ずん
「令和の若者って、こんなに達観してていいのだ?20歳で『元気でいたい』が目標って、ボクより悟ってるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、これは興味深い現象でやんすね。彼女の『能天気』は、実は高度な防衛機制かもしれないでやんす。不規則勤務の軽食店で働きながら、『深刻に考えすぎない』というのは...」
やきう
「ワイもそう思うで。これ完全に現実逃避やん。不規則勤務で休日不定とか、ブラック案件やろ。それを『能天気』で片付けるとか、むしろ闇深すぎて草も生えんわ」
かっぱ
「せやけど、母ちゃんの姉の振袖受け継いで娘にも継がせたいって、ええ話やないか。最近の若いもんは金かけまくりやのに、堅実やん」
ずん
「でも博士、『しんどかったことがない』って本当にあり得るのだ?ボクなんて毎日しんどいのだ」
でぇじょうぶ博士
「それはずんが怠惰なだけでやんす。しかし彼女のケースは違うでやんすよ。心理学的には『感情の平坦化』という現象があって、過度なストレスに晒され続けると、逆に感情が麻痺するでやんす」
やきう
「つまりアレか?ストレスMAXで感覚バグってるってことか?カルーアミルクが初めての酒とか、どんだけ真面目やねん。ワイなんて中学で...おっと、これ以上は言えんな」
かっぱ
「お前の武勇伝なんか誰も聞いてへんわ。それより気になるんは、この子が『仕事はしんどい』ってポロッと本音漏らしたとこや。これ、結構ヤバい状況ちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんすね、かっぱ君。記事では『笑い飛ばす』と書いてるでやんすが、実際には労働基準法違反の可能性すらあるでやんす。休日不定、出勤時間バラバラというのは...」
ずん
「でも『元気でいたい』って目標、ボクもそれでいいんじゃないかと思うのだ。無理に高い目標立てても苦しいだけなのだ」
やきう
「お前はな、目標ないんやなくて、目標立てる気力すらないだけやろ。この子とは根本的に違うで。この子は『高望みしない』んやなくて、『高望みできない』環境にいるんや」
かっぱ
「まぁまぁ、せやけど能天気でいられるんは才能やで。ワイなんか毎日イライラしとるからな。ストレス社会で『深刻に考えすぎない』って、ある意味サバイバル術やん」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。実は統計的にも、過度に将来を心配する人より、適度に楽観的な人の方が長生きする傾向があるでやんす。ただし...」
でぇじょうぶ博士
「『能天気』と『現実逃避』は紙一重でやんす。彼女の場合、不規則勤務という搾取的労働環境を『深刻に考えない』ことで耐えているだけの可能性もあるでやんす。これは企業側にとって都合がいい『従順な労働者』でやんすよ」
やきう
「それな。企業がこういう『文句言わん子』を求めとるんや。で、記事はそれを『しなやかさ』とか『世代の強さ』とか美化しとる。これ完全にディストピアやろ」
かっぱ
「おい待てや。でも実際問題、この子どうしたらええねん?転職するにも20歳やし、経験も少ないやろ。文句言うても状況変わらんのやったら、メンタル保つために能天気でいるしかないやん」
ずん
「そうなのだ!だからボクも能天気路線でいくのだ!何も考えずに生きるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす、ずん君。彼女は『何も考えていない』わけじゃないでやんす。振袖を娘に継がせたいとか、ちゃんと将来のことは考えているでやんす。ただ、今の状況をどうにもできないから、感情をコントロールしているだけでやんす」
やきう
「せやな。むしろ賢いとも言えるわ。無理に抵抗して潰れるより、適度に受け流して生き延びる方が得策や。でも、それを『美談』として消費する大人たちはクソやけどな」
かっぱ
「まぁそれもそうやな。でも気になるんは、この記事の最後に出てくる『海外ラッパーみたいにハイブランドで固めた男』や。あいつ何者やねん」
でぇじょうぶ博士
「ああ、対比でやんすね。堅実な彼女と、見栄を張る彼。でも実は、どちらも同じコインの裏表かもしれないでやんす。一方は『諦め』、もう一方は『虚勢』。どちらも社会の歪みが生み出した産物でやんす」
ずん
「なんか深い話になってきたのだ...ボク、頭痛くなってきたのだ」
やきう
「お前の薄っぺらい脳みそには難しすぎたか。要するにや、この20歳の子は『元気でいたい』言うとるけど、既に元気ちゃうねん。そこに気付けってことや」
かっぱ
「ほんまそれ。『しんどかったことがない』って言いながら『仕事はしんどい』ってポロッと漏らすのが全てを物語っとるわ。これ完全に心の叫びやん」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。記事は彼女を『しなやかな世代』と持ち上げてるでやんすが、実際には搾取に耐える『我慢強い世代』になってしまっているでやんす。これは社会問題でやんすよ」
やきう
「何もできへんやろ。お前ニートやし。せめて自分の心配しろや」
かっぱ
「まぁでも、こういう記事読んで『おかしいやろ』って気付くことが大事なんちゃうか?『能天気でしなやか』って美化せんと、『搾取されてる』って認識することがスタートやで」
でぇじょうぶ博士
「素晴らしい指摘でやんす、かっぱ君。まさにその通りでやんす。彼女個人を責めるのではなく、そういう状況を生み出している社会構造に目を向けるべきでやんす」
ずん
「むむむ...難しいのだ。でもボク、一つ気付いたのだ。この子、カルーアミルクが初めてのお酒って言ってるけど、それって最高に可愛いじゃないのだ!ボクもそういう子と飲みたいのだ!」
やきう
「お前...話聞いとったか?つーか、お前が飲みに誘っても絶対断られるで。顔面偏差値的に」
かっぱ
「やきう、それは言い過ぎやろ...でもまぁ、確かに可能性は低いな」
ずん
「ひどいのだ!でもボクは諦めないのだ!『元気でいたい』って目標の子なら、ボクの元気さに惹かれるはずなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君の『元気』は、彼女が求めてる『元気』とは別物でやんす。彼女は『平穏に生きたい』という意味で『元気でいたい』と言ってるでやんす。ずん君みたいに騒がしいのは真逆でやんす」
やきう
「草。完全論破されとるやん。つーか、この流れで恋愛の話に持ってくお前の思考回路が心配やわ」
かっぱ
「まぁええやん。話を戻すとな、この20歳の子が30歳になった時、どうなっとるか心配やわ。今は『能天気』で乗り切れても、10年後はどうなんやろな」
でぇじょうぶ博士
「統計的には、不規則勤務を続けた場合、健康リスクが高まるでやんす。睡眠障害、うつ病、生活習慣病...まさに『元気でいたい』が叶わない環境でやんす」
ずん
「えぇ...じゃあこの子、助けてあげないといけないのだ!ボクが軽食店に毎日通って、お客さんとして支えるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「結局、個人の善意では構造的問題は解決しないでやんす。労働環境の改善、最低賃金の引き上げ、労働時間の規制...こういった社会的アプローチが必要でやんす」
やきう
「せやけど、政治家も企業も動かんやろ。だって今のままの方が都合ええもん。『能天気でしなやか』な若者が文句言わずに働いてくれるんやから」
かっぱ
「まぁ残酷やけど、それが現実やな。で、この子は『深刻に考えすぎない』ことで自分を守っとるわけや。ある意味、賢い生存戦略やで」
ずん
「でもそれって悲しくないのだ?20歳で既に『生存戦略』考えなきゃいけないなんて...」
でぇじょうぶ博士
「悲しいでやんすよ、もちろん。でも、これが令和の現実でやんす。バブル期みたいに『未来は明るい』なんて誰も信じてないでやんす。だから『元気でいたい』という、極めて謙虚な願いになるでやんす」
やきう
「つーか、バブル世代のせいやろこれ。あいつらが好き勝手やって、ツケを若者に回しとるんや。ほんまクソやで」
かっぱ
「まぁ世代論は置いといてやな。問題は、この『能天気』が本物か偽物かってことやろ。本当に何も感じてないんか、それとも感じないフリしてるんか」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんすね。記事中の『あ、でも、仕事はしんどいかもしれない』という部分が全てを物語ってるでやんす。『かもしれない』という曖昧な表現に、彼女の葛藤が滲み出てるでやんす」
ずん
「そっか...本当は辛いけど、認めたくないんだのだ。認めちゃったら崩れちゃうから...」
やきう
「お、たまにはええこと言うやん、ずん。そうや、認めた瞬間に『能天気』という鎧が剥がれて、生身の自分と向き合わなあかんくなるんや。それが怖いんやろな」
かっぱ
「せやな。『能天気』は武器でもあり、檻でもあるんやろな。それに守られてる間は安全やけど、ずっとその中にいたら成長できへんし」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。心理学では『感情労働』という概念があるでやんす。本当の感情を押し殺して、求められる感情を演じ続ける労働でやんす。彼女はまさにそれを自分自身に課してるでやんす」
ずん
「うわぁ...なんか聞いてるだけで疲れてきたのだ。ボク、やっぱり能天気じゃいられないのだ」
やきう
「お前は最初から能天気ちゃうやろ。ただのアホや」
かっぱ
「ほんまそれ。でもな、この記事で一番気になるんは、最後の『しなやかさこそが強さ』って結論や。これ、完全に美化しすぎやろ」
でぇじょうぶ博士
「同感でやんす。『しなやかに折れる』ことを『強さ』と呼ぶのは、支配者側の論理でやんす。本当の強さは、不当な状況に抵抗する力でやんす」
やきう
「せやせや。でも、そんなこと言うたら炎上するからな。だから『しなやか』とか『強さ』とか、耳障りのええ言葉で包むんや。マスコミの常套手段やで」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?この記事を読んで、ただ『そうなんだ』で終わらせていいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いいわけないでやんす。まずは問題を認識すること。そして可能な範囲で声を上げること。SNSで共有するのもいいでやんす。小さな波が大きなうねりになることもあるでやんす」
かっぱ
「まぁでも現実問題、この子が明日から急に状況変わるわけやないからな。長期戦やで。社会を変えるんは時間かかるし」
やきう
「つーか変わらんかもしれんで。むしろ悪化する可能性の方が高いわ。少子高齢化で労働人口減ってるのに、労働条件は改善せえへんし」
ずん
「うぅ...暗い話ばっかりなのだ。せめて希望のある話はないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「希望でやんすか...。そうでやんすね。彼女が振袖を娘に継がせたいと言ってるのは希望でやんす。つまり、彼女は未来を諦めてないでやんす」
かっぱ
「おお、ええこと言うやん博士。確かにな、『娘に継がせたい』ってことは、結婚も出産も想定しとるってことやもんな」
やきう
「まぁそれはそうやけど、現実的に考えて、不規則勤務で低賃金の状況で結婚も出産もできるんか?子育てなんてもっと金かかるで」
ずん
「やきう、空気読めなのだ!せっかくいい話になりかけたのに!」
やきう
「現実見ろや。希望的観測で生きてたら、余計にしんどくなるだけやで」
かっぱ
「まぁまぁ、両方大事やろ。希望も持ちつつ、現実も見る。そのバランスが難しいんやけどな」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。楽観主義と現実主義のバランスでやんす。彼女の『能天気』は、もしかしたらそのバランスを取ろうとした結果かもしれないでやんす」
ずん
「なるほど...でもボク、まだ一つ気になることがあるのだ」
ずん
「この子、5時起きで8時過ぎに帰宅って言ってるけど、その後成人式まで何してたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まぁ、おそらく休憩してたんでやんすよ。朝早いし、着物は重いでやんすから」
ずん
「重要なのだ!だって『一旦帰って温まる』って書いてあるのだ。ということは家が寒かったのだ。暖房費も節約してるんじゃないのだ?」
かっぱ
「...おい、それ気付かんかったわ。もしかして、それも経済的に苦しい証拠なんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、鋭い指摘でやんす、ずん君。冬の北九州で『温まる』必要があるということは、美容院から家までの移動だけでかなり冷えたということでやんす。つまり...」
やきう
「車がないってことやな。タクシーも使えへん。徒歩か公共交通機関や。しかも着物でな」
かっぱ
「うわぁ...それ、めっちゃ大変やん。成人式の日くらい、タクシー使ってもええのに」
ずん
「それなのに『費用がかかってない』って笑顔で言えるのだ...。これ、本当に『能天気』で済ませていい話じゃないのだ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。これは完全に経済的困窮の証拠でやんす。振袖が受け継ぎものなのも、新しいのを買う余裕がないからかもしれないでやんす」
やきう
「せやな。『伝統を大切に』とか美化しとったけど、実際は『買えない』だけやったんや。ほんま、マスコミの美談化はクソやな」
かっぱ
「でも待てや。そう考えると、この子の『元気でいたい』って目標、めっちゃ切実やん。病気になっても医者行く金ないかもしれんし」
ずん
「うぅ...悲しくなってきたのだ。ボクにできることはないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「直接的には難しいでやんす。でも、こうやって問題を共有することが第一歩でやんす。そして、自分の周りの人にも伝えることでやんす」
やきう
「まぁ、ネットでバズらせるのも一つの手やな。拡散されれば、誰かの目に止まるかもしれんし」
かっぱ
「せやけど、本人が特定されて困るかもしれんで。そこは慎重にな」
ずん
「むずかしいのだ...。でもボク、この記事読んで本当に良かったと思うのだ。こういう現実があるって知れたから」
でぇじょうぶ博士
「それは素晴らしい姿勢でやんす、ずん君。知ることが変化の始まりでやんす」
やきう
「珍しくマトモなこと言うやん、ずん。でもお前、明日にはこの話忘れとるやろ」
ずん
「忘れないのだ!ボクは...ボクは...あれ、何の話してたのだっけ?」