ずん
おいおい、黒柳徹子と渥美清って付き合ってたのだ?これ完全に恋愛フラグじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
まあまあ、ずん君。記事をよく読むでやんす。これは若き日の二人の心温まる交流を描いたエピソードでやんすよ。渥美さんが「お嬢さん」、黒柳さんが「兄ちゃん」と呼び合う、まるで昭和の純愛ドラマのような関係でやんすね。
やきう
は?雨宿りで弁当箱買うとか、完全にデートやんけ。しかも深夜営業の店って、お前ら何しとったんや。
ずん
でも「おれが稼いで、いつか…」って、プロポーズの前振りっぽいのだ。
でぇじょうぶ博士
そこが面白いところでやんすね。当時の芸能界は今ほど給料が安定してなかったでやんす。だから「稼いだら何か買ってあげる」というのは、むしろ「俺も食えるようになったぜ」という芸人としての成功の証でやんすよ。
やきう
ワイの計算やと、あの頃の渥美清って『男はつらいよ』前やろ?つまりまだ売れてへん時期やん。そんな時に弁当箱買うとか、これもう愛やで。
ずん
しかも「まだ残ってて、よかった」とか気遣いが紳士すぎるのだ!現代の男子、見習えなのだ!
でぇじょうぶ博士
ちなみにでやんすが、この時代のアメリカ製ランチボックスは、当時としてはちょっとしたハイカラな品物でやんした。つまり渥美さんは、黒柳さんの好みをちゃんと把握していた上で、背伸びして買ってあげたわけでやんすね。
やきう
待て待て。「何人かで雨宿り」って書いてあるやん。つまり他にも人おったんやろ?デートちゃうやん。
ずん
おっ、やきうくん鋭いのだ!でもその「何人か」って、完全に空気だったんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
まあ、記事のタイトルに「交際疑惑」とあるように、当時から周囲は二人の関係を勘ぐっていたのかもしれないでやんすね。ただし、両者ともに後年まで独身を貫いたことを考えると、むしろプラトニックな友情だった可能性が高いでやんす。
やきう
つまりお前ら、友達以上恋人未満ってやつか。一番モヤモヤするやつやんけ。
ずん
でもさ、黒柳徹子って今91歳でしょ?この話って何年前なのだ?
でぇじょうぶ博士
おそらく1950年代後半から60年代前半の話でやんすね。黒柳さんがNHK専属女優第一号としてデビューしたのが1953年、渥美さんが本格的にブレイクするのは1969年の『男はつらいよ』からでやんすから。
やきう
つまり70年近く前の話を、今さら本に書いとるわけか。これ、もう時効やろ。
ずん
いやいや、70年経っても覚えてる思い出って、それこそ特別なやつなのだ!
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。『トットあした』という自叙伝は、黒柳さんが人生で大切にしてきた「二十四の名言」を辿る内容でやんすから、この弁当箱エピソードも、彼女にとって人生の重要な一コマだったということでやんすね。
やきう
でも「宝石箱の形をしたお弁当箱」って、使いにくそうやな。見た目重視すぎやろ。
ずん
やきうくん、そういうロマンのないこと言うから彼女できないのだ。
やきう
う、うるさいわ!ワイにだって...あ、いや、別に欲しないし。
でぇじょうぶ博士
まあまあ。ちなみにこの時代のアメリカ製ランチボックスは、今ではヴィンテージ品として高値で取引されているでやんす。もし黒柳さんが今も持っていれば、かなりのお宝でやんすよ。
ずん
えっ、じゃあ渥美清って実は投資の天才だったのだ?
でぇじょうぶ博士
それは違うでやんす...というか、そういう計算で買ったわけじゃないでやんすよ。純粋に「お嬢さん」が喜ぶものを買ってあげたかっただけでやんす。
やきう
つまり、損得抜きで人に何かしてあげるって行為が、もう絶滅危惧種ってことやな。現代人には無理や。
ずん
そうか...じゃあボクも誰かに弁当箱買ってあげようかな...いや、でもお金ないのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、お金がないのは渥美さんも同じだったでやんす。大事なのは気持ちでやんすよ。
やきう
気持ちって、一番コスパ悪いやつやん。メルカリで売れへんし。
ずん
待って、これって結局二人は付き合ってたのだ?付き合ってなかったのだ?
でぇじょうぶ博士
記事を見る限り、明確な答えはないでやんすね。ただ、タイトルに「修羅場」とありますが、これは実は渥美さんの別の発言に関するもので、弁当箱のエピソードとは直接関係ないでやんす。メディアの巧妙なタイトル付けでやんすよ。
でぇじょうぶ博士
おそらく初対面時のエピソードでやんすね。記事のタイトルに「ああー、ヤだヤだ!この手の女は本当にイヤだねえ!」という渥美さんの発言がありますから。
やきう
初対面でそんなこと言われたら、普通キレるやろ。
ずん
でもその後「兄ちゃん」って呼ぶ仲になってるから、結局仲良くなったんでしょ?ツンデレなのだ?
でぇじょうぶ博士
まあ、渥美さんは『男はつらいよ』の寅さんのイメージからもわかるように、口は悪いけど心は優しい人だったんでやんすよ。初対面の印象と、後の関係性のギャップが面白いポイントでやんすね。
やきう
つまり第一印象最悪やったのに、結局弁当箱買ってあげる仲になるとか、これもう少女漫画の王道パターンやん。
ずん
じゃあボクも初対面で「ヤな女だ」って言えば、モテるようになるのだ?
でぇじょうぶ博士
...それは違うと思うでやんす。渥美さんには、その発言を帳消しにするだけの人間的魅力があったからでやんす。ずん君の場合、ただの失礼な人で終わるでやんすよ。
ずん
ひどいのだ...でも確かに、70年前の弁当箱の話を今でも覚えてるって、やっぱり特別な関係だったんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
そうでやんすね。恋愛だったかどうかは別として、お互いにとって特別な存在だったことは確かでやんす。渥美さんは1996年に亡くなってますから、この自叙伝は、黒柳さんにとって大切な思い出を形に残す作業でもあったんでやんすよ。
やきう
なんや、急にええ話風にまとめよって。でも、弁当箱一つでここまで語れるって、お前ら暇すぎやろ。
ずん
いやいや、これは深い話なのだ!つまりさ、物の価値って金額じゃなくて、そこに込められた気持ちってことでしょ?...でもやっぱりボクは現金がいいのだ!