ずん
「2年も裁判してたってマジなのだ?しかも自腹で490万請求されて勝ったって、これもう現代の拷問なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。スラップ訴訟の典型例でやんすね。『SNSで4ヶ月で40名採用』と誇大表示した経営者が、それを指摘されて逆ギレ提訴したという構図でやんす。」
やきう
「草。しかもその40人採用が実は別会社の話で、その別会社ですら実数は半分程度やったんやろ?訴える前に自分の嘘バレバレやんけ。」
ずん
「えっ、じゃあ最初から負け確定じゃないのだ?なんで訴えたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「恐らく相手がビビって引くと思ったんでやんすよ。典型的な恫喝戦術でやんす。でも今回の被告は徹底抗戦を選んだでやんす。」
かっぱ
「2年間も自費で裁判続けるとか、しんどすぎやろ。ワイやったら3日で白旗や。精神的にも金銭的にもボロボロやで。」
ずん
「490万円って、ボクの年収より高いのだ...!こんなの訴えられたら人生終わるのだ。」
やきう
「しかもな、第一審で『採用実績が実際の約2倍の誇大表示』って認定されとるんや。裁判所が公式に『お前嘘つきやん』って言うたようなもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「面白いのは第二審でやんす。真実性ではなく真実相当性で勝訴したでやんす。つまり『被告が嘘だと信じたことに合理的理由がある』という判断でやんすね。」
ずん
「難しすぎて頭痛いのだ。つまりどういうことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えば、第一審は『本当に嘘ついてた』、第二審は『嘘ついてると思われても仕方ない投稿してた』という理由で原告が負けたでやんす。どっちにしろ完敗でやんすね。」
かっぱ
「訴えなきゃとっくに忘れられてたのに、わざわざ裁判起こして『ワイは嘘つきです』って全国に宣伝したようなもんやな。アホすぎるわ。」
やきう
「代理人もようこんなん引き受けたな。勝てる見込みゼロやのに。まあ弁護士も商売やから仕方ないんか。」
ずん
「でもさ、これってつまり『SNSで嘘ついてる経営者を指摘したら訴えられる』ってことなのだ?怖すぎるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「だからこそスラップ訴訟は問題なんでやんす。一般人には裁判の時間も金もないでやんすからね。泣き寝入りさせるのが目的でやんす。」
かっぱ
「今回は勝ったからええけど、弁護士費用とか時間のコストとか考えたら、実質的には負けみたいなもんやろ。2年間も人生削られてんねんから。」
やきう
「しかも政府は開示請求を容易にしとるからな。こういう悪質な訴訟が増えるだけや。一般人は黙っとけってことやで。」
ずん
「じゃあボクはもうSNSで何も言わないのだ。リスク高すぎるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが狙いでやんす。批判を封じ込めて、誇大広告やり放題の世界を作りたいんでやんすよ。でも今回の判決は重要な前例になったでやんす。」
かっぱ
「noteで判決文まで公開しとるんやな。これは他の人の参考にもなるわ。しかもカンパ募集しとるし、妥当やと思うで。」
やきう
「原告は判決後に問題のポスト削除して、被告をブロックしとるんやろ?ダサすぎて草も生えんわ。」
ずん
「結局、嘘ついて、訴えて、負けて、逃げたってことなのだ?これもう伝説になるレベルなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。しかも『4ヶ月で採用40名』という数字自体が誇大だったことが裁判で明らかになったでやんすからね。自爆でやんす。」
かっぱ
「ほんまに何がしたかったんやろな。黙っとけば誰も覚えてへんかったのに、わざわざ裁判起こして全国に恥晒すとか、Mなんか?」
やきう
「これからは『もんぐち社長』で検索したら、この裁判の話がずっと出てくるんやで。デジタルタトゥーってレベルやないわ。」
ずん
「もしかして、これって最高の自爆芸なのでは...?490万円払って全国に『ワイは嘘つきです』って宣伝するとか、芸人でもやらないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、ある意味では公益に貢献したとも言えるでやんすね。『誇大広告したら裁判で負ける』という前例を作ったわけでやんすから。」
かっぱ
「被告はよう頑張ったわ。2年間も戦い続けるとか、並大抵の精神力やないで。普通は途中で心折れるわ。」
やきう
「でも結局、こういうのって金持ちの方が有利やんな。一般人は裁判費用出せへんから泣き寝入りや。今回はたまたま勝てただけや。」
ずん
「じゃあボクみたいな庶民は、SNSで経営者の嘘を指摘しちゃダメってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、逆でやんす。今回の判決は『客観的データに基づく正当な疑問は公益に資する』と認めたでやんすよ。つまり、ちゃんと根拠があれば指摘していいってことでやんす。」
かっぱ
「まあでも現実問題、裁判のリスク考えたら黙る人が多いやろな。これがスラップ訴訟の怖いとこや。」