ずん
「非核三原則って、ボクの三日坊主三原則くらい守られてないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、ずんの三日坊主とは比べ物にならないでやんす。非核三原則は『持たず、作らず、持ち込ませず』という日本の国是で、1967年から守られてきた原則でやんす。」
やきう
「国是とか言うてるけど、そもそも法律でも何でもないやんけ。ただの政治的スローガンやろ。」
ずん
「え、じゃあ破っても捕まらないってことなのだ!?ボクの『月曜断食、火曜断食、水曜断食』と同じレベルってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずんは何一つ断食してないでやんす...。まあ確かに法的拘束力はないでやんすが、国際社会への約束として重みがあるでやんす。それを『あらゆる選択肢』とか言い出すのは、まるでダイエット中に『でも焼肉も選択肢のうち』と言い訳するようなもんでやんす。」
やきう
「でもな、周り見てみいや。北朝鮮はミサイルバンバン撃っとるし、中国は軍拡しまくりやし。丸腰で『平和です〜』言うてるだけでええんか?」
ずん
「たしかに...ボクも近所の野良猫に威嚇されて困ってるのだ。こっちが平和主義でも相手が攻撃的だったら意味ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その例えは適切ではないでやんす...。ただ、核抑止論というのは『相互確証破壊』という考え方でやんす。つまり、お互いに核を持つことで、撃ったら自分も終わりだから撃たない、という理屈でやんす。まるでメキシカンスタンドオフみたいなもんでやんす。」
やきう
「せやけど日本にはアメリカの核の傘があるやろ。わざわざ自分で持つ必要あるんか?」
ずん
「核の傘って、雨の日に他人の傘に入れてもらうようなものなのだ?濡れないか心配なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあそういうことでやんす。アメリカが本当に日本のために核報復してくれるかは不確実でやんす。『ロサンゼルスを犠牲にして東京を守るか?』という議論があるでやんす。傘の持ち主が自分の頭しか守らない可能性もあるでやんす。」
やきう
「ほな自前で持った方がええやんけ。なんで今まで持たんかったんや。」
でぇじょうぶ博士
「それは広島と長崎の経験があるからでやんす。唯一の被爆国として、核兵器の悲惨さを知っているでやんす。それに、核を持てば周辺国との関係が悪化するし、NPT(核不拡散条約)からも脱退しなきゃいけないでやんす。国際的孤立は避けられないでやんす。」
ずん
「でも小泉防衛相は『あらゆる選択肢』って言ってるのだ。つまり核武装もありってことなのだ?」
やきう
「言うてることとやることは別やからな。政治家の『検討する』は『やらない』の婉曲表現やで。」
でぇじょうぶ博士
「それは皮肉でやんすね...。ただ、この発言は相当な波紋を呼ぶでやんす。野党は攻め立てるでやんすし、被爆者団体も反発するでやんす。まるで地雷原で縄跳びするようなもんでやんす。」
ずん
「でも実際、日本って核兵器作れるのだ?技術的には可能なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「技術的には可能でやんす。日本には原子力技術があるし、ロケット技術もあるでやんす。やろうと思えば数ヶ月で作れるという専門家もいるでやんす。ただし、国際的非難と経済制裁は覚悟しなきゃいけないでやんす。まるで全裸で国会議事堂に突入するようなもんでやんす。」
やきう
「数ヶ月で作れるんやったら、『潜在的核保有国』として抑止力になっとるんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。実際、日本の『核武装能力』は一種の抑止力になってるという見方もあるでやんす。『やろうと思えばできる』という状態自体が、カードになってるでやんす。」
ずん
「じゃあわざわざ持つ必要ないのだ!今のままでいいのだ!」
やきう
「甘いな。『やろうと思えばできる』と『実際に持ってる』は全然違うで。脅しが効くのは後者だけや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。核抑止というのは『持っている』ことに意味があるでやんす。『持てる』だけでは不十分でやんす。まるで『モテる男』と『実際に彼女がいる男』の違いみたいなもんでやんす。おいらには関係ない話でやんすけどね。」
ずん
「博士...その例えは悲しすぎるのだ...。」
やきう
「で、結局どうなるんや。日本は核持つんか持たんのか。」
でぇじょうぶ博士
「現実的には持たないでやんす。経済的にも政治的にも代償が大きすぎるでやんす。それに、核武装したところで周辺国も核武装を加速させるだけで、結局は軍拡競争になるでやんす。まるでチキンレースでやんす。」
ずん
「じゃあ今回の発言は何だったのだ?ただの失言なのだ?」
やきう
「失言というか、政治的メッセージやろな。『日本も黙ってへんで』っちゅうアピールや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。特に北朝鮮や中国に対して、『日本だって選択肢はあるんだぞ』という牽制でやんす。ただし、国内外の反発を考えると、ハイリスク・ローリターンでやんす。まるでロシアンルーレットで商談するようなもんでやんす。」
ずん
「でも『あらゆる選択肢』って曖昧すぎるのだ。核武装以外にも選択肢あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「もちろんでやんす。例えば、ミサイル防衛システムの強化、敵基地攻撃能力の保有、日米同盟の深化、多国間安全保障の構築などでやんす。核武装は最も極端な選択肢でやんす。」
やきう
「せやけど、一番インパクトあるんは核やろ。他の選択肢なんて地味すぎて誰も注目せえへんわ。」
ずん
「たしかに...『ミサイル防衛強化します』より『核武装検討します』の方が100倍バズるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題でやんす。センセーショナルな発言ほど注目されるでやんすが、実際の安全保障政策は地道な積み重ねでやんす。まるで、派手なダンスより基礎練習が大事なのと同じでやんす。」
やきう
「でも基礎練習なんて誰も見いへんやろ。政治家は注目されてナンボやからな。」
ずん
「じゃあ結局、今回の発言は炎上商法みたいなものなのだ?注目集めるためのパフォーマンスなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、そういう側面もあるでやんす。ただし、防衛相という立場で言うべきことではなかったでやんす。まるで消防署長が『放火も選択肢のうち』と言うようなもんでやんす。」
やきう
「ほんまアホやな。これで支持率下がったらどないすんねん。」
ずん
「でも考えてみれば、非核三原則って結局『理想』なのだ。現実には『持ち込ませず』は怪しいって昔から言われてるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。実際、冷戦時代にはアメリカの艦船が核兵器を搭載したまま日本に寄港していた疑惑があるでやんす。『非核三原則』は建前で、実態は『非核2.5原則』だったという皮肉もあるでやんす。」
やきう
「ほな最初から守られてへんやんけ。今更変更もクソもないわ。」
ずん
「じゃあボクの『早寝早起き三原則』と同じで、最初から形骸化してたのだ!安心したのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんの生活習慣と国家の安全保障を同列に語るのはやめるでやんす...。ただ、原則と現実のギャップは確かに存在するでやんす。だからこそ、今回の発言が問題なのでやんす。曖昧なままにしておくべきことを、わざわざ明言しちゃったでやんす。」
やきう
「暗黙の了解を破ったわけやな。空気読めへんヤツや。」
ずん
「でもさ、これからどうなるのだ?本当に非核三原則って変わっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「短期的には変わらないでやんす。国民の反発が強すぎるでやんす。ただし、長期的には分からないでやんす。安全保障環境が悪化すれば、世論も変わるかもしれないでやんす。まるでゆでガエルのように、じわじわと変化していくでやんす。」
やきう
「結局、今回の発言は『変化の予兆』ってことか。今後の布石や。」
ずん
「布石...つまり、ボクたちはゆっくりと核武装に向かって歩いてるってことなのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「断言はできないでやんすが、可能性はゼロではないでやんす。ただし、それには多くのハードルがあるでやんす。憲法改正、国際条約の脱退、国民投票、経済制裁への対応...まるで富士山を素足で登るようなもんでやんす。」
やきう
「でもトランプが大統領になったり、イギリスがEU離脱したりする時代やからな。『ありえない』なんてもう言えへんで。」
ずん
「怖いのだ...ボクは平和に暮らしたいだけなのだ...核兵器なんていらないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「その気持ちは多くの国民が共有してるでやんす。だからこそ、今回の発言には批判が集まるでやんす。防衛相の仕事は国を守ることでやんすが、核武装は守る手段として適切かどうか、慎重に議論すべきでやんす。」
やきう
「議論って言うても、結局は感情論になるんやろ。『核は悪』『いや抑止力だ』の水掛け論や。」
ずん
「じゃあ結論なんて出ないってことなのだ?永遠に議論し続けるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、そういう問題でやんす。安全保障には正解がないでやんす。どの選択肢にもリスクがあるでやんす。核を持てば軍拡競争、持たなければ抑止力不足。まるでトロッコ問題みたいなもんでやんす。」
やきう
「ほな政治家は楽な仕事やな。どっちに転んでも批判されるんやから、適当に言うとけばええわ。」
ずん
「でもボク思うのだけど、核兵器って結局使えないものなのだ。使ったら人類終わるのだ。だったら持つ意味あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが核のパラドックスでやんす。使えないからこそ抑止力になるでやんす。使える兵器は実際に使われるでやんすが、使えない兵器は脅しにしかならないでやんす。まるで、絶対に撃てない拳銃を突きつけているようなもんでやんす。」
やきう
「でもバレたら終わりやな。『どうせ撃てへんやろ』って思われたら意味ないし。」
でぇじょうぶ博士
「ある意味そうでやんす。ただし、そのハッタリが効いている間は平和が保たれるでやんす。問題は、ハッタリが効かなくなった時でやんす。その時、本当に撃つのか、それとも譲歩するのか。究極の選択でやんす。」
やきう
「ロシアのプーチンとか、普通に核使うぞって脅してるやんけ。あれハッタリちゃうやろ。」
ずん
「怖すぎるのだ...やっぱり核兵器なんてない方がいいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「理想はそうでやんす。でも現実には、既に何千発もの核兵器が存在するでやんす。それを全部なくすのは、海に溶けた塩を集めるようなもんでやんす。不可能ではないでやんすが、気が遠くなるほど困難でやんす。」
ずん
「夢物語...じゃあボクたちはずっと核の脅威と共に生きていくのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、当面はそうでやんす。ただし、核戦争のリスクを減らす努力は続けるべきでやんす。軍縮交渉、信頼醸成措置、危機管理メカニズムの構築...地道でやんすが、それしかないでやんす。」
やきう
「地道って...政治家が一番嫌いなやつやん。」
ずん
「じゃあやっぱり無理ってことなのだ!人類は核で滅ぶ運命なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そんなに悲観的にならなくてもいいでやんす。冷戦時代よりは核戦争のリスクは減ってるでやんす。完全にゼロにはできないでやんすが、管理はできるでやんす。まるで、糖尿病と付き合うようなもんでやんす。」
ずん
「結局、今回の小泉防衛相の発言って何だったのだ?日本の未来を変えるものだったのだ?それともただの失言なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく両方でやんす。失言としては軽率でやんすが、日本の安全保障政策の変化の兆候とも取れるでやんす。今後、同様の発言が増えれば、それは世論の変化を反映してるでやんす。逆に、この発言で批判が集中すれば、非核三原則の重要性が再認識されるでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちがしっかり声を上げないとダメってことなのだ!...でもボク、政治とかよく分からないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それでいいでやんす。完璧に理解する必要はないでやんす。大事なのは、関心を持ち続けることでやんす。無関心こそが最大の敵でやんす。」
やきう
「でも関心持ったところで、一般市民に何ができるんや。」
ずん
「そうなのだ!ボクが核兵器反対って叫んだところで、何も変わらないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「一人では変わらないでやんすが、みんなが声を上げれば変わるでやんす。民主主義ってそういうもんでやんす。まるで、一滴の雨は意味がないでやんすが、集まれば洪水になるようなもんでやんす。」
やきう
「キレイ事やな。実際は組織票と金で決まるんやで。」
ずん
「やっぱり無理なのだ...ボクは諦めて、美味しいもの食べて寝るのだ...」
でぇじょうぶ博士
「...それがずんの『あらゆる選択肢』の結論でやんすか。なんとも平和でやんすね。」
ずん
「だってボク、非核三原則より『非活三原則(働かず、努力せず、責任取らず)』の方が大事なのだ!これこそボクの生き方なのだ!」