ずん
「ねぇねぇ、芸能界のドンって、結局ヤクザと仲良しなのだ?イメージ通り過ぎて逆に新鮮味がないのだ。」
やきう
「当たり前やろ。芸能界なんて昔からヤクザのシノギやったんやで。むしろクリーンな方が怪しいわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに、芸能界と暴力団の関係は戦後から続く構造的な問題でやんすね。ただ、2005年の不動産取引というタイミングが興味深いでやんす。」
かっぱ
「2カ月で転売って、もう完全にアレやん。資金洗浄の匂いがプンプンするで。」
ずん
「資金洗浄...?洗濯機みたいなものなのだ?」
やきう
「お前、マネーロンダリングも知らんのか。汚い金をキレイに見せる手口や。不動産はその定番やで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。不動産取引は価格の妥当性が判断しづらく、複数の取引を挟むことで資金の出所を曖昧にできるでやんすからね。Tony Companyという会社を間に挟んだのも、そういう意図があった可能性が高いでやんす。」
かっぱ
「でも瀧藤氏は1時間も取材に応じたんやろ?やましいことあるなら逃げるやろ普通。」
やきう
「それこそプロの手口やで。堂々と答えることで『隠してませんよ』アピールや。実際は核心部分は煙に巻くんやろな。」
ずん
「じゃあ、この人が育てた谷原章介さんとか篠原涼子さんとかも、ヤクザと関係あるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは短絡的すぎるでやんす。タレント本人が知らないところで、事務所のトップが裏で何をしているかなんて、わからないでやんすよ。むしろ、そういう『汚れ仕事』を知らずに済むように、タレントは表舞台に立たされているとも言えるでやんす。」
かっぱ
「要は、キレイな部分だけ見せて、裏では真っ黒ってことやな。芸能界の常識や。」
やきう
「でもこれ、2005年の話やろ?なんで今頃出てくるんや。文春も出すタイミング考えてるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。おそらく暴力団対策法が強化されて、過去の取引も厳しく見られるようになったからでやんすね。それに、瀧藤氏が文化庁支援の音楽賞の理事を務めているというのも、公的な立場にある人物の『過去』を問題視する文脈があるでやんす。」
ずん
「つまり、昔は許されてたことが、今は許されなくなったってことなのだ?」
やきう
「いや、昔も許されてへんで。ただバレへんかっただけや。今はSNSもあるし、内部告発もしやすいからな。隠し通すのが難しくなったんや。」
かっぱ
「でも結局、この瀧藤って人はどうなるんや?逮捕されるんか?」
でぇじょうぶ博士
「それが難しいところでやんす。2005年の取引で、当時の法律に違反していたかどうかが焦点になるでやんすが、時効の問題もあるでやんす。おそらく刑事責任を問うのは難しく、社会的な批判にとどまる可能性が高いでやんすね。」
やきう
「つまり、実質ノーダメージってことやな。結局、金と権力持ってる奴は逃げ切れるんや。」
かっぱ
「いや、意味はあるで。こういう記事が出ることで、他の芸能事務所も『ヤバい取引』を控えるようになるかもしれんし、少なくとも『監視されてる』って意識は持つやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ジャーナリズムの役割は、必ずしも『犯罪者を逮捕させる』ことではなく、『不透明な関係を明るみに出す』ことにあるでやんす。それによって、業界全体の自浄作用を促すわけでやんすね。」
やきう
「綺麗事やな。結局、文春が売れればそれでええんやろ。」
ずん
「でも、芸能界のドンがヤクザと繋がってるって、みんな薄々知ってたことなのだ。今さら驚く人いるのだ?」
かっぱ
「それが問題なんやで。『みんな知ってる』から『問題ない』にはならんやろ。暗黙の了解で許されてたことが、実は法律違反やったり、倫理的に問題やったりするんや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。社会の『当たり前』は時代と共に変わるでやんす。かつてはパワハラやセクハラも『そういうもの』として許容されていたでやんすが、今は厳しく批判されるでやんすからね。芸能界と暴力団の関係も、同じ流れで見直されているでやんす。」
やきう
「でも結局、この瀧藤って奴は『知らなかった』とか『ビジネスパートナーが勝手にやった』とか言い逃れするんやろ?」
ずん
「あ、そういえば記事に『ビジネスパートナーの素性』って書いてあったのだ。つまり、瀧藤さんじゃなくて、その人が悪いってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「責任転嫁の典型的なパターンでやんすね。でも、取締役という立場にある以上、『知らなかった』では済まされないでやんす。会社法上、取締役には善管注意義務があり、会社の取引を監督する責任があるでやんすからね。」
かっぱ
「でも実際、大企業の取締役なんて名前だけで、実務は知らん奴ばっかりやろ。」
やきう
「せやな。名義貸しみたいなもんや。でもそれが許されるなら、犯罪やり放題やん。『俺は知らん、部下がやった』で全部逃げられるで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。だからこそ、こういう報道が重要なんでやんすよ。法律で裁けなくても、社会的な制裁は加えられるでやんすからね。瀧藤氏が今後も『芸能界のドン』として君臨できるかどうかは、この報道次第でやんす。」
ずん
「でも、周防さんとか川村さんとか、過去のドンたちも似たような話あったのに、みんな普通に活動してたのだ。結局変わらないのだ。」
やきう
「それな。結局、金と権力があれば何やっても許されるんや。芸能界なんてそんなもんやで。」
かっぱ
「いや、でも時代は変わってきてるで。ジャニーズ事務所もあんなことになったし、バーニングも以前ほどの勢いはないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。#MeToo運動以降、芸能界の『聖域』が次々と崩れているでやんすからね。瀧藤氏のケースも、その流れの一環と見るべきでやんす。」
やきう
「でも結局、谷原章介とかのタレントには何の影響もないんやろ?事務所が潰れるわけでもないし。」
ずん
「あ、そっか。タレントさんたちは被害者なのだ。事務所の社長が勝手にやってただけで、タレントさんたちは何も悪くないのだ。」
かっぱ
「でも、そういう『汚い金』で育てられたタレントって、どう思うんやろな。複雑やろな。」
でぇじょうぶ博士
「興味深い論点でやんすね。タレント本人に責任はないとはいえ、自分のキャリアが『黒い取引』の上に成り立っていたと知ったら、どう感じるでやんすかね。まあ、多くの人は『知らなかった』で済ませるでやんすが。」
やきう
「知らんぷりが一番楽やからな。ワイもそうするわ。」
ずん
「でも、ボクが谷原章介さんだったら、『知らなかったのだ!』って言って、さっさと別の事務所に移籍するのだ。そっちの方が安全なのだ。」
かっぱ
「お前、それ一番タチ悪いパターンやん。恩を仇で返すってやつや。」
やきう
「いや、でもそれが正解やで。沈む船からは早めに逃げるべきや。道徳とか義理とか言うてたら、自分が沈むだけや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、芸能界というのはそういう打算的な世界でやんすからね。忠誠心よりも実利が優先されるでやんす。ただ、瀧藤氏のような『ドン』は、そういう裏切りを絶対に許さないでやんすが。」
ずん
「えっ、じゃあ裏切ったら...消されるのだ?」
やきう
「物理的にじゃなくて、芸能界から干されるってことやろ。この業界、横の繋がり強いからな。一度干されたら終わりや。」
かっぱ
「でも最近はYouTubeとかあるし、事務所に頼らんでも活動できるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「理論的にはそうでやんすが、実際にはテレビやCMの仕事を取るには事務所の力が必要でやんす。YouTubeだけで食えるのは一握りでやんすからね。」
ずん
「じゃあ、結局芸能界って『ヤクザとズブズブの業界』ってことでいいのだ?」
やきう
「ズバリそれや。キレイ事並べても、結局金と暴力が支配しとるんや。」
かっぱ
「でも、それを変えようとする動きもあるんやろ?じゃなきゃ、こんな記事出えへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。文春のような週刊誌、ネットメディア、SNSでの告発など、『闇』を暴く手段は増えているでやんす。問題は、それを受けて社会がどう動くか、でやんすね。」
やきう
「でも結局、みんな『へー、そうなんや』で終わるやろ。誰も本気で変えようとせえへんわ。」
ずん
「ボクは芸能界に入らなくてよかったのだ。こんな怖い世界、絶対無理なのだ。安全なサラリーマンが一番なのだ!」