ずん
「クマと格闘とか、もう完全にバトル漫画の世界なのだ。現代日本でこんなことが起きてるって信じられないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「でやんすねぇ。しかも相手はヒグマでやんす。ツキノワグマとは比較にならない戦闘力でやんすよ。」
やきう
「ワイ、クマなんて動物園で見るもんやと思ってたわ。野生のクマとか遭遇したら秒でションベン漏らすで。」
でぇじょうぶ博士
「おいらの計算では...いや、計算するまでもなく明白でやんす。ヒグマは体重300kg超、時速60kmで走り、握力は人間の10倍以上でやんす。まさに生きた戦車でやんすね。」
ずん
「でも弾当たったのに動いてたって、ゾンビかよなのだ!」
やきう
「そらクマさんも必死やろ。撃たれて『あっ死にますわ』ってなるほど人生諦めとらんのや。」
でぇじょうぶ博士
「実は動物の生命力は人間の想像を超えるでやんす。特にクマは脂肪が厚く、急所を外れると弾が止まることもあるでやんすよ。」
ずん
「じゃあ一発じゃ足りないってことなのだ?映画だと一発でバタッと倒れるのに!」
やきう
「お前アホか。映画はフィクションやぞ。ワイのリアリティとお前のリアリティの差がエグいわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかも今回の誤算は二つあったでやんす。一つ目はクマが崖下に転落したこと。二つ目は逃げたはずのもう一頭が戻ってきて混乱したことでやんす。」
ずん
「完全にホラー映画の展開なのだ。死んだと思ったら生きてましたパターンなのだ!」
やきう
「しかもクマ二頭おったとか、もうこれ詰んでるやろ。ワイやったら即座に土下座して『クマさん今日はいい天気ですね』って話しかけるわ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらクマは人間の言葉を理解しないでやんす。むしろ土下座の姿勢は獲物が弱っているサインと認識される可能性があるでやんすよ。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ!?教えてくれなのだ博士!」
でぇじょうぶ博士
「基本は遭遇しないことでやんす。クマ鈴をつける、大声で歌う、などでやんすね。もし遭遇したら...おいらは俊足を活かして逃げるでやんす。」
やきう
「お前元野球部やろ?盗塁の要領で逃げるんか?『セーフ!』とか言いながら。」
ずん
「でも山田さん69歳でこれに立ち向かったってすごすぎるのだ。ボクなんて階段上るだけで息切れするのに!」
でぇじょうぶ博士
「そこが猟師の覚悟でやんすね。ベテランとはいえ、命がけの仕事でやんす。しかも今回は役場からの通報で駆けつけたということは、人里にクマが出たということでやんす。」
やきう
「つまり誰かがやらなアカン仕事ってことやな。ワイらが安全に暮らせるのも、こういう人らのおかげやで。」
ずん
「でも崖下に落ちたクマの居場所を見失ったって、これから一体どうなるのだ...!?」
でぇじょうぶ博士
「それは次回の展開でやんすね。崖の中腹で手負いのクマを見失うというのは、最悪の状況でやんす。手負いの動物は特に危険でやんすから。」
やきう
「もう続き気になってしゃーないわ。これ全3回の1回目とか、ほんま焦らしプレイやな。」
ずん
「ボク、これ読んだら当分キャンプとか行けなくなりそうなのだ。森とか完全にクマの縄張りじゃないですか!」
やきう
「お前どうせ家から出えへんやろ。クマより先に運動不足で倒れるで。」
ずん
「...それもそうなのだ。ボク、クマより先に自分の健康と向き合うべきなのかもしれないのだ。」