんすからね。嫌いだけど世話をする...これは究極のツンデレでやんす」
やきう
「博士、お前の恋愛観ズレすぎやろ。そんなんやから童貞なんやで」
でぇじょうぶ博士
「む、むむむ!話を戻すでやんす!この蜂丸さんは現代社会における新しい生き方を提示してるでやんす!」
やきう
「新しいんやなくて、ただの変わり者や。でもまぁ、誰にも迷惑かけてへんし、ええんちゃう」
ずん
「結局この人、ゴキブリ嫌いなのに飼ってて、女性来てもすぐ帰られて、それでも虫と暮らし続けてるのだ」
でぇじょうぶ博士
「そう、それが彼の選んだ人生でやんす。我々凡人には理解できない境地に達してるでやんす」
やきう
「境地やなくて、もう引き返せへん地点通過してもうたんやろ。沼は深いで」
ずん
「この人の部屋に比べたら、ボクの部屋めっちゃ普通で良かったのだ!相対的にボクは勝ち組なのだ!」