ずん
「金利が上がって大変なのだ!これ、日本が売られてるってことなのだ?」
やきう
「ワイの国債投資が死んだんやが。お前のせいやろ、高市政権。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。まず整理するでやんす。長期金利の上昇要因は主に3つ。日銀の利上げ観測、海外金利の上昇、そして財政要因でやんす。」
ずん
「ふむふむ、でも21兆円も補正予算出すって聞いたのだ。バラマキすぎなのだ!」
かっぱ
「バラマキ言うけどな、お前んとこの会社も助成金もろとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「実はこの0.3%の金利上昇のうち、0.2%は予想インフレ率の上昇で説明できるでやんす。つまり財政不安だけが原因じゃないでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「そこでやんす!日本は20年以上もデフレだったから、金利がちょっと上がっただけで大騒ぎするクセがついてるでやんす。まるで日光浴びてないキノコが、太陽見て悲鳴上げてるようなもんでやんす。」
ずん
「でもでも、株安と円安と金利高のトリプル安って言われてるのだ!ヤバイのだ!」
かっぱ
「トリプル安言うけどな、金利上昇したら株が下がるんは当たり前やろ。教科書レベルやで。」
やきう
「ほんでメディアが「日本売り!」って煽りまくるんやな。お前らもその一部やろが。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。金利上昇局面では株安は自然な現象。そこに円安が重なると、まるで日本が沈没するかのように報道されるでやんすが、実際は正常な経済調整の範囲内でやんす。」
ずん
「じゃあ、破綻とかハイパーインフレとかは起きないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「少なくとも今の状況でそこまで心配する必要はないでやんす。国債増発の懸念はあっても、それは管理可能な範囲でやんすよ。」
かっぱ
「ほな植田総裁が『やや早いスピード』言うてたんは何やねん。」
でぇじょうぶ博士
「それは日銀としての警戒感の表明でやんす。急激な変化は市場にショックを与えるから、ペース配分を気にしてるだけでやんすよ。」
やきう
「つまり、騒いでるのは金融リテラシーないアホってことか。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、デフレ慣れした日本人が金利上昇に過敏反応するのは仕方ないでやんす。30年間ぬるま湯に浸かってた人が、少し熱めのお湯に入れられたようなもんでやんすからね。」
ずん
「でも利払い費が増えるって聞いたのだ。国の借金大変なのだ!」
かっぱ
「お前、自分の借金心配せえや。リボ払い地獄やろ。」
でぇじょうぶ博士
「国の利払い費増加は確かに課題でやんすが、同時に税収も増える可能性があるでやんす。経済が活性化すれば、インフレで名目GDPも増えるでやんすからね。」
やきう
「ほな結局、今の金利上昇は健全な経済正常化の一環ってことやな。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。ただし、急激な上昇は避けるべきで、そこを日銀がコントロールしようとしてるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...でもボク、もう日本円持ちたくないのだ。全部ビットコインに換えるのだ!」
かっぱ
「お前、昨日『仮想通貨は詐欺』言うてたやんけ。」
やきう
「節操なさすぎて草。お前の人生こそトリプル安やろ。信用も貯金も将来性もな。」
ずん
「う...ボクの人生にも利上げして価値を上げて欲しいのだ...!」