ずん
「橋本愛が読書日記で社会問題バンバン斬ってるらしいのだ!これは炎上案件なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「炎上どころか、むしろ消火活動でやんすよ。日本社会という燃えさかる家の中で、みんな『火事じゃない』って言い張ってる中、『いや、燃えてるでやんす』って言ってるだけでやんす。」
やきう
「ワイ、芸能人が社会派ぶるの嫌いなんやけど。お前ら、台本読むのが仕事やろ?」
ずん
「それな!アロマンティックとか、そんなん知らんでも生きていけるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「おやおや、ずんは自分がアロマンティックの可能性に気づいてないでやんすね。というか、おいらもモテないからアセクシャルかと思ったら、単にモテないだけだったでやんす。」
やきう
「博士、それただの童貞や。アセクシャルに失礼やで。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ...。まあいいでやんす。でも考えてみるでやんす。『京都花街はこの世の地獄』なんて、まるで伝統文化という名の監獄でやんすよ。美しい着物は囚人服、三味線の音色は鎖の音でやんす。」
ずん
「でも伝統文化って大事なのだ!守らなきゃいけないのだ!」
やきう
「ほんまや。ワイのおじいちゃんも『昔はよかった』って言うてたで。」
でぇじょうぶ博士
「その『昔はよかった』というのは、つまり『自分が搾取する側だった』という意味でやんす。伝統を守るために人権を踏みにじるのは、まるで骨董品を磨くために生きた人間を雑巾にするようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「そして『ヘイトスピーチ』の本でやんすが、これは特に深刻でやんすね。差別や排外主義がここまで拡大したのは、国やメディアに大きな責任があるという指摘は、まさに核心をついてるでやんす。」
やきう
「でも外国人が増えたら治安悪くなるやん。データもあるで。」
でぇじょうぶ博士
「そのデータ、ちゃんと読んだでやんすか?相関関係と因果関係を混同してるでやんす。それ、まるで『アイスクリームの売上が増えると溺死者が増える、だからアイスは危険』と言ってるようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「真実は、人々が不安な時に、弱い者をスケープゴートにして安心を得ようとする、という人間の醜い本能でやんす。橋本愛さんが『いる人を、いないことにしない』と言ってるのは、この見えない暴力に抗う姿勢でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。まず『自分は差別してない』という思い込みを捨てることでやんす。差別というのは、まるで体臭のようなもんでやんす。自分では気づかないけど、周りは臭ってるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「...おいらは風呂に入ってるでやんす。」
やきう
「で、結局この橋本愛って人は何がしたいんや?」
でぇじょうぶ博士
「彼女は俳優でやんすが、実は社会の脚本を書き換えようとしてるでやんす。今の日本社会は、マイノリティが存在しない設定で書かれた古い脚本を使い続けてるでやんす。」
ずん
「でも、そんなこと言ったってボクの生活は変わらないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは大きな間違いでやんす。社会が多様性を認めないということは、いつかずんも『異端』として排除される可能性があるということでやんす。今日、誰かが排除されるのを黙って見てたら、明日は自分が排除される番でやんす。」
やきう
「まあ、そう言われると...ちょっとは考えなあかんな。」
ずん
「むむむ...難しいのだ...でも、橋本愛って1996年生まれなのだ?まだ若いのに偉そうなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「年齢じゃないでやんす。大事なのは、学び続ける姿勢でやんす。橋本さんは『学び続ける』と言ってるでやんすが、これは永遠の宿題でやんす。」
ずん
「ボクも嫌いなのだ!じゃあ、橋本愛に全部任せればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それこそが問題でやんす!一人のセレブに社会問題を丸投げして、自分は何もしない。それは、まるでゴミ拾いを環境活動家に任せて、自分はポイ捨てし続けるようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「まず、本を読むでやんす。橋本さんが読んでる本、一冊でも読んでみるでやんす。そして考えるでやんす。それだけで十分でやんす。」
やきう
「でも、本読んだって意味ないやろ?現実は変わらへんで。」
でぇじょうぶ博士
「本を読むことは、まるで筋トレのようなもんでやんす。一回やっただけでマッチョにはならないでやんすが、続けることで確実に変わっていくでやんす。社会も同じでやんす。」
ずん
「でも橋本愛みたいに綺麗じゃないし、有名じゃないから、ボクが何言っても誰も聞かないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「逆でやんす。有名人が声を上げるのは大事でやんすが、一番大事なのは、普通の人が日常で小さな変化を起こすことでやんす。ずんが友達に『それ、ちょっと差別的じゃない?』と言えるかどうか、それが社会を変える一歩でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「...なら、まずは自分自身と対話するでやんす。鏡に向かって『お前、最近差別的な考えしてないか?』と問いかけるでやんす。」
ずん
「博士...それって、ただの独り言なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「むむむ...まあ、橋本愛さんの読書日記の核心は、『気づくこと』でやんす。自分の無知に気づき、社会の矛盾に気づき、そして行動する勇気を持つことでやんす。」
ずん
「でも勇気出すの怖いのだ...炎上したらどうするのだ...」
でぇじょうぶ博士
「炎上を恐れて何も言わないのは、火事を見て『通報したら犯人だと思われるかも』と逃げるようなもんでやんす。」
やきう
「ほんまそれな。でも、ワイは傍観者でええわ。」
ずん
「じゃあボクも傍観者でいいのだ!だって、今日も明日もお腹は減るし、家賃は払わなきゃいけないし、社会問題考えてる暇ないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その『暇がない』というのが、実は権力者にとって一番都合がいい状態でやんす。人々が日々の生活に追われて、社会を変える力を失う。それこそが、彼らの狙いでやんす。」
ずん
「...じゃあボク、権力者の手のひらの上で踊らされてるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも、気づいた時点で、もう半分は自由でやんす。」
ずん
「ボクもわからないのだ!でも、橋本愛がこうやって発信し続けることで、少しずつ何かが変わっていくのだとしたら...それはそれでいいことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。変化は一夜にして起こらないでやんす。でも、誰かが声を上げ続けることで、いつか大きなうねりになるでやんす。橋本さんはその先駆者でやんすね。」
ずん
「じゃあボクも先駆者になりたいのだ!明日から頑張るのだ!」
ずん
「...だって、明日はプライムデーなのだ!ポチポチするのに忙しいのだ!」