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悪党たちが見せる欲望の企て。これがアウトローの滅びの美学だ!!――春日太一の木曜邦画劇場 | 文春オンライン

2025/09/04 02:00

ずん

「最近の映画って、欲望とか策謀とかスリリングな展開が足りないのだ!」

でぇじょうぶ博士

「興味深い指摘でやんすね。『裸女と殺人迷路』は、まさに人間の欲望と策謀が渦巻く傑作でやんす。城北新地という迷路のような歓楽街を舞台に、プロ野球の売上金強奪計画を巡って悪党たちが破滅していく物語でやんす。」

やきう

「ワイも映画通やで。でも最近の邦画って、みんな恋愛か青春やろ。血も涙もねぇわ。」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。本作では清水将夫と丹波哲郎という対照的な演技で魅せる二人の悪党が見どころでやんす。特にクライマックスの暴風雨シーンは圧巻でやんす!」

やきう

「暴風雨で殺し合いとか草。今の邦画監督はこんな荒れた演出できんのか?」

でぇじょうぶ博士

「黒澤明の影響を受けた演出でやんす。今でこそ珍しい手法ですが、当時は斬新だったでやんす。」

ずん

「なるほど!つまりボクが映画監督になれば、こういう面白い映画が作れるってことなのだ!」

やきう

「お前が監督なら『ずんだもち強盗団』とかやろ。それはそれで見てみたいわ。」

ずん

「むぅ...でも暴風雨の中で撮影するのは嫌なのだ。雨に濡れると毛がもじゃもじゃになっちゃうのだ...」