ずん
「AIが絵を描く時代なのだ!もうイラストレーターは失業確定なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「早とちりでやんす。Nano Banana Proは『創造の補助』であって『創造の代替』ではないでやんす。包丁が料理人を失業させないのと同じでやんすよ。」
やきう
「ほーん、でもワイが見た限り、素人の落書きレベルやったで?どうせまた大げさに宣伝しとるだけやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それは旧バージョンを見たからでやんす。今回のProは日本語テキストを画像内に正確に描写できる『SoTA Text Rendering』を搭載してるでやんす。『春のパン祭り』って看板も『文字化け』しないでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ名刺程度なら朝飯前でやんす。4コマ漫画も、図解入りの手順書も、旅行のしおりまで生成できるでやんす。しかも最大2K解像度で、4Kアップスケールにも対応してるでやんす。」
やきう
「ほなら卒論の図表全部これで作ったらええやん。楽勝やで。」
でぇじょうぶ博士
「それはアカンでやんす!学術的誠実性の観点から、生成AIの利用は適切に開示する必要があるでやんす。バレたら一発退学でやんすよ。」
ずん
「ボク、もう大学卒業してるから関係ないのだ〜。」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんす。特に注目すべきは『Photo Composition』機能でやんす。最大6枚の画像を文脈に合わせて統合し、光の向きや影まで自然に調整するでやんす。まるで魔法使いの合成術でやんす。」
やきう
「ほな、ワイの顔をイケメンと合成したら、モテモテになるんか?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、AIは奇跡を起こせないでやんす。」
ずん
「博士、それって自分にも刺さってるのだ...。」
でぇじょうぶ博士
「...痛いところを突くでやんす。ともかく、このツールの真価は『思考モード』と組み合わせた時に発揮されるでやんす。Deep Researchで情報収集してから、Nano Banana Proで視覚化する。この流れが革命的でやんす。」
やきう
「要するに、調べ物が得意な秘書と、絵が上手い部下を同時に雇えるってことか。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!しかも無料プランでも1日数回試せるでやんす。これは民主化でやんすねぇ。」
ずん
「じゃあボク、これで副業始めるのだ!バナー制作で月100万稼ぐのだ!」
やきう
「100万...?お前、市場価格知らんやろ。バナー1枚5000円が相場やで。」
ずん
「...ってことは200枚作らないといけないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「単純計算でやんすが、1日約7枚ペースでやんすね。しかも営業、修正対応、請求書発行も全部自分でやるでやんす。」
やきう
「お前、そもそもサラリーマンやったことないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「現実は厳しいでやんすが、Nano Banana Proの可能性は無限大でやんす。例えば、ビジネスプレゼン資料の図解作成、SNS投稿用のアイキャッチ画像、さらには推し活のファンアート制作まで、用途は多岐にわたるでやんす。」
ずん
「なるほど...じゃあボク、推しキャラを実写の公園に合成して『推しと デート気分』を味わうのだ!」
でぇじょうぶ博士
「しかし、それも一つの使い方でやんす。『Style Transformation』機能を使えば、写真をアニメ調に変換したり、スケッチを油絵風にしたりできるでやんす。表現の自由度は格段に上がってるでやんすよ。」
ずん
「じゃあボクの自撮りをゴッホ風にしたら芸術作品になるのだ!」
やきう
「元の素材が悪すぎて、ゴッホも筆折るレベルやで。」
ずん
「...(三度目のぐさっ。もう立ち直れないのだ)」