ずん
「Netflixがワーナー買収って、もうボクら選択肢なくなっちゃうんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「720億ドルでやんすよ。日本円で約10兆円超でやんす。まるで太った象が蟻を踏み潰すような買収劇でやんすね。」
やきう
「ワイ、もうディズニープラスしか見てへんから関係ないわ。お前ら貧乏人はNetflix一択やろ?」
ずん
「ムカつくのだ!でも実際、これってヤバいことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「トランプ大統領が懸念を示してる時点で、かなりキナ臭いでやんすね。独占禁止法違反の可能性があるでやんす。」
やきう
「トランプが言うてるだけやろ?あいつの発言なんて信用できへんわ。株価も下がっとるし、市場は冷めとるで。」
でぇじょうぶ博士
「確かに株式市場の反応は冷淡でやんす。投資家たちは、この買収が規制当局に潰される可能性を織り込んでるでやんすね。」
ずん
「じゃあ結局、この買収は失敗するってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そう単純でもないでやんす。Netflixはコンテンツ製作能力を強化したいでやんすし、ワーナーは映画スタジオやDCコミックスという強力なIPを持ってるでやんす。」
やきう
「要するに金持ちがもっと金持ちになりたいだけやんけ。ワイらの月額料金がまた上がるんちゃうか?」
ずん
「それは困るのだ!ボク、もうギリギリの生活なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「実際、市場の寡占化が進めば、価格競争が減って値上げしやすくなるでやんす。消費者にとっては悪夢でやんすね。」
やきう
「ディズニーもアマゾンもおるし、独占ってほどでもないやろ。むしろ競争激化してるんちゃうんか?」
でぇじょうぶ博士
「一理あるでやんす。ただし、コンテンツの製作と配信を両方握ると、他のプラットフォームへの供給を絞れるでやんす。これが問題でやんすね。」
ずん
「つまり、Netflixだけでしか見れない作品が増えるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。バットマンもスーパーマンも、Netflix独占になる可能性があるでやんす。」
やきう
「それはそれでええんちゃうか?一箇所で全部見れたら楽やん。」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。選択肢がなくなれば、企業は殿様商売を始めるでやんす。値上げし放題、サービス低下し放題でやんすよ。」
やきう
「結局、資本主義の末路ってそういうもんやろ。文句言うても無駄や。ワイは違法サイトで見るからええけどな。」
ずん
「それ犯罪なのだ!...でもボクも検討するのだ。」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、二人とも犯罪自慢はやめるでやんす。この買収、仮に成立したら業界地図が激変するでやんすよ。」
やきう
「どうせアメリカの話やろ?日本には関係あらへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「大間違いでやんす。日本のコンテンツ産業にも影響が出るでやんす。アニメの配信権とか、全部Netflixに握られる可能性があるでやんす。」
ずん
「えぇ!?じゃあ日本のアニメもNetflix独占になっちゃうのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「可能性はあるでやんすね。既にNetflixは日本アニメに多額の投資をしてるでやんすし。」
やきう
「ほんなら、クランチロールとかどないなるんや?」
でぇじょうぶ博士
「クランチロールはソニー傘下でやんすから、むしろ対抗勢力として機能するかもしれないでやんす。業界再編の引き金になる可能性もあるでやんすね。」
ずん
「もう訳わかんないのだ。結局、ボクらはどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「今のところ様子見でやんす。規制当局がどう判断するか次第でやんすね。ただし、どう転んでも消費者の負担は増える可能性が高いでやんす。」
やきう
「結局、金持ちの都合で世界が回っとるだけやな。ワイらは搾取される側や。」
ずん
「じゃあボク、これからはYouTubeだけ見ることにするのだ!無料最高なのだ!」